名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

冬のモードに切り替わらない

2010年11月15日 | セカンドルーム

 

昨夜は月が煌々と山を照らし、星は満天で輝いていた。
黄砂も去って、初冬のきれいな夜空が戻ってきた。
今日は一転して、小雨が降っているが、風がないので寒さは余り感じない。
先週は氷が張ったり小雪が舞って、いよいよ来たかと身構えたが、その後は穏やかな日が続いている。
緊張と弛緩の繰り返しで、体が寒さに慣れないし、冬にもなじんでいかないので、体調管理が難しい。
冠雪した山を見たり、冷たい北風に触れて、心身ともに冬モードに切り替わり、雪山へのモチベーションも高まっていく。
この時期は、冬山に備えて足腰を鍛えたり、装備のテストを兼ねて、近くの山でトレッキングをしているが、まだ耐寒訓練にはならない。
一頃は、薄着や部屋の温度を下げるなど、やせ我慢をして鍛えていたが、いったん心地良くしてしまうと、暑さ寒さに耐えられなくなってしまう。
先日も、乗鞍の2.000mの稜線に立ったが、それほどの寒さを感じなかったのは、中間に着ていたライトダウンの保温効果が大きかった。
新素材のアンダーウエアも試してみたが、速乾性の向上で汗の不快感も無かったし、冷たさも感じなかった。
優れた登山装備で、体力の衰えや寒さをカバーしているが、心身共に鍛え直さないと冬山に行けないと思ったりしている。

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平湯峠から乗鞍スカイラインへ

2010年11月14日 | セカンドルーム

 

飛騨地方の標高の高い峠は、積雪や凍結のために、次々と閉鎖されていく。
県道平湯峠線や乗鞍スカイラインも、来年の5月中旬まで通れない。
間もなく山スキーヤーが、輝山や乗鞍連峰の斜面やパウダースノーを求めてやってくる。
紅葉も終わり、雪の少ないこの時期に訪れる人はいないが、冬枯れの峠道は静かで味わい深かった。
初冬の山は予想外に暖かく、眼下の高山盆地は終日もやに霞んでいた。
上空を流れる黄砂のせいか、周囲の山々も墨絵のように穏やかで、いつもの厳しさはなかった。
冬枯れの、スノートレッキング風景をご覧ください。

 

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乗鞍スカイライントレッキング

2010年11月13日 | セカンドルーム

平湯峠から乗鞍スカイラインをトレッキングしてきた。
高曇りの空に黄砂が流れ、景色が霞んで見えたのがちょっと残念!
冬季閉鎖中の峠までは雪は無かったが、夫婦松を過ぎた辺りから雪が深くなった。
登るに従って展望も開け、北アルプスの雪山が眼前に聳え、迫力のある姿を見せてくれた。風が無く標高2000メートルの雪の上に居ても寒くはなかった。
いま麓に下りてきて、これから温泉です。
15時50分 携帯で投稿

 

  http://www.youtube.com/watch?v=VAS1a5Whlmk&list=ULIauGWP4mHvw&playnext=1

 

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居間の冬支度

2010年11月12日 | セカンドルーム

 

冷たい雨も午前中には上がった。


青空が戻ってきたが、日ごろの鮮やかさはなく、くすんでいる。
飛騨の山地にも黄砂が流れてくるのだろうか。

暖かい寝床から離れたくない季節になったが、ここ数日は朝目覚めた時に布団の中が寒いので、そのまま起き出してしまう。
板の間に布団を敷いて寝ているが、床下の寒気が敷布団を通して、入り込んでくるようになった。


古い民家のこの部屋は、むかし仕事部屋に使っていたようで、床は栗の木の一枚板だけ、天井は2階の床を兼ねたシンプルな作りである。
1枚板は伸縮するので隙間が多く、断熱性も低いので外気が直接伝わり、触ると氷のように冷たい。


隣の部屋との仕切りは障子戸と板戸で、これも通気性が良すぎる。
今まで、冬を越すにあたって、寝室を他の座敷に移したり、すき間に目張りをして防寒対策を施してきたが、今使っている部屋が明るくて使い易いので、ここに落ち着いた。
今月中は、このままで過ごすつもりでいたが、耐寒訓練で風邪でも引いたら笑い話にもならないので、今日は床にホットカーペットを敷いた。


