今日も朝から快晴で
北西から吹き付ける伊吹おろしが冷たかった。
大寒に入って
堀川端の四季桜がようやく散り始めた。
1月生まれのおかあさんに
今年から国民年金が支給されるようになった。
無収入で肩身が狭かったが
これで大きな顔ができると喜んでいる。
今まで小さくなっていたわけではないが
支給予定額の明細を見てほくそ笑んでいた。
支給条件を満たしていたので
老齢基礎年金と振替加算の合算で支給される。
それと引き換えに
私の厚生年金と一緒に支給されていた加給年金がなくなる。
振替加算とか加給年金は
妻の年金手続きで初めて知ったが
算出方法や支給条件など複雑で分り難い。
加給年金は、厚生年金保険の被保険者期間が20年以上あり
生計を維持されている65歳未満の配偶者に支給される。
振替加算は、加給年金の対象者の妻が65歳になると
夫に支給されていた加給年金額が打ち切られるので
一定の基準により
妻の老齢基礎年金に加算して支給される額である。
言ってみれば、加給年金は妻の食い扶持みたいなもので
振替加算は加給年金打ち切りの補償料なのだろうか。
役所言葉は内容を分かり難くしているようで
とても馴染み難い。
役所の専門家がやることで
間違いはないと思うが、過去の年金問題が未解決のままでは
どこかに間違いがあるのではないかと勘繰ってしまう。
二人合わせれば増えるので
ついお役所の言いなりになってしまう。
話は変わるが
名古屋市は65歳になると敬老パスが支給される。
年間1.000~5.000円の負担で
地下鉄と市バスが、乗り放題で利用できる。
交通局の膨大な赤字で
事業仕分けの俎上に乗ったが
市長も市議会も選挙を意識して
腰が引けている。
働き盛りの人に負担をかけて
心苦しく思うこともあるが
ありがたく感謝して利用している。
名古屋は高齢者に
とても優しい町である。