登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年12月20日(玄倉・雨山峠・鍋割山・蛭が岳・棚沢の頭・玄倉)

2015年12月22日 | 日記

今季の山行のメインは、鍋割山小屋に泊まること。

ルートは色々あるが、一番面白い雨山橋からの歩きに決定。

二日目は黍殻小屋泊の予定。

12月20日(日)

 08時20分 玄倉

 10時50分 雨

 12時00分 雨山峠

 14時20分 鍋割小屋

 玄倉から先長い林道を歩く。崩落後再説された隧道は真っ暗なので、ヘッドランプ必携。

 (安全のためいつでもヘッドランプは必携ですが)

 数組が追い抜いていく。雨山端の登山口に荷を置いて、ストックを取り出していると、

 上から降りてきた人二人が登って行った。たぶんユーシンロッジまで行ってから鍋割山へ向かう人だろう。

 道をふさiいでいたのでご迷惑をかけました。

  

 雨山峠までは、渓流沿いを辿るので、崩落することがよくあるが今回は修復され大丈夫。

 桟道も多く、行き・小売りがある時期はかなりきついが今回は大丈夫。

  

 栄養補給し、いざ鍋割山へ出発。最初の急坂は乾燥していたので大分助かる。

 その先はやせ尾根が続き、鎖場が2か所。水2リットル加えても今回20キロ切っているので楽。

  

 まあマイペースで、小屋に到着。

 今日は晴天の日曜日ということで、立ち寄りの登山者大盛況の模様。

  

 のんびり一時間ほど、小屋周辺で時間をつぶす。

 この小屋は、「鍋焼きうどん」が評判で今日は350食ほど出たそう。

 食器の洗いも終わらず、小屋の旦那のお疲れ気味。

 若いスタッフ1名が食器洗いを兼ねて残ることにしていた。

 夕食は「鍋焼きうどん」名物食し満足。

 泊まり私一人で、小屋の方と談笑。

 写真集があったが当人の作。歩いた行程が半端じゃない。

 冬の屋久島・北アルプス日本海までの縦走・等々ルート見るだけでうらやましいかぎり。

 本当に山を楽しんでいる方で「ピークハンター」とは大違い。

 19時ころ就寝

 

12月21日(月)

 06時50分 出発

 08時20分 塔の岳(水場往復)

 09時00分 出発

 11時50分 丹沢山

 15時00分 蛭が岳

 明け方には霧も晴れ夜景も素晴らしい。

  木

 朝食後、富士山を眺めると面白い雲。今まで見たことがない。

 山の楽しみは最低一泊しないと十分とはいえない。

 夕暮れ・明け方の様相を楽しんでこそその山の息吹が感じられる。

 同じ山でも四季・天候状況でさまざまな顔を見せる。

 要はのぼった山の数を自慢するような気持はないといううこと。

 今回の収穫は富士山の雲かも。

    

 塔の岳までの道意外に長い。小屋に着くと冷たい風が結構吹いている。

  

 水場まで300メートル下り水補給。

  

 今日は、予定変更し蛭が岳までにしたので送料4リットルの水確保。

 ずっと荷が重くなる。

 ここからは、尾根伝いの山行。展望はいいが、登ったり下ったりかなりつかれる。

 霜柱が解け足元がぐちゃぐちゃ。暖冬のせいで雪・氷がない。

 今季は霧氷の並木道に会えるのか少々不安。(まあ例年運しだいですが。)

 蛭が岳小屋は周辺工事されている方3人と、登山者3人グループのみ。

 今年交代された方が管理人でおられた。(2人で2週間交代)

 初対面なのでお互いぎこごちない。いつもの行動も気に障るみたいでやりにくいが

 まあお互いなれればいいで

 ここまで冷たい風・霧で結構つらかったが、夜は霧も晴れいい夜景が見えた。

  

 酔った勢いで登山客と話しをしたが前日と同様うるさかったかも。

 静岡県の方でリーダーのかたは結構あるかれている模様。

 いい展望をメンバーにみせられよかったと思う。

 

12月22日(火)

 07時00分 出発

 08時00分 棚沢の頭

 10時30分 熊木沢出合

 11時00分 ユーシンロッジ分岐

 13時30分 玄倉

 朝快晴。刻々と変化する富士山の風景。アルプスの山々もよく見える。

 外気温は一1程度だが体が慣れていないので、寒い。

     

 意外に早く棚沢の頭に到着。ここから熊ノ木沢出合までは急坂の連続。

 積雪に備えマーキング追加しつつ下山。

  

