登山メモ

酒飲みの登山メモ

2017年08月18日八方尾根

2017年08月20日 | 日記

仙人温泉の露天風呂から、唐松小屋のライトを見ているうちに

唐松岳から白馬岳まで歩きたくなった。

間は、不帰の嶮、一度歩いたときは霧の中で怖さを感じず

唐松岳へ到着した思い出がある。

今年は天狗小屋が営業休止。テントだけは大丈夫そう。

08月18日(金)

 長野まで、新幹線で行き、白馬BTまでの予定。

 切符を買って8時20分のバスに乗ろうとしたら満車で

 10時30分のバスでいくはめになる。

 はっきり言って17時過ぎに唐松に到着するはめになる。

 白馬バス停は雨。リフト終点の「池山荘」に予約を入れ

 一泊。

  

 天候状況で「池」で引き返すことも考慮。

08月19日(土)

 05時40分出発

 07時20分 第3ケルン

 11時20分 唐松岳山荘

 日程が一日ずれたので、あっさり白馬岳までの縦走は断念。

 自宅の用事があるので、仕方がない。

 今日は天候不順なのに、登山者続々。

 ツアー客も含め、がんがん登って行く。

      

    

 こちらは、後ろのツアー客を先に行かせ、降りてくる登山者に

 道を譲るので、自分のペースが作れない。

      

      

  

 かなり体力も減少しているようで、小屋まで到着してぐったり。

 小屋は、喧噪状態。大勢の人が小屋に泊まる。

  

 こちらは喧噪をさけ、キャンプ場へ。

 テント張り終え、一服したところで最大の危機。

 一本だけのガスライターのガスがない。ガスバーナーに点火も出来ない。

 隣のご夫婦にSOS。予備のガスライター頂き大感謝。

 何しろ飯が食えない状態ですから。

 夕方から霧が上ってきて、雨も降って来る。

 今回準備した「シュラフカバー」が見つからず、効果判明せず。

 

08月20日(日)

 05時30分 山頂へ出発 一時間ほど散策

 06時30分 06時30分 下山開始

 08時20分 第3ケルン

 09時10分 リフト乗り場

 ツエルトにケガ生えたようなものなので、結露がひどい。シュラフも

 濡れる。

 朝から快晴、明るくなってから山頂へ向かう。大人数のツアー客避けるため。

      

 白馬岳へ向かうテント組が多数出発。

    

 山頂で会った方は、上高地から入山し、栂池新道まで行くそう。

 仙人温泉のはなしなど、いろいろ経験豊富な話を伺った。

    

  

 山頂からは、快晴で槍・剣お望み次第。

 彼らが向かう、不帰の嶮も明確に見える。厳しい道のり。

 憧れのルート。

      

 後ろ髪を引かれながら下山。

 霧が上ってきて、リフトまでずっと霧の中。

    

 下に降りると、曇り空で雨無し。足裏大いに痛む。

 そのまま長野までバスで行き、新幹線で東京まで向かう。

 日曜とあって大込。

 完璧に曜日の設定が誤った。デッキに座り一駅過ごす。

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2017年08月仙人温泉小屋紹介

2017年08月17日 | 日記

現在欅平から阿曽原温泉小屋までの水平歩道が通行できません。

今のところ仙人ダムに降りる直近の沢も、橋が架けられていない状況。

つまり仙人温泉小屋に行くには、室堂から、剣沢雪渓他不ふたつの雪渓を

降り、帰りは同じコースを戻るしかない訳。

一番奥の寸詰まりの状態なので、目的が「仙人温泉小屋」でない限り行かない。

てなことで興味のない人には勧めません。

こじんまりとした小屋で、商売っ気まるでなし。

露天風呂の全面には、唐松岳から白馬岳までの全貌が見え。

夜には、星空とともに、唐松岳小屋の照明が見える。

緑深い山小屋で、のんびりお風呂を楽しむのも一興かと思います。

ピーク挑戦だけが、山歩きの楽しみではありません。(百名山踏破など論外)

花を求め、温泉を求め、小屋を求めそれぞれ遊ぶところは一杯あります。

皆さんも、変に固執せず山を楽しんでください。

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2017年08月03日室堂~仙人温泉2

2017年08月16日 | 日記

08月03日(木)晴

 朝室堂から予約電話あり。今日来るそう。

 早速届いたセメントで、風呂の修復。慣れた手つきで仙人割れ目を埋め注水。

  

 準備OK。宿泊棟は未整備(資材が届かなかったので)だが、別棟があるので

 宿泊に不安はない。

 室堂からのピストンでのお客さん、来てほしいもの。

 私は、廃材等の焼却担当(それぐらいしかできない)

 お客様は初めてここまで来たので大分精神的にきつかった模様。

08月04日(金)

 今日も焼却当番。昼頃 村上さん到着。

 明日は温泉の水の点検。

 午後から二人囲碁に興じる。

  

 私は隣で酒飲み。(どっちが勝ってるかわからん)

 

08月05日(土)

  

 二人は、温泉水の修理。沢の水を噴気孔まで導き温泉水を作っているので

 供給源の水源を追加し、湯量確保。

 廃棄処分の布団五枚ほど焼却。

 快適な環境(天候・精神)ですっかり体調回復

       

    

08月06日(日)

