登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年08月室堂・剣沢・真砂沢・仙人峠・仙人温泉・阿曽原温泉・祖母谷温泉・欅平

2015年08月31日 | 日記

今回は、山頂を一回も極めず、雪渓・山道を歩くだけ。

なにしろ目的は、「仙人温泉」へ行くこと。

あとはおまけ。

「わさび事件」の張本人としては行きづらいが、あつかましく訪問。

グループでの「下の廊下」歩きも計画しているので下調べも兼ねて出発。

08月22日(土)

 新宿発深夜バスで扇沢へ向かう。

08月23日(日)

 09時30分 室堂

 10時30分 雷鳥沢キャンプ場

      

 トロリーバス・ロープウェイ等々乗り継ぎ室堂に到着。

  

 霧が広がり、山頂の展望なし。

 待ち時間も含め、深夜便でこたえる(二日酔い?)

 雷鳥沢への急坂の下りで早速体の重さを感じる。今日は雷鳥沢までの行動予定。

        

 時間は早いが、剣沢まで行く気力なし。足が重くてしかたがない。

 テント設営し近くのホテル(小屋?)に酒購入に出発。(室堂でビール購入済みだが)

 今日は、登山後撤収のグループが多く、結局半数以下になってしまった。

 遅くまで剣岳へ向かうグループ多し。

08月24日(月)

 04時50分 出発

 08時15分 剣沢キャンプ場

  前鶴具往復

 12時30分 剣沢キャンプ場

  山に入ると元気回復。剣御前小屋までの、延々と続く急登では当然「お先にどうぞ」の

 状態だが、ペースはいつもの状態。

          

 剣沢キャンプ場に中途半端な時間に到着。

 テント設営の手続きのついでに、救助隊に雪渓状況聞きにいく。

 たまたま隊員2名出動時で残った人に状況を聞く。(3名遭難)

 あさってから台風がくるかもしれないとしっかりおどかされる。

 とりあえず荷を置いて、剣岳の途中まで向かう。戻ってくる人多数。

    

 前剣まで行き、山頂までは時間的に無理と判断し引き返す。

  

 明日どうしようか大いに迷うところ。

        

 帰りに剣沢小屋でビール購入。

 

08月25日(火)

 05時00分 出発

 08時00分 真砂沢ロッジ

 09時50分 二股吊り橋

 13時00分 仙人峠

 14時00分 仙人池ヒュッテ

  結局天候悪化を考慮して、なるべく早く楽な行程で行くことにする。

 天候が悪化する前に仙人峠の小屋を目指すことにする。

  

 第一は池の平のテント場、仙人池ロッジも考慮。

 剣沢の雪渓は雪が想定以上に残っている。今回4本歯のアイゼン持参したが心もとない。

 ないよりましだが、安定性が無い。反省。

  

 いつもの夏道への取り口が見えない。結局残雪が多くて、真砂沢小屋まで雪渓を辿れるところを夏道を探し探しの

 歩き七ってがっかり。

 真砂沢小屋のご主人と話をしたら「からつゆ」で雪がとけないんだそう。

 来年小屋開けるかどうか分からないといわれ大いに困った。

 個性のあるご主人含め大好きな小屋なので、是非これからも続けてほしい。

 (一年休んでもいいですから)

 ここから二股吊り橋まで長いこと。河原の石で足裏が結構傷む。

  

 仙人峠の登り口からがいよいよ正念場。

 地図も含め一時間30分の行程とあるが、私の想定は4時間。

 最初は延々と急坂の会談が続く。必死で登っていくと中間点にベンチがある。

 ここからは少し楽になるが先は長い。

  

 途中雨が降り始め気をそぐ。

 これから池の平までは一時間。雨の中テントを張り明日も濡れたテントの撤収と考えると期が思い。

 目の前に見える仙人池ヒュッテで小屋泊まりに決定。木道を辿り小屋に到着後、雨が本格的になる。

 滑り込みセーフ。ベンチで追い越していった方がのんびり食堂でビールを飲んでいた。

  

