名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

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2008年06月15日 | セカンドルーム
岐阜と富山の県境にある寺地山に登って、麓の山の村に戻って来ました。
天気にも恵まれ頂上から立山、剣、薬師、黒部五郎、笠ヶ岳などの大パノラマを堪能しましだ。
これから奥飛騨温泉に立ち寄って帰ります。
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山里の田んぼ

2008年06月14日 | セカンドルーム

 

毎朝、散歩をしていると、イノシシがエサを探して掘った跡が、あちこちで目立つようになった。
草の根や好物のミミズを食べるために、農道や畦を掘り起こしている。
まだ田んぼの中に入った話は聞かないけど、畦を掘って田の水を抜いてしまったところもある。
イノシシの被害を防ぐため、早くも囲いを作るところが出はじめた。
今までは、トタンの囲いが主流だったけど、け破ったり飛び越えたりするようになったので、網を長く垂らして囲うところが増えてきた。
去年から、電気柵も使われるようになったが、費用や管理の問題もあり、まだ一部でしか使われていない。
爆竹や爆音発生器も、慣れてしまうと効果が無くなってしまう。

電気柵よりは、トタンや網の囲いや、案山子が睨みを利かせていた方が、山里では似合うと気楽に思うけど、農家にとっては深刻な問題だ。
これから秋の収穫まで、食うか食われるかの知恵比べが続く。

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梅雨の晴れ間

2008年06月13日 | セカンドルーム

 

晴れた日の朝は、渓谷や草木の夜露が霧となって立ち上っていく。
あたりの熱も一緒に連れて行くので、散歩をしていても肌寒く感じる。
雨に濡れた新緑も瑞々しくて美しいが、日差しを浴びた若葉は生気にみなぎっている。

今まで、くっきりと山の姿を映していた水田が、稲穂が伸びるにしたがって、おぼろげな姿に変わっていく。

せせらぎも新緑に隠され、森の姿も一回り大きくなったように見える。
梅雨の晴れ間は、まわりの景色を変え、気分も爽やかにしてくれる。

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桑の実

2008年06月12日 | セカンドルーム

 

桑の実が赤く色づき、虫たちがたくさん集まってく季節になった。
紫色に熟さないと渋くて食べられないけど、虫の味覚は人と違うようだ。

養蚕が盛んであった頃の名残で、桑畑があちこちに残っているが、枝は伸び放題で葛や藤が絡み、哀れな姿を晒している。
以前は、葉を摘みやすい高さに剪定したり、下草を刈ったりしていただろうが、今はすっかり自然の姿に戻ってしまった。

蚕中心の古い大きな家は、廃屋になったり、老夫婦だけがひっそりと暮らしている。
大家族で蚕の世話をしていた頃の賑わいは無いし、野山の木の実や果実を食べる子供もいない。
生糸や薪炭が廃れて久しいが、再び蘇ることの無い往時の痕跡は、いつ見ても切ない。

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畑仕事

2008年06月11日 | セカンドルーム

 

最初に植えた畑の苗が、勢いよく育ち始めた。
支柱やネットを張り終わったので、今は雑草や虫を取ったり、わき芽を取るのに追われている。
今の時期は、スギナが一番勢いがあり、毎朝取っているけど次々に生えてくる。
しばらくは、スギナと根競べをしているような状態だが、間もなく色々な夏草も生えてくるので、その勢いにいつも負けてしまう。

早く植えたキュウリは、つるをネットにからませ小さい実をつけていた。

エンドウは花盛りで、収穫も間近かなようだ。

トマトも1本だけ、小さな花芽を付けていたので、間もなく開花しそうだ。


夜の冷え込みで地温が上がらず、生育が遅れていたけど、エンドウは今月の下旬、キュウリは来月の上旬、トマトは下旬あたりから収穫が出来そう。
飛騨の夏野菜は、温暖なところに比べると1ヶ月ほど遅いようだ。

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おおくらの滝

2008年06月10日 | セカンドルーム


 高山市清見町の「おおくらの滝」へ行ってきた。
おおくら百滝の最上部の滝で、落差三十メートルを豪快に落としている。
渓谷や滝を巡る遊歩道が整備されているので、麓から森林浴を楽しみながら登って行くことが出来る。
林道を通って滝の近くまで車で行くことも出来、途中の展望台から滝の全貌や乗鞍岳、御岳などが見える。

