登山メモ

酒飲みの登山メモ

2014年11月燻製つくり開始

2014年11月26日 | 日記

寒さが到来。いよいよ来シーズンの食料(燻製肉)の製造時期。

まずは、製造工程の紹介。

保存最優先で、しょっぱくて硬く、直接食するには適しない食材。スープの材料として製造。

乾燥野菜主体(伊那のメーカから通販で購入)山車は固形コンソメとラーメンの粉

1.食材(スペアリブ・豚バラ塊)塩まぶす。

2.汚れを落とし塩抜き

3.乾燥

4付け汁に漬け込む

5.乾燥

7.熱薫

漬け汁は、調味料(登山時)としても使用。毎回気分に従って調合しているので、味はずいぶん変化。

基本は「五香粉」「にんにく」「しょうが」「しょうゆ」「みりん」「オイスターソース」「こしょう」「「唐辛子」「「「ねぎ」

「豆板醤」「こちじゃん」他配合は適当。

今回は「たまねぎ」すりおろして入れてみた。

漬け汁熟成したらいい味になること期待。

4日間の行程で、完成品は「真空パック」の上「冷凍庫」で保存。

真夏に10日以上の登山でも腐らない自信はある。

まあ同じものを食しても苦痛にならない人間なので、続いているのだが。

 

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2014年11月奥秩父(川又・柳小屋・十文字峠小屋・甲武信小屋・西沢渓谷)

2014年11月21日 | 日記

先週行けなかった、柳避難小屋にいくのが今回のメインテーマ。

11月16日(日)

 10時45分 川又(入川渓谷)

 11時30分 赤沢吊り橋

 15時30分 柳避難小屋

 休日のバスが川又からの入山にあうので日曜日から設定。三峰口駅より中津川行きのバスに乗車。

 ほとんど中津川までいくみたい。一度紅葉最盛期にいってみたい。

 入川渓谷の入り口に、赤沢吊り橋~柳小屋間に崩落場所あり、通行止めの看板あり。

 

 諦めて樺小屋経由で雁坂小屋まで行こうとするが、昨日倒木整理した人の話を聞いて行ってみることにする。

 大体崩落場所も想定でき、その場合ビバークポイントも分かっているので危ない場合引き返すこと前提にいく。

 赤沢吊り橋までは、ほとんど平坦な道。

          

  最初の急登はここから上部の軌道跡まで。軌道跡を少し進むと標識がある。

    

 ここから一番目の迷うポイント。テープ・標識をじっくり確認しクリア。この先は渓流まですとんと落ちた山腹の細道を進む。

 落ち葉が積もり足元が見えず、石・木の根など障害物を探りながら慎重に進む。

 涼しいので汗もかかず、肉体的疲労は少ないが、精神が疲れる。

 やはり想定場所崩落している。前回修復した杭など無くなっているが、通行には支障なし。

 叉大雨降ったら、完全に崩れるかも。もう一箇所のポイントも問題なく通過。

 小屋に着いて、明日はここでのんびり一日過ごすことにする。疲れたー。

 トイレが崩壊。雪でつぶされたか?

     

11月17日(月)

 一日小屋で過ごす。写真撮影と登山道確認目的で散策。小屋前の吊り橋をわたって坂を上った先に

 鉄板をしいた、渡りがある。手すりが無く、傾いている。これで薄氷でも張っていたらとても渡れそうも無い。

 ここが一番の難所かも。

 生肉・生野菜でつまみつくり、のんびり飲食。

 夜はチョット寒い。外気温0度まで下がる。

         

11月18日(火)

 05時40分 出発

 13時20分 十文字峠小屋

  急坂の長い道のりで、かなりばてた記憶があるが、気温が低く、冷たい風も適度に吹いて肉体的には楽。

 沢を数箇所渡るが、印をしっかり確認して、迷うところはなし。昨日・今日と誰にも会わず独り占めの山行。

 今日の道は特に崩落等問題点なし。(倒木等難儀したが)

        

 小屋に到着すると、トイレ新築されていた。

      