まだ電気は入れないが、板1枚に比べればこれだけで十分暖かい筈だ。

玄関との境の障子戸は、隙間をウレタンフォームで塞ぎ、カーテンを吊った。
これで寒さで飛び起きることはなくなるが、暖かい寝床にいつまでも居座るかもしれない。

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おじいさんが、おじいさんを誘って山仕事

2010年11月11日 | セカンドルーム

 

早朝は霧が立ち込めていたが、日が昇り始めると、またたく間に消えて青空が戻ってきた。

ここ数日の寒さは影を潜め、久しぶりの小春日和となった。


今日は近所のおじいさんの持ち山で、ナラの木を切らせてもらった。


南向きの日当たりの良い山に育つナラは、きのこ栽培に適しているので、毎年お願いしている。

93才になるおじいさんは、春先に脳梗塞で入院していたが、今は回復して軽作業なら出来るようになった。
山里暮らしのお師匠さんの一人で、野良仕事や山仕事を一から教わった。
今は仕事をやめて、家の近くの畑で野菜を作り、老夫婦で暮らしている。
家に閉じこもることが多くなったので、天気の良い日は誘い出して、手伝って貰ったりしている。


丸太の運搬は無理でも、小枝の始末程度なら手際よくやってもらえる。
山ぎわには小さな田畑があって、数年前までは2キロほどの道のりを通って、米や野菜を作っていた。


当時の作業小屋は残っているが、もう使える状態ではない。
農繁期にはここに泊り込んで農作業をし、秋の刈り入れの頃は、焚き火をしたり空き缶を叩いて動物の侵入を防いでいた。
ずいぶん昔のように思うが、つい最近までこんなスタイルの米作りが行われていた。
この周辺には、猫の額ほどの廃田が、あちこちに残っていたが、苦労の跡は次々と自然に還っていく。

 

 

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今日も山仕事

2010年11月10日 | セカンドルーム

 

昨夜降った雪が、裏山に薄っすらと残っていた。

今日も時々雲間から青空が覗いたかと思う間もなく、灰色の雲に覆われ、氷雨が降ったり止んだりしている。
そんな繰り返しの肌寒い一日となったが、高い山は雪が降っていることだろう。
昨日、裏山で伐採して玉切りしておいた丸太を、下まで運んだ。
人力で運ぶので、太い丸太は1メートル、細いのは1.5メートルと、担げる重さに切り分けている。


1本ずつ運ぶのは効率も悪いし時間も掛かるが、傾斜が急で足場も悪く、体力的にも両肩で担ぐことはもう出来ない。


午前中で、作業場の前に丸太を積み上げて、今日の仕事を終えた。
向かいの山では、早朝から日暮れまで、チェンソーのエンジン音が途切れることはなかった。
いくら大金を積まれても、これだけは真似が出来ない。

 

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山仕事とロコモティブシンドローム

2010年11月09日 | セカンドルーム

 

今朝は北西の風が強く、風に乗った枯れ葉が、鉛色の空を小鳥のように舞い、吹き抜ける風が尾根で唸っていた。

すでに綿毛になったススキの穂が、風花に混じって飛んでいく。
今日の山里は、晩秋というよりは初冬の風景だった。

            
向かいの山の作業に刺激されたわけではないが、裏山で伐採作業をした。
風が強く、倒す方向を決めるのが難しかったが、杉は狙い通りの方向に切ることが出来た。

来年は杉花粉が大量に飛散するといわれているが、枝には実をいっぱい付けていた。

楢は狙いが外れて、隣の木に引っ掛かってしまった。
こうなると結構厄介で、元から少しずつ切りながら、手ごろな長さにして引き下ろすしかない。


弓なりに張っている木を上から切っていくと、途中で鋸歯が絞めつけられて動かなくなったり、切れた瞬間に反発で木が跳ね上がって怪我をすることがある。
慣れた人は、枝ぶりや風の向きなどを読みながら、倒したい方向に受け口を切って、手際よく切っていく。
教わった通りにやっていても、木や森の状態が違うので、度々失敗して怖いおもいや、余分な作業を強いられてしまう。

