goo blog サービス終了のお知らせ 

こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

玄海原発は安全

2007年07月28日 16時14分56秒 | Weblog
 25日に参院佐賀選挙区候補の中尾純子さんと日本共産党は、九州電力玄海原発を訪れ、地震対策の強化を求めました。

 驚いたことに、九電は、柏崎刈羽原発の地震被害の教訓を生かしていないことがわかりました。

 柏崎刈羽原発では低レベル放射能廃棄物ドラム缶が倒壊数十本の蓋が開いた状態で散乱していました。

 この教訓から玄海原発では地震で倒壊しないようにひもで結ぶ固定や三段積みを2段か1段積みにしているものと私は思っていましたが、九電は全く何もしていませんでした。理由は、「蓋が開いても固体化しているので外に飛び出すことはない」とのことです。

 使用済み核燃料貯蔵プールの水があふれ出た問題でも「管理区域外もれたことは問題だが、管理区域内にとどまっていれば問題ない」と答弁しました。

 原発の運転管理に自信があるのはけっこうだが、何時おきるかわからない地震に対する備えや謙虚さは感じられなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消防自動車を原発に配備

2007年07月28日 15時57分41秒 | Weblog
 九州電力は、このほど新潟中越地震の被害を受けた柏崎刈羽原発の教訓を受けて玄海原発及び川内原発に化学消防車などの自前での消化能力を高める計画を経済産業省に改善計画を出したと新聞で報じています。

 私たち日本共産党は、巨大プラントである原発施設に自前の消防自動車が備えていないのは「安全神話」にしがみつく何者でものないと指摘し、設置を求めていましたが、九電は聞く耳を持ちませんでした。

 国が設置を求めていないからというものです。

 万が一のときは、唐津市消防本部が消化することになっています。今回のような大地震に見舞われた時は、住民の被災や民家が火災するなどの災害がでた場合はどちらを先に出動するのか。

 西部分署(肥前町と玄海町のさかい)から10分で玄海原発までは到着するとしていますが、道路の寸断も予想され、交通渋滞も予想されます。

 日本共産党市議団は、九電に「自前の消防体制の強化を」と25日に重ねて求めました。

 九電は、26日に経産省に計画を提出する前日でありながら、私たちには消防車の配備は「検討する」と明確な答弁を避けました。

 しかし、九電は、そに時点以前から消防車の配備に向けて消防署退職者数人に「就職斡旋」をしていたのです。

 九電は、市民の安全・安心の確保のためには、立場が違っても情報公開とつっこんだ話し合いが必要です。

 配備実施は秋以降です。

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン