今朝は放射冷却の影響で、朝霧が立ち込め、まわりは霜で白くなっていた。
ユキの水にも氷が張り、まだ寒さに慣れないせいか、伸びをする姿に勢いがない。
霜月の名の通り、秋が深まると朝霧の日が多くなる。
そんな日は少々寒いが、じっと待っていれば太陽が顔を出し、霧が晴れて青空が広がっていく。
霜や水溜りの氷も消えて、晩秋の景色が戻ってくる。
乗鞍岳
穂高岳
昨日は見ることが出来なかった乗鞍や穂高連峰が、快晴の空に雪化粧をして浮かんでいた。
雪のラインは未だ高いが、日を追って麓に近づいてくる。
話は変わるが、体内時計は未だ夏のままのようで、朝5時頃には目が覚めてしまう。
夏は目が覚めればそのまま起きるが、今は外は真っ暗で、起きてもやる事がない。
2度寝もなかなか出来ないので、テレビを見ながら今日やる事の段取りなどを考えている。
指を折りながら5個以上の仕事を数えると、半分以上は出来なかったり忘れてしまうので、せいぜい1~2程度にしている。
まわりが少し明るくなる6時頃に起きて、30分~1時間ほど犬を連れて散歩をする。
その日にやる仕事は、家事以外に今の時期は薪作りや運搬、裏山の伐採や枝打ち、来春のエンドウやタマネギの植え付け、収穫の終わったホダ木の天地返しなど、雪の積もる前にしなければならない事は多い。
いずれもお天気しだいで、これからは外の仕事が出来ない日が多くなる。
天気の良い日は山にも登りたくなるし、本業の木工も放っておけないので、世間並みのあわただしさを感じてしまう。
都会では、店頭に並ぶお歳暮やおせち料理の予約セールで暦の残りを感じてあせるが、山里では、雪のラインの位置でそれを感じる。