 05時30分 出発

 13時00分 真砂沢ロッジ

 帰りは表示を慎重に辿ったら、すんなり到着

 帰りと思うと寂しいが、注意はしっかり。

 へつった壁を歩く面白い場所もあるが、まずはマイペース。

 仙人峠下の雪渓で会った人は、これから仙人温泉まで行くそう。

 仙人池小屋の人によると、アイゼン持たず、仙人温泉まで行くそう。

 まあ私には、想像できない暴挙と思うが、自己責任。(初めての場所みたい)

 二俣吊り橋から雨が降って来る。

 なんとかずぶぬれにならず小屋到着

 

08月07日(月)晴れのち雨

 05時30分 出発

 09時10分 剣沢キャンプ場

 10時40分 劔御前小屋

 13時00分 雷鳥沢キャンプ場

 長次郎谷・平蔵谷から降りてきたグループと遭遇。

 あんまり早い時間なので、理解困難。長次郎組は、元気よく上に向かい

 平蔵組は、下って行った。

      

    

 劔岳キャンプ場に到着すると、剣岳登頂者が続々帰還。

 今日は最高の展望だったよう。

 雷鳥沢に到着して、このまま帰宅するのもおしいと

 もう一泊決定。

 夕方から、風雨厳しくなる。

 

08月08日(火)大風・大雨

 台風の影響で大荒れの天気。

 早朝から撤退のテント多数。

 一日中大雨大風。テント内で酒飲むばかり。

 そのうち浸水。シュラフも濡れて使い物にならない。

 安全な場所で貴重な経験が得られた。

 強風に耐えるために石をテント内に置き、30分ごとにテント内の水を

 軍手に吸い取る。

08月09日(水)小雨

 明日から田舎に帰るので、今日は家に戻らなければならない。

 室堂ターミナルまでは、風はないが霧の中。

 信濃大町より青春18で帰宅。

 

 

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2017年07月29日 室堂から仙人温泉1

2017年08月16日 | 日記

室堂から剣沢雪渓経由で、仙人温泉に遊びにいきました。

阿曽原から欅平までは、登山道崩落のため通行不能。

室堂へ戻るピストン。

7月29日(土)

 夜行バスで新宿から扇沢へ向かう。

 最後尾で結構振動がきつく、眠れない。

7月30日(日)曇りのち雨

 トロリーバス等乗り継ぎ、室堂へ到着。

    

 連日の猛暑で、食欲がなくターミナルの立ち食いソバも残す始末。

 荷は20キロほどだが、雷鳥沢までかなりきつい歩き。

 明日からの行動に不安。

 テント設営後、雨が降って来る。

7月31日(月)快晴

 とりあえず、体力確認。

 軽装で、劔御前小屋まで登ってみる。

 まあ何とか大丈夫そう。

 大日岳方面へ下ると、花が咲き乱れている。

      

 分岐点から雷鳥沢へ戻る。

 最近ここまで登って来る外国の観光客が結構いる。

 口コミなのか、今日は立山が良く見える。

      

      

      

      

  

 雷鳥沢にテントデポし、軽装で仙人温泉へ向かうことにする。

 2泊以上は1000円ぽっきりの幕営料なので9泊に延長。

  

08月01日(日)

 5時30分 出発

 13時00分 真砂沢ロッジ着

今日は、真砂沢ロッジまで行き、小屋泊まり。

剣沢雪渓は、残雪が多く高巻き地点も一か所だけ。

      

小屋に入って一時間もすると、雨が降って来た。

今日は幸運。

新しいオーナーの「心平さん」に聞くと、今期も雪の重みで

小屋がつぶれたそう。

外観は変わらないが、梁・壁等新しくなっている。

これから、自分の色を出していくところで、順次整備している段階。

テント場は大学の山岳部らしいメンバーで結構な数。

ここは、クライミングや一般の人には厳しいルートにアタックする人の

拠点なので、一般の小屋とちょっと雰囲気が違う。

 

08月02日(火)

 05時30分 出発

 08時00分 二俣吊り橋

 11時00分 仙人峠

 13時30分 仙人温泉

 二俣吊り橋までには、大きな雪渓が2か所ある。

 最初の雪渓はかなり急で、長いのでアイゼン装着。

 次の雪渓は、川岸の壁伝いに辿る。かなり雪渓の圧迫感があり

 いずれは、歩けなくなるコース。

 仙人峠の登りはかなりきつい。

 中間地点のベンチ周辺が、剣岳のベストポイント。

 峠からは「池の平小屋」と「仙人池小屋」へ行ける。

 両方とも、素晴らしい展望が広がるので一度訪れることをお勧め。

      

 仙人池小屋でお茶を頂き、下の雪渓状態確認。

 取水口直下は、グズグズだが、後はしっかりしている。

 滝の上部で高巻き。後ははっきりした印から夏道に上がる。

 湯煙が見え、水のホースが現れれば小屋はすぐ。

 小屋に到着すると、丁度ヘリが資材搬送してきたところ。

 高橋仙人一人で、資材小屋に運び込んでいる最中。

 一週間以上天候不順で遅れていたそう。

 荷運びを終わり、乾杯。

 電話があり、室堂から一人明日来るとの連絡。

 セメントも届いたので、明日風呂の修理が最優先。

     

 

 

 

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