 テント設営していると、おかみさん食料しょって登ってきた。

 今月中小屋を閉め、年末始を除き、来年4月まで閉めるそう。

 風が冷たく早々に、テントに入り、飲食。

 夜はぐっと冷え、足にホッカイロ貼る。夜になると星空がきらめいている。

 

11月19日(水)

 06時20分 出発

 07時00分 大山

 11時30分 三宝山

 12時30分 甲武信岳

 13時00分 甲武信小屋

  朝ぐっと冷え、おかみさんによるとマイナス10度。

 テント撤収難義。指がかじかんで、苦痛。明るくなってからゆっくり出発。

 小屋から先は、木の根がからみあった急坂。大山直下は岩場。

        

 冷たい風が吹きつけ、手袋もきかず、フードをかぶっても顔はひりひり。

 足場の悪い急なアップダウンを何度か越え、三宝山まで到着。やっと一息つく。

  

 甲武信岳まではあっけなく到着。今日は富士山もよく見える。

  

 小屋に到着すると、追い抜いていった人他4人小屋前で食事中。

 2時頃男女2人組到着。雲取山から金峰山まで縦走中なそうで、テント設営。

 3時過ぎから、ぽつぽつと小屋泊まりの登山者到着。

    

 食事をしていた人は、小屋に泊まるかと思ったら、巻き道を3時前に歩いていった。

 この時期ずいぶんのんびりしているが、どこまで行くのだろうか。

 寒いので、テント内で飲食。今日も星空がきれい。

 

11月20日(木)

 07時00分 出発

 09時30分 徳ちゃん新道分岐

 11時30分 登山口

 12時00分 西沢渓谷バス停

 少々雲が出てきている。風が弱いので昨日より楽。

 昨日と同様の寒さなので、日が出てからテント撤収。

 霜でバリバリ。収納に苦労。

  

 西沢渓谷までは、急な下りの連続。上部は岩と木の根、下部は粘土質の道。

 前回ビバークしたポイントも含め、テント張れそうな場所確認しつつ下山。

      

 テントしょった人、数組登ってくる。小屋泊まりの人も含め昨日より少し多い人。

 西沢渓谷は、紅葉終了の感。それでもハイキングの人結構いた。

        

 塩山までのバスの時間があったので、ラーメンつくり一杯。

 バスに乗ると、下は結構な紅葉。雨が降ってくる。

 駅前で一杯後、自宅まで雨の中歩いて帰宅。

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2014年11月奥秩父縦走(金峰山・国師岳・甲武信岳・雲取山)

2014年11月13日 | 日記

春・秋恒例のトレーニング。

今回はなかなか好天に恵まれず、霧・風に悩まされたが、まだまだ縦走に

絶える体力は確認できたと思う。(当然2倍の時間はかけますが)

11月05日(水)

 10時30分 瑞垣山登山口バス停

 11時30分 富士見平

 13時00分 散策

 13時30分 瑞垣山方面(沢まで)

 14時00分 富士見平

  今日は単なる旅行。富士見平にテント張りのんびり一日過ごす。

 小屋の御主人の息子さんがいた。最近小屋で働いているそう。

 今年の春は誰も居なかったので会えなかった。

 小屋は、訪れるたびに手が加えられ、いい環境になっている。そのうち小屋にもとまりたいもの。

 (鹿肉のソーセージ食したいもの)

            

 雲に隠れ富士山は見えないが、いい気分のテント場所。

 紅葉シ-ズンなので、日帰りグループ多数。ぐうたらな私には合わない登山形態だが

 日程拘束される人には一番楽な登山だ。(車利用も含め)

 0時頃警察の方訪れる。単独女性帰ってこないとの話で、結局小屋に泊まっているのが確認されて安心。

 こちらは幾日帰らなくても、探す人は居ないので気楽なもの(登山届けはちゃんと出しましょう)

 

11月06日(木)

 05時20分 出発

 06時40分 大日小屋

 07時50分 大日岩

 12時30分 金峰山山頂

 13時50分 朝日岳

 14時30分 朝日峠

 15時20分 大弛小屋

 いよいよ、登山。瑞垣山はパスして、金峰山へ向かう。

 小屋からの取っ掛かりの急坂で、体調整え、次が大日小屋から大日岩のきつい登り。

 次は大日岩のてっぺんや、鷹見岩等も遊んでみよう。

  