林道から滝へは、手すりの付いた急勾配の小道を下っていくと滝つぼへ出る。

滝つぼ付近は、飛まつと冷風で汗が一気に引いいて、マイナスイオンを体いっぱいに浴びている気分になる。
今は新緑が爽やかだけど、秋の紅葉も見事だ。

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わが家の花壇作り

2008年06月09日 | セカンドルーム

 

昨日、集落の共同作業で花壇の植え付けをやり、余った花の苗を貰ったので、菜園の脇に植えることにした。
トウモロコシとエンドウが植えてある間の傾斜地の草を刈り、平らにならしてジニア、マリーゴールドを植えた。
僅かな作業だけど、山里も梅雨時の蒸し暑い陽気になり、大汗をかいてしまった。
畑も花壇も少しずつ増えていくので、草刈りや水遣りが大変だけど、雑草に覆われるよりはと思って、つい無理をして広げてしまう。
素人の農作業を見るに見かねて、通りがかった近所の人が、参考書に出てないことまで、いろいろと教えてくれる。
そんな折に、余った苗を貰うので、一人では食べきれないほどの畑になってしまった。

ちょうど作業が終わったところで、苗が倒れそうな勢いの夕立になった。
これで蒸し暑さが一気に吹き飛び、爽やかな涼風と夕焼けで一日が終わった。

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花壇作り

2008年06月08日 | セカンドルーム

 

集落には道路沿いに5ヶ所の花壇があり、今日はサルビア、ジニア、マリーゴールド、キバナコスモスなどの植え付け作業が一斉に行われた。
いずれも手馴れた作業で、資材や道具を持ち寄って短時間に終わってしまう。
ここでは、若い人は麦わら帽子、年配の人は菅笠と長靴が共通のファッションで、普段は、いつもこのスタイルで通す人が多い。

高山市は、毎年今頃の時期に町内会、学校、職域、社教などに苗を配布し、町の美化に努めている。
飛騨は、どこへ行ってもたくさんの花壇があり、観光客の目も楽しませてくれる。

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なめこ栽培のほだ木

2008年06月07日 | セカンドルーム


 先月の半ば頃に、20本ほどの原木になめこを稙菌して、しばらく寝せておいた。
菌が活着した印の白い模様が、「ほだ木」の木口に出ていたので、本伏せをするため、裏山の杉林に運んだ。
春先から3回に分けてやってきた、しいたけとなめこの栽培作業は、これですべて終わった。
あとは月に一度、ほだ木を上下逆転させる「天地返し」をしながら、きのこの発生を待つだけだ。

シイタケの時期は終わったと思っていたら今日、数本のほだ木から、大きなシイタケが出ていた。
こんな時期に出たのは初めてだけど、味はいつものシイタケと変わらなかった。
気温も低めで、雨も多かったので間違えて出てきてしまったのだろか。
急に夏になったかと思うと、また春に逆戻りするので、きのこに限らず人も戸惑ってしまう。

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飛騨のほうれん草

2008年06月06日 | セカンドルーム

 

近所の人からほうれん草を頂いた。
このあたりは、ほうれん草のハウス栽培が盛んで、トマトと並んで飛騨の特産品の一つになっている。


寒暖の差が大きい高冷地育ちで、食感や味が良いことでも知られている。
栽培期間は、5月から10月頃までで、種を蒔いて1ヶ月くらいで収穫できる。
温暖地の収穫が少なくなる今頃から、冷涼な飛騨では出荷のピークをむかえ忙しくなる。
パートのおばあさんたちは、余分な葉を取って形をととのえ、根を切って束ねる作業で大童だ。
育ちすぎや小さな株は出荷できないので、自家消費や近所の人に配ったりしている。
いつも思うことだけど、消費者が見てくれを気にしなければ、野菜はもっと安く手に入るのに・・・

 

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草刈り

2008年06月05日 | セカンドルーム

 

これから秋までは、草刈りが欠かせない。
庭や、家の周り、裏山や畑の脇など、放って置けばまたたく間に雑草に覆われてしまう。
刈る面積が広いので、鎌だけでは間に合わず、草刈り機を併用している。
エンジンで先端に装着した丸鋸を高速回転させて、草や熊笹、雑木などを刈り払う機械は、効率は良いが扱いはけっこう難しい。
石や縁石などに当てると鋸の刃や石が飛んで危険だし、硬いものに触れるとすぐ切れなくなってしまう。