幹は下へ運べる長さに玉きりをし、小枝だけを運んで今日の作業を終えた。

午後は公民館の「ひざ腰元気教室」へ行ってきた。
いつものメニューに加えて、「ロコモティブシンドローム」についてのレクチャーがあった。
ロコモ・・・は、はじめて聞く言葉であったが、運動器の障害のため、要介護になったり、要介護になる危険の高い状態を言うとのことだ。
ロコチェックで、以下の項目のうち一つでも当てはまれば、ロコの心配があるといわれた。
 1.片足立ちで靴下がはけない
 2.家の中でつまずいたり滑ったりする
 3.階段を上るのに手すりが必要である
 4.横断歩道を青信号で渡りきれない
 5.15分くらい続けて歩けない
一つ二つは思い当たるので、すでにロコ予備軍になっているのかも知れない。
ロコモティブシンドロームにならないための、ロコトレーニングを教わった。
一つは、「開眼片足立ち」で、左右1分間ずつ、1日3回行う。
もう一つはスクワットで、体調や体力に応じた方法で行う。
いずれも机などを支えにして、無理をしないで続ければ、効果があるとのことだ。
良いことは分かっていても、実行と継続出来ないことが問題である。

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ナラ枯れ病

2010年11月08日 | セカンドルーム

 

向かいの山の斜面から、チェンソーのエンジン音が盛んに響いてくる。
椎茸の原木栽培用「ほだ木」の伐採で、毎年秋が深まると行われる。
紅葉が終り、木が冬眠に入って水を吸い上げなくなった頃が、伐採の適期だと言われている。

椎茸栽培は、直径が10センチ前後のナラの木が適しているので、1mほどに切り揃えられて業者へ出荷される。

            

薪炭や原木の需要が盛んであった頃は、20~30年周期で森が再生されが、今は山に入って仕事をする人は少なくなってしまった。
その一方で、ナラ枯れ病の被害が拡大し、既に都道府県の半数以上で発生が報告されている。
異常気象や害虫のキクイ虫の大量発生が原因といわれているが、山に人手が入らなくなったのが拡大の要因となっている。
キクイ虫は、高樹齢の大径木に繁殖するので、放置された山が、害虫繁殖の温床になっている。
薬剤の散布や枯れ木の焼却なども効果は薄く、今後とも被害は拡大すると専門家は言っている。
紅葉の時期でないのに、ナラの葉が枯れていく姿は無残だし、熊の餌になるドングリも無くなってしまう。
森の再生がナラ枯れ病の拡大を防ぐ最善の道と思うが、険しい山に分け入って危険な作業を好んでする人は少ない。

 

 

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六方山の紅葉

2010年11月07日 | セカンドルーム

             
昨日登った六方山(1.403m)は、乗鞍岳から西に伸びる広大な山域の一角に聳える分水嶺の山である。
紅葉が美しく、雪山も比較的登りやすいので、秋と冬には度々訪れている。
山頂から6つの方向に尾根が延びているため、林業や炭焼きが盛んであった頃は、どの尾根をたどっても登れる山として、六方山と名づけられた。
今回は「あさひの森」の登山口から登って、「カクレハ高原」へ下るルートを取った。
快晴無風の行楽日和で、土曜日ということもあり、山は人が多いだろうと思って、日ごろは連れて行く登山犬?ユキは、家で留守番をすることにして一人で出かけた。
予想に反して、登山者には一人も会うこともなく、静かな登山が楽しめたが、楢の木には新しい熊棚や爪痕が生々しく残っていたので、連れて来れば心強かったと後悔した。
紅葉は少し盛りを過ぎていたが、錦を織りなす山は、なまめかしい美しさで迎えてくれた
赤や黄色のじゅうたんが敷き詰められた登山道は、ふかふかで腰や膝にも優しかった。
葉を落とした樹間からは、穂高や乗鞍岳、御岳などが純白の姿で聳えていた。
陽だまりを見つけて、コンビニお握りとカップラーメンの昼食を食べ、食後の熱いコーヒーとデザートのクッキーは、三ツ星レストラン並みの味わいだった。
自然石のテーブルに朴の葉のクロスを敷き、紅葉と白銀の峰を眺めながらの食事は、「林間暖酒焼紅葉」の白楽天の気分になれた。
盛りを過ぎた紅葉は、どことなくなまめかしくて、妖艶な美女が棲む天生峠を思い出した。
邂逅の山は、さまざまな思いをかき立ててくれる。   六方山の紅葉をご覧ください。
 

