こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

農家の将来

2009年04月12日 11時35分12秒 | Weblog
 昨日は、田植えの準備で籾まきの共同作業をしました。

 コメの値段が生産者価格1万2,000円(60㎏)では赤字なのですが、先祖代々の農地を荒らすわけにもいかずコメ作りに励んでいます。

 手伝いに来ていた中年のおばさんが「百姓で食われるような世の中になって欲しい」とつぶやきました。自分は、食うに困らないように百姓にお嫁に来たのに百姓では生活できないと嘆いていました。

 先日の生産組合の集会でで、「コメの前渡し金」を申し込むかどうかという注文があっていた。60㎏あたり3000円とのこと。それもコメを出荷して精算するまで農協は利息を取るのです。
以前は、前渡し金は、1万円程度で利息も取っていませんでした。

 それでも私を含め、多くの農家は「前渡し金」を申請しています。

 国内の農家にはコメの減反を強制しながら外国(主にアメリカ)からはコメの輸入を77万トンもしています。
 食糧の自給率は40%。カロリーベースでは28%にまで落ちています。
ですから「汚染米・農薬漬けの農産物」の輸入が後を絶たないのです。

 どこの国の政府なのかと腹が立ちます。

 自分の子どもに「農業を継げとは言えない」という悲しい現実はなくさなければなりません。

 

 
コメント (1)
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