 ここからなだらかな道を進むと、数箇所急坂に出会い砂払いの頭にたどり着く。

 ここから一挙に展望が開け、瑞垣山、日本アルプス、富士山等々眺められ一服。

    

 岩稜帯に入り、重い荷の身としては、どうよじ登ろうかと思うところ多数。

 幸いこの時期は雪も氷もないので助かる。

        

 風と霧が出てきて、めまぐるしく眺望が変わる。

 朝日岳へ登りつめると後は楽になる。空模様が不安なので急いで大弛小屋へ向かう。

 峠の駐車場には、車一台のみ。小屋も人影なし。集金箱が見当たらずテント代600円払わずごめんなさい。

  

11月07日(金)

 05時30分 出発

 06時50分 国師岳

 13時20分 水師

 14時30分 甲武信岳

 15時00分 甲武信小屋

  霧でテントぐっしょり。かじかむ手で撤収。木段の続く道を暗いうちに登り始める。

  

 国師が岳から甲武信岳までのルートは、展望が無く、深い森。倒木も多数刈り、ザックが大きいと難儀。

 しかし視点を変えると、本当にいいところ。まず歩く人が少ない。ツアーはまず入ってこないだろう。

 苔むした暗い森。静かな緑・紅葉の中一人歩くと、これぞ山の楽しみとつくずく感じる。

        

 甲武信ヶ岳は強風・霧で早々に小屋に向かう。

 食料が、不安なので夕食頼めるか聞いたが、宿泊者のみとのこと。がっかり。

 これから、少々食料セーブしないと。 霧が段々濃くなってくる。

   

11月08日(土)

 05時10分 出発

 08時00分 破風山

 09時50分 雁坂峠

 11時50分 水晶山

 14時20分 雁峠

 15時00分 笠取小屋

  食料のこともあり、雁坂小屋パスし、笠取小屋まで行くことにする

    

  雁坂小屋も好きな場所。展望はなく、人も少ない分静かに山の雰囲気にひたれる。

  結構手ごわい破風山を超えると後は楽に雁坂峠に到着する。

  

  西沢渓谷側から甲武信ヶ岳へ登って雁坂峠から降りるのがモデルコース。

  雁坂峠から進むと、水晶山に着く。ここはいつもテント泊したくなるポイント。

  

  雁峠への最後の下りはかなりの急坂。ジグザグの道を下っていくが下が見えてもなかなか着かない。

  ここを登っていくのも大変。雁峠に着くとあとは小屋まですぐ。

  結構なグループが下山。ここは作場平まで車で来て登るのにはいい日帰りのハイキングコース。

  山頂までの登りはきついが、紅葉・石楠花の時期は結構な人が来る。

  今日は小屋の主人いて、ビール飲める。テントは新地平から雁峠経由できた男性2人組一張りのみ。

    

11月09日(日)

 05時20分 出発

 06時10分 シラベ尾根

 06時30分 黒エンジュ分岐

 09時20分 山ノ神土

 09時40分 将ゲン小屋

 天気予報によると昼過ぎから雨模様。

 唐松尾山経由のルートをパスしシラベ尾根から黒エンジュ分岐点けいゆで山の神土を目指す。(時間短縮)

 ここのルートは、なだらかな登りが続き、沢から流れる水を横切るポイントが結構ある。

 唐松尾山ルートと違った楽しみ発見。将ゲン小屋に到着すると、ご主人作業中。今日もビールゲット。

 テント設営し一時間もしないうちに、本降りになる。

    

 酒・食料の残量確かめ先の行程検討。本当は後4泊したいが2泊が限界か。

 

11月10日(月)

 05時15分 出発

 09時00分 飛龍山分岐

 10時00分 北天のタル

 12時30分 三条ダルミ

 13時50分 雲取山

  天気予報では昼から晴れ。あまり期待せず暗いうちに出発。昨日の雨でテントはぐっしょり。

  

