近所の人からほうれん草を頂いた。
このあたりは、ほうれん草のハウス栽培が盛んで、トマトと並んで飛騨の特産品の一つになっている。
寒暖の差が大きい高冷地育ちで、食感や味が良いことでも知られている。
栽培期間は、5月から10月頃までで、種を蒔いて1ヶ月くらいで収穫できる。
温暖地の収穫が少なくなる今頃から、冷涼な飛騨では出荷のピークをむかえ忙しくなる。
パートのおばあさんたちは、余分な葉を取って形をととのえ、根を切って束ねる作業で大童だ。
育ちすぎや小さな株は出荷できないので、自家消費や近所の人に配ったりしている。
いつも思うことだけど、消費者が見てくれを気にしなければ、野菜はもっと安く手に入るのに・・・