 明日は阿曽原まで行くそう。風呂に入ってのんびり。二人で食事後もう一人到着。

 結局今日は3人のみの宿泊。

08月26日(水)

 06時00分 出発

 09時00分(?) 仙人温泉

  今日も怪しい天気。到着が早すぎるかもとも思ったが、雨が降らないうちに出発。

    

 雪渓はかなり残っている。滝の前右側を回りこんで下るところがかなりきつい。

  

 中途半端に雪が残っているので雪渓に再び取り付くのにかなり苦戦。

 雪渓を下り始めると、今度は夏道への取り付き点を見つけるのが大変。

 なにしろ目が良くないので、印が見えない。これで霧でもあったらお手上げ状態。

 左側を注視しながら下っていくと、赤い丸印が見えたが、猛チョットと下っていったのが失敗。

 強引に夏道まで登るはめになる。湯煙が見えるので、 仙人温泉小屋までは近いと思うが

 ロープのある難所が続く。結局地図の時間の倍かかって到着(想定内)

  

 小屋の旦那高橋さんの高橋さんにより、HPで紹介されていた状況は大分修復されていた。

  

 早速腐食した廃材等の償却のお手伝い。まあこれぐらいしか手伝いできません。

 なにしろ「わさび事件」の犯人ですから。下手に手を出すと何をするか分かりません。

 しかし廃材山のよう。これを修復したのだから大変な作業。

 荷揚げした木材は使い切ったそう。あとは使える部分を切り取り再利用するそう。

 もう一度資材を荷揚げするそう。

 明日は小森さんも来るということで二泊予定。

 幸い台風はどっかに行ったが、秋雨前線が気になる。

 雨の中、木の根が多い新道を歩くのはつらい。阿曽原までは雨降らないよう祈るのみ。

 ここもキャンセル多発状況。

 夜は楽しく歓談。小屋製作の「剣岳ショク杖の文鎮」購入

     

08月27日(木)

 一日滞在

 のんびり一日を過ごす。ごみ燃やしの当番をしながら、ウィスキーをちびりちびり。

 風呂から見える唐松岳も霧でかすんでいる。

      

 昼過ぎ小森さん到着。仕事投げ出し子守さんと歓談。ゴメンナサイ。

 今日はお客様一人。折立から入山、相当な健脚。明日は阿曽原まで行くそう。

08月28日(金)

 06時10分 出発

 11時00分 仙人ダム

 12時40分 阿曽原温泉小屋

  灰の整理もせず出発。源泉の手前の沢の雪渓横断で、、アイゼンつけ進んだら最後の登山道の取り付きで苦戦。

 ロープ無かったら無理だったでしょう。初めての人は取り付き点が分からないみたいで迷うよう。ベンガラがあるといいのだが。

        

 足場が悪いので慎重に急坂を下るが、途中一回転落。

 立ち木のある場所で木を抜いたのが悪かったが、3メートル程落っこちる。少々膝を打った程度。

 より一層慎重に下る。沢に渡した橋を渡り、長い数段の梯子を降りると仙人ダムはすぐ。

    

 ダムで休憩していると、同宿の方到着8時過ぎ出発したが前述の雪渓で迷って小屋に戻ったそう。

 なるほど追い抜く場所が遅いと思って納得。関西電力宿舎の先から最後の登り。

 ヒイコラ登って水平道にたどり着くまで一時環強。結局小屋に着いたら前述の人風呂に入ってのんびりしていた。

 ここも天候不順で明日20人のパーティキャンセルとのこと。

 テント設営し風呂にはいり一杯。パラパラと登山者到着。雨が降ってきて今日は風呂一回のみ

            

 今回も滑り込みセーフ。今日はテント私のみ。

08月29日(土)