  雨は降らないが霧は出ている。日龍山分岐の手前「禿岩」はここまで来たら必ず立ち寄るべきポイント。

  やっとこ展望がひらけるところで、山頂に登るよりここを逃すのはおしい。(山頂は林に囲まれた藪の中)

    

  三条ダルミから山頂までの登りは本当にきつい。地図の時間では絶対にいけない。

  

  途中三回休憩し、頂上避難小屋へ。水3リットル持参しているので、補給不要。

  ちなみに雲取山荘は冬は給水がないので注意(後で聞いたらまだ水は流してるみたい)

  

  霧が濃く、山頂まで行かず、小屋で過ごす。昼食休憩男性2名組の他同宿男性一名のみ。

  明日はそのまま帰れるが、鷹ノ巣避難小屋で打ち上げすることにする。

  時折霧が晴れるが、七つ石山までくらいしか眺望なし。

  同宿の方と楽しい会話を楽しみ、イカ飯ご馳走になる。

  あまり衛生的でないので、自家製燻製肉スープの提供は控える。(鍋から直接食してたもんで。)

  雲取山荘でテント設営した方が写真撮影に来たが濃霧で断念。

  タイミングがよければ霧が流れるいいシャッターチャンスにあたることもあるのだが残念。

 

11月11日(火)

 06時15分 出発

 07時00分 奥多摩小屋(水汲み15分)

 07時45分 ブナ坂

 08時20分 七つ石山

 10時00分 鷹ノ巣避難小屋

  霧が晴れて眺望があるかと待っていたが、諦め鷹ノ巣避難小屋に向かう。

  奥多摩小屋の水場で水4リットル補給。ここは厳寒期凍結した時以外水は絶えない。

  霧で展望がないので、七つ石山から避難小屋までは巻き道利用。

  降雪時は、枝・笹が垂れ下がり、雪が深くなると道が完全に埋まるので山頂ルートのほうがいいが

  この時期はフラットな道を早足で歩けるので、時間・体力とも大変楽なコース。

  ただし千本つつじ、高丸山から日陰名栗山の稜線は富士山・大菩薩等の景観が素晴らしくつつじも咲いているので

  天候のいい時は、稜線を歩かれることをお勧め。

  小屋についてのんびり過ごすが、だれも訪れる人なし。山頂まで行く気がないので途中まで登って終り。

            

  

11月12日(水)

 06時15分 出発

 08時40分 峰谷

 09時20分 峰谷橋

 夜小雨。霧が濃い。暗いうちに出発したら道を間違え、変なところまで降りてしまい結局40分ほどかけて

 元の小屋まで戻る。濃い濃霧の場合ランプの光反射し周囲が見えないので熟知している場所でも迷うことが あるのだと反省。

 まあ上をめざせば登山道にたどり着く自信はあったが、自分の位置が分からない経験は初めてかも。

 意外な地点で登山道に出て、後で考えると、大きな誤解で歩いていたことが判明。いい経験になった。

 霧で展望も無く、雨も不安なので峰谷橋までの最短ルートで下山。いいタイミングでバスが到着。

 明るいうちに帰宅。、

        

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2014年10月 男体山・女峰山・日光白根山

2014年11月01日 | 日記

いずれも一般的には日帰りの山だが、避難小屋・テント泊で一週間の山登り?

大風と雪で一日キャンプ場に停滞。最後の日は同じキャンプ場でのんびり静養。

各山とも意外に手ごわい山でした。

 

10月25日(土)

 09時45分 二荒神社出発

 14時30分 八合目避難小屋

 東武日光駅のバス停は、大勢の人の列。乗り切れない人もいたみたい。

 いろは坂も渋滞気味。外国の人も大挙押し寄せている。

 明日から閉山とのことで、急遽登ることにした次第。

 社務所でお札を頂き入山料(500円)払って入山。

  

 早速急登。大勢の人に道を譲りゆっくり進む。今日は25キロくらいしょっている。

    

 ペースによっては、志津避難小屋まで行きたいが無理そうなので、八合目の避難小屋を目指す。

  

 下山してきた人に聞くと、山頂の小屋は鍵がかかっているという。(後で間違いが分かる)

