↑ 昨日(1月19日)撮影
今朝、散歩に出かけようと思って
ユキの小屋へ行ったら
外でうつ伏せになって眠ていた。
様子がいつもと違うので
名前を呼び体を触ってもびくともしない。
眠ったように穏やかな表情だったので
しばらくは何が起こったのか分からないまま
体をさすったり名前を呼んだりしたが
再び目覚めることはなかった。
昨日は、いつものようにユキと一緒に
広小路通から錦通りを経て、下園公園でしばらく遊び
堀川端の散り始めた四季桜を眺めて家に戻ってきた。
散歩から戻り、ユキの小屋を掃除し
日向でのんびりくつろぐ姿は
いつもと変わりなかった。
↑ 高山の家に来た頃のユキ
1月に15歳になったユキは
体力の衰えは否めなかったが
目が不自由なこと以外は
日常の生活に目立った変化はなかった。
高齢でいつかは別れる時が来ると
覚悟はしていたが、あまりにも突然すぎて
現実を受け入れられない。
↑ 寒さに強いユキは飛騨の冬を14回過ごした
山里暮らしを一緒に楽しみ
支えてくれたユキの死は悲しすぎるが
目を閉じたままの姿を前に
現実を受け入れるしかない。
↑ 2000メートル級の雪山も一緒に上った。
↑ カモシカとフレンドリーな触れ合い
今日一日は、花と好物のおやつを供え
おかあさんと思い出話を語り合った。
夜には近くに住む娘一家も駆けつけて
心からの通夜で別れを惜しんでくれた。
高山でも、名古屋へ来てからも
一緒に遊んだり、楽しい思い出を
たくさん作ってくれた。
ユキとの思い出は尽きることがなく
しばらくは皆の心の中で
一緒に生き続けることだろう。 合掌