 雨山峠から登る人数人。

 段々足裏が痛くなってくる。

    

 玄倉に到着するとバスの時刻が変更されており、目論見の時間のバスがない。

 15時過ぎのバスで途中の駅まで行くととにし、ビール購入しらーめん肴に一杯。

 バス停に戻ると下山者一名。周辺の山を周回されたそう。

 地元の方で色々と楽しい話を聞かせてもらった。

 今は日帰りの周回しているそうだが本当に山を楽しんでいるよう。

 山の楽しみ方は、千差万別それぞれの流儀でいけばいいと思う話をいただいた。

 バス電車乗り継ぎ帰宅。

最後に

 軽い山歩きしているひとへの忠告。

 1.低山でも冬山をあなどるな。

   氷結や積雪地点はどこでもあります。無理せず安全にあるくにはアイゼン持参

   使わなければラッキー7の気持ちで行きましょう。

   日が短い時期、余裕を持つ意味でも「ヘッドランプ」は必携。足元が明るいか暗いかはあなたの命にかかわります。

   まあみなさん常識と認識していると思いますが、よく遭遇する人で甘い人がいるものであえていっておきます。

 2.休憩後身の回りを確認

   今回も、ベンチにペットボトル、小屋に手袋とうとう置き忘れている方がいました。

   出発間に「指差呼称」で確認しましょう。(飲んだペットボトルなど道端に捨てる人は論外です)

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2015年12月14日ウトウの頭から酉谷山避難小屋・一杯水避難小屋・棒杭尾根

2015年12月16日 | 日記

金曜日から一泊旅行で房総白浜へ行きましたが、飲みすぎで日曜日まで三日酔い状態。

ろくに食事もしていないので、不安だが体は軽い。

何回も挫折しているところなので気負いもない(テント持参)

12月一四日(月)

 08時40分 日原鍾乳洞入口

 09時00分 一石神社登山口

 10時00分 稜線

 11時00分 ブナ

 12時00分 金袋山

 13時00分 スズ坂の丸

 14時00分 テント設営

  奥多摩駅に到着すると、地面が濡れており、今にも雨が降りそうな模様。

 一石神社から登山開始。粘土質の急坂が峯口まで続く。

    

 その先、もっときついが短い地点を抜けるとブナの巨木までなだらかな道が続く。

 スズ坂の丸あたりから、霧が濃くなり、ウトウの頭までの急坂の途中でそうそうにテント設営。

 足場が悪くならない前に、という言い訳。(まあこの先テント設営やりにくい場所で、いつも迷う地点)

 今夜は、流星群が見える日なそうだが、雨交じりで期待薄。

 

12月15日(火)

 06時30分 出発

 06時50分 ウトウの頭

 08時30分 長沢背稜

 10時30分 酉谷小屋

 13時30分 一杯水小屋

  夜半から空気が乾いてきて、テントも乾燥。撤収は楽だったが、道迷いを警戒して

 明るくなるまで出発待機。疲れが無いと半胆力も鈍らず難なくウトウの頭に到着。

  

 足場の悪い急坂を下り、迷うことなく、モノレールの軌道に到着。

  

 あとは辿っていけば、長沢背稜に合流できる。

  

 日も差していて、今日は快適な山行。

 酉谷小屋からの風景も最高。一日ここで過ごしたいが明日帰宅予定なので一杯水に向かう。

 小屋前の水はしっかり出ていた。

 小屋に弁当・ペットボトルの残骸放置。しっかり忘れ物しないようにしてください。(故意なら厳罰者)

          

 一杯水小屋までの道々、葉が落ちた木々のあいだから眺める山々も素晴らしい。

 一杯水小屋の先にある水場の水はチョロチョロ。1リットル10分ペース。

   

 一時霧が上がってきたので、今回も山頂へ行かず、小屋でのんびり。

  

 ここまで2日間誰にも会わず。天候もあるが年末で皆忙しいのだろう。

 

12月16日(水)

 05時50分 出発

 06時40分 棒杭尾根分岐

 08時30分 登山口

 10時00分 倉沢橋

 夜ライトをつけると、シカが鳴く。星空がきれい。気温は高いが、体が寒さに順応していないので

 あまり感じない。もっと寒くならないとトレーニングにならない。

 来週に期待。

 ビール缶・ペットボトル回収。

 今回は宣言峠の手前の「棒杭尾根」から倉沢橋へ下山する。

  

 尾根の下山は、森林帯まで急坂の連続。滑り落ちないようあしをふんばり慎重に下る。

 途中いくつか目印のテープつけておく。(今度は登るのか?)