 今日は八合目避難小屋で終りにすることに決定。

 皆軽い足取りで登っていく中、一人黙々と亀さんの歩み。

 一度林道に出て、登山口まで歩く。

 登山口からは、大石がゴロゴロ。よじのぼりよじのぼりでかなり体力消耗。

 やがて追い抜いていった人が下山してくるのと大勢出会う。

 八合目避難小屋は、板敷きのせいぜい二人が寝れるくらいのスペース。(社務所)

 まあこんな場所で泊まるのは私ぐらいだろうとたかをくくって泊まることにする。

  

 シートがあったので広へる。外のいい食事場所もあり、いい環境(まあ一般の登山者には耐えられないでしょうが)

 素晴らしい風景、夜には星空も楽しめ、抑えながら酒を楽しむ。

           

10月26日(日)

 05時10分 出発

 06時30分 男体山山頂

 09時15分 志津避難小屋

 10時00分 分岐点出発

 12時00分 馬立

 14時30分 唐沢避難小屋

 小屋直前のガレバを越えると、大分楽な登りになる。ザレ場を登って山頂到着。

 社務所・像等の先に山頂がある。社務所の隣にあるのが避難小屋。多分前日の人は

 社務所と避難小屋を間違えたと思う。

    

 避難小屋は、数人が泊まれる規模だが、八合目よりはしっかりしている。(まあ一般の人は敬遠するレベルですが)

 山頂からの展望は素晴らしい。中禅寺湖の全貌も見える。

      

 今日は志津避難小屋を通過し唐沢避難小屋まで行く予定。

 ガレバも無くやさしい道。車で来るならこちらのルートのピストンのほうが楽そう。

  

 志津避難小屋は、しっかりした小屋。一度泊まりたいもの。

      

 ここでアクシデント、小屋前で見ていた地図が林道に出たところで見当たらない。

 途中の道筋・小屋周辺を探すが見つからず。

 このまま登山断念するかと覚悟する。出会った登山者がご親切に地図をくれたので再度林道に戻り女峰山を目指す。

 ご好意に感謝し、いざ出発とザックを背負うと地図が見つかる。パニックで足元をチェックしなかったわけで

 地図を頂いた方にも本当に申し訳なく思う。

 長い林道を歩いていくと、下山者数人と出会う。皆車で分岐点まで来て日帰りの人でしょう。

 馬立から登山道に変わり、かなりきつい道を登っていく。水場でパーティに出会う。静岡から来られたグループ。

    

 給水後一息入れて、小屋を目指すが、急坂・ガレバで今日一番の難所。

 追い越していって下山してきた人にも励まされる始末。

 小屋は志津と同様いい設備。霧が出てきて、冷たい風も吹いてきたが、小屋は快適。

 経も一杯。星空も堪能。

     

10月27日(月)

 04時30分 出発

 07時00分 女峰山

 10時30分 赤薙山

 12時30分 霧降高原

 今日は、是非とも湯元温泉まで行きたいと暗いうちに出発。

 最大の難関は途中のガレ・ザレ場。軽い身ならそれほどでもないのだろうが一歩一歩慎重に進む。

  

 ここを抜けると大分精神的に楽になるが、山頂までは結構厳しい。女性の外観と違った内面の厳しさを見る思い。

 山頂では風が強く予定もあるので早々に先へ進む。

    

 水場まで、やせ尾根急坂、赤薙山への岩場等々決行厳しい道。

 小丸山までの下り道は、道筋が多数ありどれをたどればいいのか大いに迷う。

 小丸山下から霧降高原までは長い階段(天空回廊)下から一番上の展望台まで登るのはごめんこうむりたい感じ。

  

 バスを乗り継いで湯元温泉のキャンプ場に到着。今月一杯の営業。ビジターセンタで手続きしテント設営。

 風がだんだん強くなってくる。

10月28日(火)

 大風により停滞

 夜中大風でテント大揺れ。パラパラと音がするので確認すると雪か雹か当たっている。

 天気予報も悪く、明るくなっても状況が変わらないので手痛い決定。

  

 早朝に湯の湖一周。湯の滝まで眺め戻る。

          