地面すれすれに刈りたいけど,石に当たって刃がチーンと鳴るのが嫌で、いつも根元を残してしまう。

今日も40~50センチほど伸びた庭と畑の脇を刈ったが、安全を優先したので、あまりきれいに仕上がらなかった。
怪我をしないよう、保護メガネとヘルメット、スパイク付きの地下足袋などを身に付けて作業をしている。

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椅子の座編み

2008年06月04日 | セカンドルーム

 

塗装が終わった椅子の座を、ペーパーコードで編み始めた。
編み方は、かごめとか四つ目、千鳥、平織りなど、種類はたくさんある。
素材も麻やジュート、イグサ、皮、布テープ、ペーパーコードなど、昔から使われてきたものや新しい材料など様々だ。
今回は、平織り風の編み方で、ペーパーコードを使うことにした。
ペーパーコードは軽くて丈夫だし、布や皮のように伸びることも少ない。

縦と横のバランスをとりながら均等の力で編んでいかないと、形が崩れるし、長い紐を繰り返し編み込む作業はけっこう根気も要る。
肘を支点に引っ張りながら長時間編んでいると、手のひらが赤くなり、指にタコが出来る。
写真の作業だけで3時間ほど掛かってしまった。
量産が難しいので、暇な職人にしか出来ない仕事かも知れない。

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家庭菜園

2008年06月03日 | セカンドルーム

 

今、菜園で作っているのは、なす、きゅうり、トマト、トウモロコシ、エンドウ、枝豆、インゲン、ピーマン、オクラ、カボチャ、ネギ、レタス、パセリ、菊菜である。
夏野菜しか作れない高冷地だし、家庭菜園を楽しみたいと、毎年、多品種少量をモットーに作っている。
それでも、収穫の時期が来ると、いつも追いかけられるようにして、同じ野菜ばかりを食べることになる。

平地では収穫が始まったようだけど、ここでは去年の秋に蒔いたエンドウの花がようやく咲き始めたところだ。

きゅうりも少しつるが伸びてきたので、ぼつぼつ支柱の準備が必要になってきた。

なすとトマトの支柱は立てたけど、まだ支えが必要なほど伸びていないし、花も付けていない。

梅雨が明けて、強い日差しが戻ってくると、本格的な収穫の時期になる。
山菜が終わると畑の夏野菜、その次は秋のきのこと、食材は順番にやってくるが、いつも集中する。
偏食気味だけど、1年をならせばバランスは取れると、その時期は思い切って食べている。

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高山へ

2008年06月02日 | セカンドルーム

 

今日、名古屋から高山へ戻ってきた。
東海北陸自動車道の片道1車線区間が、少しずつ複線化工事を進めていたが、美並ICと郡上八幡IC間が完成していた。
この区間はほとんどトンネルで、対向車とすれ違いが怖かったが、これからは安心して走れる。

東海地方は梅雨に入ったと、天気予報で報じていたが、例年より1週間ほど早いようだ。
近くの池では、睡蓮や菖蒲が咲きはじめ、季節の花が梅雨の訪れを告げてくれる。

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過疎地の学校

2008年06月01日 | セカンドルーム

名古屋の家に帰ってくるたびに、まわりの環境が大きく変化している。
古いビルや住宅が取り壊されて、昔から住んでいた人たちが郊外へ移っていく。
突然出来た空き地は駐車場に変わり、その傍らでは何棟ものビル建築が進んでいる。
家にいても、新築や取り壊し工事の振動や騒音が伝わってくる。
住民が減った街からは、食品など最寄り商品を扱う店も無くなり、徒歩で買い物が出来るのは、デパートの地下かコンビにだけになってしまった。


子供が少なくなった近所の中学校は、学区の小学校2校を統合して、新しい小中一貫校が出来ることになった。
耐震、防音、空調設備が整った学校は、超高層ビルと高速道路に挟まれた谷間に、2年後に誕生する。
私がいる集落の僻地小規模校の小学校は、校庭にスキー場や畑もあり、時には猪やカモシカが遊びに来るような、豊かな自然の中で学んでいる。
同じ教育僻地校の子供達は、これからどんな育ち方をしていくのだろうか。

   「飛騨の山里暮らし」をUPしたのでご覧ください。

 

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