ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 巨大巣の生掘り:極秘情報。。。 』

2013-08-20 22:30:48 | 日記

             


余り感心しないが盆過ぎの飼い蜂生掘りは難しい!!!
その多くは巨大化し飼い蜂には不適になるからである!!!
その訳は、
1、コロニーが巨大化すると当然の事ながらコロニーの巣事態の自重自体が重くなる。 仮に巧く掘り上げ、活けたとしてもその間の輸送条件で自重による座屈を起こしてしまう事が儘ある!
 簡単に言うなら巣の重みによる下方巣盤の潰れだ!!!
 ガタガタ道を何の工夫もせず骨箱をフロアーに置いていると、先ず、間違いなく下部の巣盤が座屈、潰れる。 潰れた巣盤は腐敗が始まりもう取り返しがつかない!!!
 老い耄れ爺の場合、巨大巣でなくても遠方からの輸送には骨箱毎風呂敷に包み手持ちする気使いをする、
2、巨大巣の場合、ワヤが壊れると攻撃蜂が噴き出る。これを、略、完璧に回収するのは至難の業だ! 手立てがない訳ではない!!!
 先ずは、ワヤを壊さない異様に掘り上げること。 が、中々そうはいかない!!!
 壊れると10中8~9働き蜂が噴き出し暴徒化する。 怒り狂った攻撃蜂は、間違いなく猛攻を加える。
 気の弱い御仁は、投げ出したくなる。 これが「キイジス(キオビ)」ともなると手に負えない!!!
3、コロニーにダメージを加える事によって働き蜂の損失が生ずる。コロニーを壊した上に戦力である働き蜂を失うと当然の事ながらコロニーのバランスが壊れコロニーはいずれにせよ衰退を迎 える。これが破滅にならないまでもコロニーの不調に繋がっていく・・・

実は、こういう事を百も承知で、先日、孫娘と見付けた巨大巣を掘り上げた。
若い巣を頭の黒い蜂狂に喰われない為の策!!!
老い耄れ爺の場合、飼い蜂に手を付ける事は、先ず、ない!!! 女王蜂捕獲か、自然放蜂をさせている!!!

で、生掘りで撮った手段は、
1、最初に噴き出る超強烈攻撃蜂をペットボトルで捕獲、生掘りしている間休んで居て貰い、後発組を刺激させないようにする手段を講ずる!!!この作業は至って簡単で、掘り出す直前、巣穴に ペットボトルを被せ、地面をトントンさせると鼻端の強い御仁は、この中に溜まるという訳である。 堀上げた後、ペットボトルのキャップを外し巣盤に被せると鼻端の強いコイツ等、面白 いように巣盤に着いて行く・・・
2、ワヤを壊さないように細心の注意を払う!!! 鋏は、少々高いが、歯渡り:5~6寸の大久保挟を使うと壊れる確率が少なくなる!!!
3、万が一ワヤが壊れ、攻撃蜂が噴き出た場合、取り出した巣盤の大穴から溜まり出している働き蜂をカイ出し(追い出し)、早技で風呂敷を挽き付けると巣盤の匂いを遮断!、巣盤に比較的迅速に付かせる事が出来る・・・
これ等は巨大巣生掘りの極秘ノウハウで、生掘りの必殺技とも言えよう!!!

一昨日の超巨大巣は、決死の構えでこの必殺技を使い完璧に収めた。ワヤが、やや壊れ、物凄い攻撃蜂が噴き出たが、略、完璧に回収できた。
防護服や腕足等に喰いついた攻撃蜂は、タモで捕獲し、ペットボトルに移しながら遣ると、強烈攻撃蜂の拡大攻撃を受けずに済ます事が出来る。

何れにしても、巨大巣の生掘りは防護服を着ていても危険を伴うので、素人の蜂狂さんには、お薦め出来ない!!!
暴徒化した攻撃蜂が空恐ろしく感じる時すらある。
コイツ等に出会うと、防護服に攻撃フェロモンが付着し、容易いコロニーでも攻撃蜂が興奮し暴徒化するから恐ろしい!!! 防護服に着いた残存攻撃フェロモンの仕業だろう!!!
今年、「キイジス」でこの現象に遭い、少々、悲壮な思いをした!
暴徒化の原因は、堀上げる際、巣盤の在り処に強烈な強振動や刺激を与えた場合起き易い!!!
なお、このような攻撃にあった場合、防護服は水で曝すか?虫除けスプレー等で攻撃フェロモンを消去させる事をお勧めする・・・ 
このフェロモンはかなり長期間残存するようだ!!!

今日、「美濃屋のブログ」に超巨大巣の生掘り詳記が記されているので、参考にされるといいだろう・・・ 中々遣るなァ~~~!!!
更なる詳細を知りたい方は、爺の所まで電話等されたし! 
コメント
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