 ビジターセンタで手続き済ませ、酒・食料仕入れに中禅寺湖温泉まで行く。

 食料品店を探し、チュウハイ・肉・野菜・インスタントラーメン等確保。

 竜頭の滝も眺め、戻るが強風やまず。、

     

10月29日(水)

 06時30分 出発

 10時00分 外山鞍部

 11時00分 前白根山

 11時50分 五色沼避難小屋

 12時40分 水場

 13時20分 五色沼避難小屋

 朝晴天だが風はやまず。風がやむことを期待し五色沼避難小屋めざし出発。

 スキー場の作業道路を歩き、登山口到着。ここから厳しい急坂。

 木の根が多く、えぐれた部分も多数。外山鞍部まで息がつけない。

  

 ここから前白根山までは案外楽な道のり。山頂に到着すると強風。

    

 後から来た親子、金精峠から来た男女一組と会う。

 親子は白根山に登りロープウェイで帰る予定なそうで、後を着いて行く。

 山頂から稜線まで強風に煽られながら降りると、案外風は強くなくなった。

  

 五色沼避難小屋までは、五色沼に降りていくルートと、直接行くルートがあるが

 先行の親子に従って直接のルートを選択。稜線を外れ小屋に下っていく道は

 雪が残っていて、岩場を下る部分はチョットつらい。

 小屋はなかなかいい雰囲気。先着の親子と男性一名昼食中。

    

 水を確保に五色沼まで下り、水場まで登り返す。こちらのルートは足跡なし。

 人影の無い沼から白根山を望む風景は格別。

  

 小屋に戻ると、前述の人達は出発していて無人。

 後は誰も来ない。ゆっくり飲食後明日のルート下見。

 暗いうちに歩いても大丈夫な武部分確認。

 後は昨日の食材の消費。

 

10月30日(木)

 05時00分 出発

 06時30分 白根山

 07時45分 座禅山

 09時20分 五色山

 10時00分 国境平

 13時00分 湯元温泉

  真夜中急激に冷え込む。月の無い晴天は、町の光も無く風の無い静かな夜はまさに神秘的でさえある。

 足がこごえるので靴中にカイロをいれ出発。

 神社まではまあまあの道。ケーブルからの道と合流地点。

  

 ここから頂上を見るとかなり厳しそうだったが、まあなんとか山頂到着。

 素晴らしい展望で風もなし。今日は最高の登山日。

    

 ここからの座禅山方面への下りは、かなりこたえる。岩場の急坂の連続。

 行き先が見えていてもなかなかたどり着けなく、体力・精神かなり消耗。

  

 底にたどり着いてから、五色山・国境平まではかなり楽に行けた。

    

 五色山では、今日キャンプ場から登ってきたグループと、金精峠から登ってきたグループに会う。

 皆お元気でこれが不通のペースなんでしょう。

      

 国境平からの下りは最悪。笹が道を覆っているのは大した問題ではないが、

 深くえぐれた場所が多数あり、身軽な身には問題ないだろうが、

 足がかりも無いところもあり、登りに使ったら、この荷でよじのぼれるのかと思うところ多数。

 金精道路・湯元温泉がよく見えるのにいくら下っても距離が短まらない。

    

 まあ時間は余裕があるのだが、単調な道は疲れる。

 平地にたどりついてからは、水平な道を歩くだけ。

 ビジターセンタで手続きして、キャンプ場に荷を置き、近くのホテルの売店でビール・チュウハイ購入。

 テント設営前に一杯。これぞ至福の一瞬。テント設営し飲食後風呂に入りに行く。

 6日間の汗を流しまたまたビール購入。

 今日はご夫婦と単独の男性のテント二張り。両者とも行楽客のよう。

 風も無くいい天気。

 

10月31日(金)

 帰宅

 結露、フライは凍っている。日が出て暖かくなってからテント撤収することにする。

 今日も小中学生の遠足者多数。いい思い出になってほしいもの。

  

 8時20分発のバスで東武日光駅まで行く。早めだったので込まずに到着。

 途中人身事故により電車ルート変更。自身も未遂経験があるのでなんともいえないが

 生きていればそのうちなんとかなりますよ。 

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