京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

龍安寺 世界文化伊遺産

2023年10月08日 07時15分00秒 | 日記
 9月21日は、「祇園さゝ木」で美味しいランチを頂き、久しぶりに世界文化遺産にもなっている龍安寺を訪ねました。







参道脇の「龍安寺垣」がいい雰囲気を醸し出しています。

庫裡の入口で半券を渡して堂内へと入堂します。







直ぐに有名な"石庭"が広がります。
石庭内には15個の底石が配され、どの場所からも全ての庭石を見る事は出来ないように配置されています。





東西25m、南北10mの狭い?空間ですが、菜種油が混ぜ込まれた土塀は右手奥が低く築かれていて遠近法により実際より広く見せる様に工夫されています。

過去にイギリスのエリザベス女王が来られ、この庭を絶賛されてから外国人の拝観者が圧倒的に多いです。











また、方丈内の襖絵は今年の春に元首相細川護熙氏により奉納されたものです。
これで方丈襖絵40面が完成しました。
10月末までは第2期では襖絵40面(第1から第9までの龍)が公開されています。

(2019)に奈良薬師寺の慈恩院、京都地蔵院、建仁寺、正伝永源院と次々と襖絵や障壁画を奉納されています。



建仁寺小方丈に奉納された時にお願いして撮って頂いた写真です。
(お互いに若い、、、)

全てを拝見していますが、奉納の度に絵に躍動感が出てきているようです。
(彼も今年で85歳になられます。ご自分のペースで取り組んでもらいたいものです。)

後、数面の襖絵の制作も依頼されているそうです。





方丈裏にある“知足のつくばい(レプリカ)です。
徳川光圀公の寄進と伝えられています。

オリジナルは茶室「蔵六庵」(非公開)の庭園に据えられています。













龍安寺と言えば「石庭」が有名ですが鏡容池を中心とした庭園もまた、また、魅力が溢れています。

冬には塔頭寺院の西源院で名物の"湯豆腐"を頂く事が出来ます。
ゆっくり、ほっこり、美しい庭園を眺めながらの湯豆腐は"これぞ京都"感があります。

龍安寺の境内地は広大で約50万㎡(東京ドームの約10.7個分)もあり、視界に入る山々は全て龍安寺の所有です。



境内地にある朱山の麓には「朱山七陵」と呼ばれる三天皇陵を含む陵墓群があります。