 途中一人おじさん(私もそうです)と会う。日帰りの装備で警戒に登って行った。

 登山口からは渓流沿いの林道を歩く。滝の多い場所で飽きないルート。

       

 二番目の橋の手前に、崩落個所があり鵜飼いする。ロープがある場所であしを滑らせ落っこちる。

 数十センチなので問題なかったが、大分足に来ていたみたい。

       

     

 倉沢橋のバス停で一時間ほど飲食し、帰宅。

  

 

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2015年12月 燻製肉の話

2015年12月09日 | 日記

言葉足らずで、私の「燻製作り」の目的が述べられていないかもと思いアップします。

 1、登山時たんぱく類の補給。

 2.暑い時期でも変質・腐敗しないこと

 3.十分おいしいこと。

  以上考え燻製肉作り、他の素材および調理方法を実行していますので、燻製作りだけ見ても無駄です。

 燻製肉作成手順

 1.塩漬け

  

 2.塩抜き

 3.乾燥

  

 4.漬け汁に漬ける

  

 5.乾燥

 6、燻煙

    

 7、真空パックして冷凍保存

  

調理方法

 基本そのまま食べられるものでなく、野菜とにこんで食べるもの。

 乾燥野菜の専門メーカー「アイザックフーズ」より購入している「乾燥野菜」と

 「コンソメスープの素」と一緒に煮込んでいる。

 ここでポイントは「漬け汁」。ずっと冷蔵庫で保管しているが発酵して微妙な味になっている。

 っこれを調味料としてスープに加えている。

 以上のようなものなので、一般の燻製作りからは、邪道であり

 そのまま食べるために作っているわけではないのでその点ご理解ください。

 

 漬け汁

  醤油、みりん、酒、オイスターソース、めんつゆ

  豆板醤、ニンニク、しょうが、五香粉、花椒、

  ミックスナッツ(すりつぶす)、ごま。長ネギ、玉ねぎ

  配合は適当

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2015年11月30日奥多摩 酉谷山・雲取山・七ツ石山・鷹巣山

2015年12月05日 | 日記

一か月以上怠惰な生活でかなり体力がない上に、アル中気味。

自信のないまま、奥多摩へ向かう。

11月30日(月)

 08時50分 東日原

 14時00分 一杯水避難小屋

  歩き始めると、やはり体が重い。今回は、水2リットルしょっているので、27キロくらいか。

 まあ今日は一杯水避難小屋までの予定なので、ゆっくり歩む。あせりはないが、肩に荷が食い込んでいたい。

 かなり肩の筋力も衰えているよう。今日は誰にも会わず静かな一日。気温は結構高い。

  

 小屋に着いて早速水場へ向かう。水量は多くないが十分確保。

  

 霧が出てきたので、天目山へは登らず、食事・トイレ掃除なでする。

 ティッシュの袋・空き缶・ホッカイロ投捨てていく人恥ずかしくないのか。

 山に登る資格なし。

 15時30分過ぎ、小屋のドアを開け閉めした音がしたので外に出ると、一人下山していった。

 変な人がいると警戒してあわてて逃げていったのかも。

 今日はひとり。

 12月01日(火)

 06時00分 出発

 07時30分 ハナト   岩

 08時30分 七派山

 09時50分 酉谷避難小屋

 10時30分 出発

 11時20分 酉谷山

 12時30分 避難小屋

 雲取山まで行く気力・体力はないので、今日は酉谷避難小屋まで行く予定。

 いつも阻まれる水松山の、積雪時のルート確認できればとも考え出発。

 晴天。ハナト岩から富士山も見える。

  

 体力には余裕がないが、気分は爽快。

 酉谷避難小屋に到着すると、水場の水もしっかり出ている。

  

 怠惰ながら今日はここで終わり。休憩後山頂までピストン。

 展望満喫し小屋へ戻る。

       

 あとはいつものように燻製肉のスープ肴に一杯。

    

 15時過ぎ一人到着。鴨沢から雲取山経由で来たそう。さすがに若く体力のある人には恐れ入ります。

 土曜日は、8人宿泊。外にはテント3張(4人)だったとノートに書いてあったがグループで来る小屋

 ではなく、泊まれないことも覚悟して来てほしい。(床部分6人容量くらい)