 停滞

 夜から激しい雨。荷作りはしたが、テント撤収の気なし。結局小屋に猛一泊申し出。

 小屋の休憩所雨が弱まるのを末。宿泊者は皆出発。

    

 10時過ぎ雨あがる。一時太陽も出る。午前中ビール片手にのんびり入浴。

 ポツポツ登山者到着。テント一張り。雨の中頑張って来てます。

08月30日(日)

 05時10不 出発

 06時00分 ピーク

 08時30分 折尾谷

 13時00分 欅平

 14時30分 祖母谷温泉

 明け方雨脚強くなる。諦めて今日は祖母谷温泉目指す。

 丸太橋を二つ渡り急登を一時間かけて登る。その先は急坂・丸太の階段。

 何とか水平道にたどりついてからもゆっくり進む。途中テントの夫婦軽快に追い抜いていった。

 折尾谷・大太鼓・志合谷と雨の中黙々と進む。

            

 志合谷の長いトンネルはヘッドランプでも良く見えず、結構な時間かけて通過。

 ここから展望台までが結構長い。途中男性リーダーの女性グループ7名ほどが追い抜いていったが

 足の速いこと。

 展望台から見慣れないヘルメットの集団下山中。後を追うと出口広場(登山者通行禁止)へ行った。

 多分エレベータの場所なのだろう。ここからも結構な急坂。金属製の階段があり楽だが結構な時間がかかる。

 ここまで、こんな時間に?と思われる登山者が阿曽原へ上って行った。私には無理だが大丈夫?

 欅平駅で休憩。明日の運行予定等確認し時刻表入手。

 後は疲れたからだで祖母谷温泉へ向かう。最後の長いトンネルを抜けると祖母谷温泉の小屋が見える。

  

 雨はやっと小止み。今日も小屋泊まりに決定。

 小屋で最後の食材整理。ビール・チュウハイ痛飲。

    

 晩飯はなかなかのもの。飯大盛2杯食したら食いすぎで苦しくなる。

 客は常連の釣り客4人と、旅行客2名。

 風呂は内風呂と露天風呂(男女別)がありみょうちょうまで5回も入る。

 

08月31日(月)

 07時50分 出発

 08時40分 欅平

  朝食後のんびり欅平へ出発。トロッコは窓付きを選択。展望は余り無い。

        

 今日もツアーグループ大勢登ってくる。

 電車乗り継ぎ新黒部駅で下車。新幹線駅「黒部宇奈月駅」はすぐ。

    

 施設は立派だが、みやげ物店2つのみて、飲食店がない。

 まあ拠点から離れた駅です。これから変わっていくでしょう。

 あっという間に東京に到着。大丸内にある石井スポーツ店で次回の食材等購入し帰宅。

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2015年08月赤石岳から北岳2

2015年08月18日 | 日記

08月14日(金)

 04時00分 出発

  道間違い

 09時00分 塩見小屋(営業停止中)

 11時00分 塩見岳

  道迷い

 12時30分 蝙蝠山方面との分岐

 16時30分 竜尾見晴

 19時30分 熊ノ平小屋

 結局「熊ノ平小屋」を目指し進むことにする。

 当初から、標識を見過ごし水場と荒川方面の分岐点まで行ってしまう。濃霧で判断間違える。

          

 塩見小屋に向かうと、職工さん8人ほど下山してきた。お盆休みでしょう。

 小屋は、大分形がついてきたようで、来年が楽しみ。(来れるかなー)

 追い抜いていった連中はどんどん下山しているところ、岩登りを楽しみゆっくり亀さんのあゆみ。

      

 東峰で休んでいると猛女がガンガン下っていった。

  

 濃霧で先が見えず、蝙蝠岳との分岐点までのイメージが違っていたのでここでもタイムロス。

  

 後は道迷いも無く順調に進むが何しろ亀さんの歩み。

 風景は本当に素晴らしいのだが明るいうちにたどり着けるか疑問附。

 まあ適当な場所でビバークも想定しているので不安はない。

  