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六方山登山

2010年11月06日 | セカンドルーム
高山市岩井町と朝日の町ざかいにある六方山に登ってきた。
好天に恵まれ、雪化粧をした山や紅葉が紺碧の空に映え、この秋最後の晴れ姿を見せてくれた。
上の方は盛りを過ぎていたが、桂の木は甘い香りをはなち、森の木々は競って華やいでいた。
これから麓へ下り、温泉に入って帰ります。
15時 携帯で投稿
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落ち葉の季節

2010年11月05日 | セカンドルーム

 
ここ数日は冷え込みが強いので、風が無いのに木の葉が盛んに落ちる。
樹種や樹齢によって落ちる時期が違うが、今は楢や朴、山桜の葉が盛んに落ちる。
栗や桐の葉は、枯れたまま翌年の芽吹きの時期まで付いていることもある。

柿の葉は赤く色づいて散るのと、緑のままで落ちるのとさまざまだ。


強い風が吹くと、一挙に大量の葉が散って、どこもかしこも落ち葉のじゅうたんが敷き詰められる。
散歩をしていても、足元で落ち葉がカサカサと鳴り、感触も軟らかいので、歩くのが楽しくなる。


朴の木の大きな葉が落ちてしまうと、あたりが明るくなって、空も広くなる。


イチョウは、全体が黄色く色づくのを待って、いっせいに散っていく。

落ち葉かきが出来るほど生易しい量ではないので、玄関周りを掃く程度で済ませている。
落ち葉は虫たちのしとねにり、一冬越せば腐葉土になって自然に帰っていく。
都会の落ち葉は始末が大変だが、山里では隣の家から舞い込んできた落ち葉を気にする人はいない。
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山里の霜と朝霧

2010年11月04日 | セカンドルーム

          
今朝は放射冷却の影響で、朝霧が立ち込め、まわりは霜で白くなっていた。
          
ユキの水にも氷が張り、まだ寒さに慣れないせいか、伸びをする姿に勢いがない。
霜月の名の通り、秋が深まると朝霧の日が多くなる。
そんな日は少々寒いが、じっと待っていれば太陽が顔を出し、霧が晴れて青空が広がっていく。
          
霜や水溜りの氷も消えて、晩秋の景色が戻ってくる。
 乗鞍岳

 穂高岳

昨日は見ることが出来なかった乗鞍や穂高連峰が、快晴の空に雪化粧をして浮かんでいた。
雪のラインは未だ高いが、日を追って麓に近づいてくる。

話は変わるが、体内時計は未だ夏のままのようで、朝5時頃には目が覚めてしまう。
夏は目が覚めればそのまま起きるが、今は外は真っ暗で、起きてもやる事がない。
2度寝もなかなか出来ないので、テレビを見ながら今日やる事の段取りなどを考えている。
指を折りながら5個以上の仕事を数えると、半分以上は出来なかったり忘れてしまうので、せいぜい1~2程度にしている。

まわりが少し明るくなる6時頃に起きて、30分~1時間ほど犬を連れて散歩をする。
その日にやる仕事は、家事以外に今の時期は薪作りや運搬、裏山の伐採や枝打ち、来春のエンドウやタマネギの植え付け、収穫の終わったホダ木の天地返しなど、雪の積もる前にしなければならない事は多い。
いずれもお天気しだいで、これからは外の仕事が出来ない日が多くなる。
天気の良い日は山にも登りたくなるし、本業の木工も放っておけないので、世間並みのあわただしさを感じてしまう。
都会では、店頭に並ぶお歳暮やおせち料理の予約セールで暦の残りを感じてあせるが、山里では、雪のラインの位置でそれを感じる。

 

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雪の平湯温泉

2010年11月03日 | セカンドルーム

 
今朝もすっきりしない天気で、時々雲の切れ間から一瞬陽が差して山の一部を照らすが、すぐに隠れてしまう。
天気予報では、午後から回復するとのことで、紅葉見物がてら平湯温泉に行くことにした。
旧道を通って、紅葉が見ごろの平湯峠越えで行くつもりでいたが、既に冬季閉鎖になっていた。