 今夜は二人。小屋前は石尾根・雲取山を目の前にするいいポジションで素晴らしい小屋だが

 大人数で泊まれる場所でなく、水も不安定ツエルト持参か一杯水での泊も考慮して訪れてほしい。

 

 12月02日(水)

 05時00分 出発

 09時00分 長沢山

 12時00分 芋の木ドッケ

 13時40分 雲取山荘

 14時40分 頂上避難小屋

  同宿の方は、棒の折山から下山するそう。

 こちらは昨日道の状況確認し、暗い内に出発。

 意外に早く長沢山に到着。ここから芋の木ドッケまでの歩きが面白い。

 歩いてみて楽しんでください。

 ヘリポートからは、両面の展望が開ける。棒の折山もよく見える。

    

 芋の木ドッケからの急坂を下り、雲取山荘に向かう途中三峰方面へ向かう人に出会う。

 結構ピストンの人が多いみたい。

   

 山荘の水はチョロチョロながらでていた。これじゃらは当てにならないので、

 奥多摩小屋下で補給のこと。

 山頂へ登っていくと天候急変。霧がどんどん出てくる。

  

 頂上避難小屋に到着すると、一人寝ていた。遠慮しつつ寝床確保。

  

 食事準備中起きてきたので挨拶したが無視された。話もしたくないようなので

 こちらもいないものとして完全無視。ひとことも言葉を交わさず過ごす。

 夜は小雨状態。

12月03日(木)

 06時40分 出発

 07時40分 奥多摩小屋

 09時00分 七ツ石小屋

 11時10分 鷹ノ巣避難小屋

 12時40分 出発

 13時30分 鷹ノ巣山

 14時30分 避難小屋

  結局同宿の方とは、完全無視状態で、先にどこかへ行かれた。

 以前この小屋で同じような人間に会って不快なことがあったので

 当たらずさわらずのモード。(あの方そんなんで下界でもやっていけるのかなー)

 霧・風が強く寒いが雨はなし。

 とりあえず鷹ノ巣避難小屋を目指すことにする(このまま帰りたくない)

 天気予報と異なりいつまでたっても雨が降らず、七ツ石山から巻き道経由で小屋に到着。

  

 水場も十分な水量。

   

 食事後山頂に行く。風が厳しくそうそうに下山。途中手袋紛失。

      

 今日は一人。

12月04日(金)

 05時30分 出発

 06時10分 鷹ノ巣山

 07時20分 避難小屋

 07時30分 出発

 12時30分 七ツ石山小屋(分岐より山頂2度ピストン)

 このまま帰ろうかとも思ったが、もったいないので七ツ石小屋でテント泊し

 石尾根の景観を楽しむことにする。

 あんまり早く七ツ石小屋に到着するといけないので、今日は「カタツムリの歩み」

 まずは鷹ノ巣山へのピストン。日の出の経過を楽しみながら歩く。

   

 戻って山頂をたどり七ツ石小屋を目指す。ゆっくりゆっくり意識し、写真撮りつつ休憩。

 時間をつぶすのもなかなか大変。しかし見る楽しみというか山の味わいが一層深まるのも感じる。

 富士山は雲にさえぎられていいシャッターチャンスがないが、木々・風・草原の息吹が体にしみる。

   

 冷たい強風が時折吹き付けるのでのんびり休憩出来なかったが、「カタツムリの歩み」もいいもんです。

    

 少々ぼけたのか七ツ石山にストック忘れ酉にもどったが、ちょうどいいころ七ツ石小屋に到着。

  

 テント張る場所はすくないが、気に入っている場所。あえていい点はいわない。(感じない人が多いだろうから)

 まあこの小屋を愛してくれる人がふえてくれることを望みます。

  

12月05日(土)

 07時00分 出発

 10時00分 鴨沢バス停

 日の出から、富士山バッチリ。刻々と代る景観を堪能。

    

 今日は体が軽く、ガンガン下っていける。

 今日は晴天の土曜日。登山者が多い。気になったこと(がっかりしたこと)

 登ってきた登山者の男性(単独)道を譲って「おはようございます」とあいさつしても

 無言でこちらをいちべつするか、見もせず行き過ぎる人8割。

 非常に悲しい。若者のほうがはつらつと挨拶してくる。

 山に来ても心に余裕がないのだろうか。

 山に登るのは、ただ成果ではなく、そこまでどう感じ、楽しむかだと思うのだが。

 (結局心の余裕てことですが)

 体も軽く意外に早く鴨川バス停に到着し帰宅。

    

 

 

コメント (2)
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