 意外なことに、遅くなってもテント組・トレイルラン者が来る。

 トレイルランの人に尋ねると夜もはしるそう。まあ何にも持たず走っているのだから当然か。

 道を間違える心配はなく、ただ小屋につく時間(怒られる)が心配。

 想定どうり明るいうちに小屋に着いたがやはり一言注意される。

 今日はテント満杯。小屋の管理人さんも苦慮されていたよう。

 ゆっくり飲食もできず、ラーメンで就寝。

 

08月15日(土)

 04時30分 出発

 06時00分 農鳥岳との分岐

 07時00分 三峰岳

 08時40分 間ノ岳

 10時50分 北岳山荘

  暗いうちに出発。急坂を登ってザレ場に出ると冷風が吹いている。暑さには弱いが寒さには耐えられるので

 そのまま進む。

 三峰岳への登りは、本当に楽しい。岩壁のトラバースなんぞもっと続けーてな感じ。

  

 ところが山頂へのザレ道で突然足が進まなく丸。昨日からの食事の影響か(シャリバテ?)

    

 山頂でアンパンほうばる。ここから間ノ岳を望むと長ーい、高ーい

 実際登ってみると、いいルート設定でほとんど問題ない登り。(亀さんの歩みですけど)

 間ノ岳は、北岳の付加物みたいであまり人気はないようだがいい山。

      

 ここからチョットで北岳山荘までいけると思ったら大間違い。

 苦しくもあり楽しくもある道が延々と続く。

  

 小屋にたどり着くと、今日はひとつ布団に二人ベースなそう。

 テントもどんどん埋まっていく。今日は夕食・弁当(朝食)依頼。食材も不安になってきた。

  

08月16日(日)

 04時30分 出発

 06時30分 北岳

 07時30分 出発

 08時10分 肩の小屋

 10時40分 二俣

 13時00分 広河原山荘

  北岳の展望は最高。雲海の上に浮かぶ富士山、千丈・甲斐駒・鳳凰三山等々近傍の山々

 が綺麗に見える。(北アルプス等は霧の中)山頂で弁当食しのんびり過ごす。

            

    

 肩の小屋も結構テント場のスペースがあるよう。(水が問題)

    

 二俣まで急坂が延々と続く。

 ここからは、渓流沿いを延々と歩く。途中冷たい水で顔を洗い一息つく。

 広河原山荘に到着し今日はここで静養することにする。

 高校生グループ30名ほどがテント設営。明日登るよう。テントを見ると千葉から来ている。

 アジア系のグループ多数小屋に泊まる。

  

 

08月17日(月)

 帰宅

  夜から雨が激しくなる。4時半頃目を覚ますと、高校生グループは出発していた。

 雨の中大変だ。8時に交付行きのバスに乗り込み帰宅。小屋に泊まっていた人も多く

 バスは満杯。芦別の駐車場からも多数の乗降客あり。

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2015年08月赤石岳から北岳1

2015年08月18日 | 日記

相変わらず亀さんの歩み。

当人は自分のペースで頑張っているのだが、はたから見れば単なる無理な頑張りにしか

見えないかもしれない。

08月08日(土)

 静岡駅~畑薙ダム~さわら島ロッジ

 山登り前に事故。駅ビルの4段ほどの階段でつまづいて転落、左ひじと左足のむこうずねを強打。

 幸い骨折はしなかったがかなりの衝撃。登山にも影響しそう。

 井川までの鉄道は、前年の台風の為来年一月まで運休。8月末までの静岡駅~畑薙ダムまでのバス

 が頼り。臨時駐車場からさわら島ロッジまでは送迎バスで行く。

    

08月09日(日)

 06時00分 出発

 12時00分 ボッカ返し上

 13時00分 赤石小屋

 今回のコース、登りに使うのは初めて。鉄の階段を登り登山道に取り付きと、急坂の連続。

  