やむなく国道を走ったが、平湯トンネルに差しかかるあたりから雪が降り出した。
気温も氷点下で、ノーマルタイヤの峠道は、ちょっと緊張した。


このあたりは紅葉の名所で、青空に映える紅葉を期待していたが、墨絵のような風景だった。
それでも、赤や黄色に染められた木々と、白い雪のコントラストは美しかった。

小雪の舞う露天風呂につかり、薄化粧をした山と紅葉を眺めて、身も心もとろける様な気分になってしまった。
入浴後、少し晴れ間も見えてきたので、安房峠の紅葉を見ようと途中まで行ったが、ここも積雪で閉鎖されていた。


安房トンネルを越えて、信州側から行こうと、ここでUターンした。


中の湯温泉への道は雪もなく、紅葉のトンネルを楽しんだ。


温泉を過ぎたあたりから雪が深くなり、焼岳登山口のところで道路が閉鎖されていた。


峠まで歩くには時間が遅いし、装備もしていなかったので、ここで引き返すことにした。


帰途立ち寄った平湯大滝は、人も少なく荒涼とした風景であったが、尾根の樹氷が美しかった。


思わぬ雪に見舞われたが、紅葉と雪と温泉が楽しめ、なんだか得をしたような半日だった。
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ひざ腰元気教室

2010年11月02日 | セカンドルーム
  
毎週火曜日は、公民館で行われる「ひざ腰元気教室」に通っている。
看護師さんの問診と、体温、血圧、脈拍などを測定した後に体操をして、専門の講師の話を聞くというプログラムである。
今日は「歯の健康」がテーマで、歯周病の予防法や入歯との付き合い方、口腔内のそうじ法などを、歯科衛生士が模型やパネルを使ってわかり易く説明してくれた。
顔面や口腔内の体操法も習ったが、これによって誤嚥を防ぎ、かむ機能、飲み込む機能を強化し、話すこと、笑うことがし易くなるという。
それに加えて、頬のたるみや、口の周りの皺も防げるとの話だが、80過ぎのおばあさんが、もう少し早く教わればよかったと悔やんでいた。
その他心がけることとして
 ・あごを引いて食べる。 誤嚥が防げる
 ・食後2時間は寝転ばない。 胃や食道から逆流しない
 ・おしゃべりを大切に。 唇、頬、喉などの運動になる
 ・歌を歌う。早口言葉を言う。 口やその周りの運動になる
 ・集中して食べる。 噛み応えのあるものを良く噛んで食べる
など等を教わった。
体操は少し軽めで物足りないが、レクチャーは「水分の取り方」、「認知症にならないために」、「膝や腰を守る筋力強化」など、その都度タイムリーな問題を具体的に教えてもらえるので役に立つ。

高齢者の多い集落であるが、参加者は毎回10人前後である。
農業は高齢者で支えられているので、週1回、午後の3時間を教室で過ごせる人は少ない。
都会では、定年後は自分のしたいことをして過ごせる人も多いが、ここのお年よりは死ぬまで働くのが当たり前と思っている人が多い。


今の時期なら朴の葉を拾い集めたり、漬物用の菜洗い、茸採りなど、収入はともかく年相応、体力相応の仕事がいくらでもある。
リタイア後、のんびりと過ごすのも悪くは無いが、いつまでも生産と関わりが持てるのは、幸せなことだと思う。
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椎茸となめこの収穫

2010年11月01日 | セカンドルーム

 
昨夜は激しい雨がトタン屋根を叩き、脇を流れる水路の音も絶え間なく響いてきた。
今朝になって雨は上がったが、厚い雲に覆われて、6時を過ぎても薄暗かった。


前山の紅葉も見ごろを迎えたが、すっきりしない天候でくすんでしか見えない。
天気の回復が遅く、今日は時々小雨の降るすっきりしない一日だった。
飛騨は日本海側の影響を受けやすいので、これからは太平洋側が晴れていても、曇りの日が多くなる。


裏山を見回っていたら、椎茸が少し出ていた。
今年は駄目かと諦めていたが、時期遅れでこれから出るのか、これだけで終るのかは分からないが、やっと椎茸の姿を見ることが出来た。


なめこも一頃に比べれば少なくなったが、一人で食べるには十分過ぎるほど出ていた。
今夜の献立は、塩を振って軽く炙った焼き椎茸と、なめこ汁に湯豆腐と決めた。
先日、高野山で食べた精進料理を思い出すが、飛騨産の焼き椎茸は絶品だし、新米の炊き立てご飯も加わるので、今夜の献立のほうが勝るかもしれない。
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