京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

春季 京都非公開文化財特別公開④ 得浄明院

2019年05月02日 20時23分29秒 | 日記
さて、この日の最終は華頂通りにある得浄明院です。有名な信濃にある信州善光寺の京都別院として建立された尼寺です。
ご本尊さまにお参りし、三時知恩寺で書いて頂いた御朱印に印と日付を入れて頂きました。
庵主(ご住職)さまが日付を入れて頂きした。
お元気そうで何よりです。



境内にはアヤメ科でいち早く咲く一初(イチハツ)が見頃を迎えいました。









白い一初は珍しいですねー!
まだ、水仙の花も咲いており花に彩られた前庭です。



また、本堂と書院の間の中庭には射干の花が見頃を迎えていました。瓦や灯籠とのコラボがいい感じです。





ご本尊は信州善光寺と同じ様式の一光三尊阿弥陀如来さまです。本来は阿弥陀さまの脇侍に観音、勢至菩薩さまがいらっしゃいますが、善光寺式では光背に両菩薩さまがいらっしゃいます。



こちらでは「お戒壇めぐり」をして阿弥陀さまとご縁を結べます。戒壇とは阿弥陀さまを安置している台座の事で、暗闇の中で阿弥陀さまの真下にある鍵に触れて、今までのことを振り返ったり、これからの事を阿弥陀さまにお願いします。
戻ってくると清々しい気持ちになります。

今回、本堂と渡り廊下でつながっている書院に初めて入りました。
「御絵伝」が展示されており、信州善光寺の一光三尊阿弥陀如来さまがインドのお釈迦さまの力でこの世にお姿を現わすに至った話から、日本に伝わり、善光寺が建立されるまでの歴史の絵伝です。





上の写真は知恩院古門前を流れる白川に架かる一本橋です。比叡山での修行僧が渡る事から行者橋、或いは、阿闍梨橋とも呼ばれています。

この後、名残りの桜🌸を求めて千本ゑんま堂の普賢像桜を見に行きました。
その様子は、先日記事にしましたので、ご覧下さい。
3日は休みなので、山科の4ヶ寺を周る予定です。


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