 のんびり後から出発したグループを先送りし、ひたすら先を目指す。

 過去に下山した時にだ意識しなかったが、かなり厳しい道。ただひたすら展望の無い森の中を登っていく。

 ボッカ返しの標識からの登りはかなりハード。

 のんびり前後を進んできた学生グループは、ここで大休止の模様。

  

 こちらは小休止の後、小屋へ向かう。

 小屋に到着すると、追い抜いていった面々が楽しくビールなんぞを飲んでいる。

 一時間半以上前に到着している。

 テント場は小屋下の道脇で、設営可能数は少ない。

 のんびりやってきた学生連中は、ヘリポートに設営。

         

08月10日(月)

 05時00分 出発

 09時00分 稜線分岐(赤石岳・荒川岳方面)

 09時15分 赤石岳

 09時40分 分岐

 12時00分 大聖寺平

 12時30分 荒川小屋

 分岐までの道、かなり険しい。岩場・桟道・ガレ場等々変化に富んでいる。

 花は全体に少し盛りを過ぎた感じ。

 前述の学生グループ、朝食等のんびり休憩しながら登ってくる。

            

        

 分岐点で荷を置き、山頂を目指す。かなりの急坂も登ってくる人のペースに合わせられる。(軽快に追い抜けないが)

      

 山頂はかなりの人数。皆満足感にあふれている。晴天で展望もよい。

    

 分岐点に戻ると学生グループのんびり休憩中。今日は私と同様荒川小屋泊まり予定。

 大聖寺平までの急坂を下りあとはトラバース道。

      

 荒川小屋のテント場は、水場も近く、快適。多くのテントが張られている。

   

08月11日(火)

 05時00分 出発

 07時10分 分岐(前荒川・中荒川)

  中荒川岳先まで遊歩

 08時20分 分岐

 12時30分 高山裏小屋

  分岐点までは、急坂が続く。途中植物保護の柵がある。ここまで鹿の害が及んでいるのだろう。

 盛りを過ぎても花は綺麗。

    

 夜叉神から光まで行くというおじさんには、「無理せず自分の年齢と体力にあった登山をしなさい」と

 説教される。

 確かに傍目から見れば、過大な荷をしょってあえぎあえぎ登ってくる見るに耐えない様相かもしれない。

 しかしこれが私のペース。まあ出来なくなるまではこのままいきます。

 分岐点に到着後、時間に余裕があるので悪沢岳方面へ散策。身軽になって悪沢岳ののぼりの直前まで行く。

      

 戻りの途中くだんの学生グループと交差。千枚小屋からさわら島にもどる予定なそう。

 分岐点から高山裏小屋までの道はかなり厳しい。

 前岳から下り口までの稜線は、片側が崩落した怖い道。下り道はガレ場・ザレ場の急坂が延々と続く。

            

      

 小屋より手前の道脇にある水場の水は、チョロチョロ。2リットルの水5分ほどかかる。

 水を汲んで休憩していると、荒川小屋でテント張っていた学生グループが到着。

 甲斐駒ケ岳まで行くという。明日は三伏小屋、あさって農鳥小屋までの予定。

 小屋に到着すると、テント満杯の予想なのでと、かなり下の場所指定される。

 周りテントが無いので気を使うことも無く快適。

    

 学生グループは、先行グループと合流して大いに盛り上がっていた。

 

08月12日(水)

 04時00分 出発

 09時00分 小河内岳

 11時40分 三伏峠小屋

 暗いうちに出発。なるべく早く次の小屋の場所確保したいので。

 三伏峠小屋は、塩見岳登山の拠点で、鳥倉登山口までは車で来れ、

 北岳方面・荒川だけ方面からの登山者も多い。

 学生グループはさっさと追い抜き、こちらはいつものペース。

 小河内岳付近で富士山が綺麗に見える。小河内避難小屋には、のんびり休養する人が見える。

    

