名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

テレビのお守り

2010年11月23日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は、雨も上がって快晴の空は飛騨のように澄んでいた。
喉の調子もいくらか良くなったが、今日も家でのんびり過ごすことにした。
 

ユキ(柴犬)は外で飼っているが、1部屋だけは出入りを許している。

いつも遠慮がちに入って来て、孫のおもちゃで遊んでいるが、飽きると傍らで昼寝を始める。

テレビのワイドショーを見ていると、どの局も柳田法相の辞任問題を取り上げている。
発言が無責任で見識がないと、どのコメンテーターも同じトーンで批判していた。
よく考えてみると、これは失言ではなく、本音を軽い気持ちで漏らした程度のことである。
国会の大臣答弁の実態がつまびらかになったことで、国会軽視とか資質に欠けるなど、目くじら立てて怒る気にもなれない。
「ユーモアセンスのない人が、つまらぬギャグで外してしまった。 お灸を据えるのはいいが、辞める必要があるのか。」と、江川紹子さんは的を外さないコメントをしていた。
二つの台詞は、国会答弁でたびたび聞いている慣用句で、騒いでいる野党の常套手段でもあった筈だ。
若手?の女性議員が、入れ替わり口汚くののしりながら責任を追及している姿も、聞いているこちらの方が気恥ずかしい。
目くそが鼻くそを笑う程度の議論を、与野党が真剣にやり合う姿は、まさに国会軽視そのものだ。
国民は上げ足を取ったり、言葉尻をとらえたりの不毛の議論は望んでいない。 ぼつぼつ、まともな予算審議をしてもらいたい。

話は変わるが、午後はラグビーの早慶戦を見た。
緊迫するゲームは、最後まで勝敗が分からなかったが、慶応が10対8で接戦をものにした。
これで早・慶・明の上位3校の優勝争いが面白くなってきた。
全力でぶつかり合うラグビーは、時にはエキサイトしてルールを破ることがあっても、審判によって正されペナルティが課せられる。
ルールを作る国会が、その機能を果たさなければ、国民は厳しいジャッジを下さなければならない。
そんなこんなで、今日はテレビのお守りで日が暮れた。

コメント (2)
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