名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の田んぼ

2008年06月14日 | セカンドルーム

 

毎朝、散歩をしていると、イノシシがエサを探して掘った跡が、あちこちで目立つようになった。
草の根や好物のミミズを食べるために、農道や畦を掘り起こしている。
まだ田んぼの中に入った話は聞かないけど、畦を掘って田の水を抜いてしまったところもある。
イノシシの被害を防ぐため、早くも囲いを作るところが出はじめた。
今までは、トタンの囲いが主流だったけど、け破ったり飛び越えたりするようになったので、網を長く垂らして囲うところが増えてきた。
去年から、電気柵も使われるようになったが、費用や管理の問題もあり、まだ一部でしか使われていない。
爆竹や爆音発生器も、慣れてしまうと効果が無くなってしまう。

電気柵よりは、トタンや網の囲いや、案山子が睨みを利かせていた方が、山里では似合うと気楽に思うけど、農家にとっては深刻な問題だ。
これから秋の収穫まで、食うか食われるかの知恵比べが続く。

コメント (2)
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