 ここから烏帽子岳まで結構な行程。展望はいいが結構くたびれる。

 烏帽子岳からは意外と早く水場との分岐点に到着。

 途中雷鳥の親子に遭遇したが今日は天候大丈夫そう。(雷鳥に出会うと天候悪化の印)

      

 分岐点から小屋まではすぐだがつかれているので結構時間がかかった。(精神的にも)

 学生グループもテント設営。こちらもいつもの場所に設営。

 霧が出てきて展望なし。水場へ補給に行く。後は酒飲みくらい。

    

  

08月13日(木)

 雨で停滞。暗いうちに試しにルート歩いてみるが、雨・雷が激しいので撤退。

 前述の学生グループは4時ごろ出発。

 10時頃には雨上がってきたが、今日も登山者大勢。

 スケジュール調整ができないのだろうがご苦労様。

 今年は塩見小屋が改築の為営業停止。中継点がない分次の小屋「熊ノ平」まで

 ロングコースとなる。当初「蝙蝠岳~二軒小屋」のルートも考えていたが、鳥倉登山口から帰るか

 北岳までいくか大いに迷う。

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2015年08月奥穂高岳

2015年08月06日 | 日記

今回は珍しくグループ4人での登山。いろいろな経過があり

当初「涸沢」へ誘っていた人物が、やめて当人が集めメンバーで登ってきました。

小屋どまりでも、装備過剰に準備したため、テントの重量がないくらいの荷重になり反省。

みなのペースに合わせるには、荷は軽くしないと。

08月01日(土)

 22時30分 新宿発上高地行きの深夜馬首で出発。

  自宅出発時、ザック重量18キロほど。余分なものを詰め込みすぎ。

08月02日(日)

 06時00分 上高地BT出発

 09時10分 横尾山荘

 10時40分 本谷橋

 14時15分 涸沢ヒュッテ

 BT到着後朝食を済ませ、横尾へ向け出発。単独と違って皆の早いスピードに合わせるのに苦労。

      

 足の運びが速くて、普段のペースではどんどん遅れてしまう。

 今日は快晴。空気は冷たく乾燥しているが、日差しが強い。

  

 横尾からいよいよ登山道。本谷橋までは距離は長いが、苦しいところは無い。

    

 本谷橋では大勢の人が休憩中。

  

 ここから休憩できるちょっとした場所までが、一番厳しい登り。

 ガレの急坂が延々と続く。休憩場所で判断し3人先行させマイペースで進むことにする。

 小屋まで鎖場等危険場所は無く、先行させても問題ないと考え、小屋で宿泊手続き済ませ

 まってもらうことにする。

 まあいつものように一歩一歩前に進めば明るいうちには着くだろうというう考え。

 日差しをまともに受け、暑さに弱い私としては、熱中症にならないように気をつけながら、休み休み登るしかない。

 途中沢水が流れている場所で汗を拭い、鉢巻を湿らし一息つくが、先は長い。

 小屋直下の設計周辺からの急坂では、先がみえていても一休みしないと持たない状態。

 体力も大分落ちているよう。めげないが人に合わせるのは大変。

 小屋に到着すると、ベランダで缶ビールあけていた。

  

 睡眠不足もあってか、3人とも宿舎で、食事時間まで暴睡状態。

 持参した焼酎2リットルも一人でのむはめになる。

 カールは相変わらず美しい。大勢の人がベランダで楽しんでいる。

  

 写真・TVでは味わえない世界がここにはある。苦労して登ってきて自分の目・肌・鼻・耳で感じるものがある。

 登ってこなければ分からないし、言葉に変えても意味が無い。こなければ分からない。

 明日昇るザイゼンクラーデに思いをはせる。

     

08月03日(月)

 05時00分 出発

 06時30分 ザイゼングラーデ取り付き

 08時10分 奥穂高山荘

 09時20分 置く穂高岳山頂

 10時45分 奥穂高山荘

 12時15分 ザイゼングラーデ取り付き

 13時30分 涸沢ヒュッテ

 朝焼けを鑑賞し、朝食弁当持参で出発。

        

 涸沢小屋から登山道に入ると早速ガレ場の登り。ザイゼングラーデの取り付きまでは、山腹を長く横切るルート。 取り付き点で朝食

 いよいよ危険地点の登りとなる。岩場・鎖場が続き慎重に登る。

      

 途中落石らしいおとがして、先行の人が雪渓脇で人発見。転落した模様。救助にいけるような場所でなく、下山し

 らに連絡頼む。

 元気な人はどんどん抜かせ、下山者にも安全そうな場所で道を譲る。

 危険な場所はお互い様、挨拶交わし互いに励ましあいすれ違いましょう。

 奥穂高山荘で休憩・給水(有料)これからの難関突破に英気を養う。

 小屋の従業員に先ほどの事故の連絡状況確認。警察の救助隊対応中とのこと。

 天候安定しているので、ほとんど水だけの軽装で山頂を目指す。

 小屋前の岩場の登りが一番きつい。梯子・鎖場の連続でj6勇退発生地点。

 幸い下ってくる人いなかったので最後の梯子まで上りに専心。

        

 片側落ちているガレ場を通過すると、急なガレ場の登り。山頂は見えずピークの脇を何回か抜けると

 最後のガレ場の登りに到着。

 ジャンダルムも良く見える。一人向かう人西穂高まで行くのだろうか。うらやましい。

  

 山頂は大盛況。祠と山岳表示板がある。

      

 写真撮影後、チョット下ったスペースで休憩。槍ヶ岳の偉容が聳え立つ。

    

 下山時小屋直前の難所で渋滞発生。小屋からの登り一時停止させ8人ほど下山。その間に下山者の続々到着。

  

 互いに人数把握し交互に通過する交通整理の人が必要な状況。

 思わぬところで時間ロスしたが、これからのザイゼンローオの下山が安全第一の行程。

 なにしろ事故直後なので、慎重に下る。この時間登りの人も多数。くだりの追い抜く人も多数。

 それぞれ安全を期し道を譲る。皆挨拶はしっかりしている。

 抜きつ抜かれつしているうちに顔なじみまでできてくる。

 ザイゼングラーデの取り付き点でメンバー一人先行願い、後はマイペース。

 先は危険地帯もないので、宿泊手続き等依頼。

 残り3人が小屋に到着すると、手続き完了、宿泊場所に荷物置いて待っていた。

 早速生ビールで乾杯。

 そのまま他のメンバー爆睡。今日も一人飲んでいたが限度声目が回ってくる。

 高度が高いとアルコールの回りは速い。結局2日間で500ミリリットル消費のみ。しょってきた甲斐が無い。

 食材・用品もほとんど使わず。単なる荷物運搬人状態。

 

08月04日(火)

 06時00分 朝食後出発

 07時30分 本谷橋

 08時50分 横尾

 10時00分 徳沢

 11時50分 小梨平

  入浴・昼食後上高地BTまで

 15時00分 観光地BTより新宿行きバス乗車

  熟睡中の3人を04時に起こし05時から朝食。余裕を持って出発。

  

  テント泊の韓国人パーティガンガン降りてくる。本当に精力的。

  今日も登りくだりとも大人数。なんか顔なじみの人も降りてくる。

  本谷橋への急坂の下り前に一服。

  

 ここから橋までは、うんざりするほど長い。

 本谷橋は今日も休憩者で一杯。ここから横尾までは又長い。

 厳しいところは無いが疲れる。

  

 横尾からは遊歩道。観光客と登山者が入り乱れている。

 今日も高校生グループが目を輝かせ登っていく。(皆テント)

 忘れられない夏になるんだろう。

 徳沢でソフトクリーム楽しんで、小梨平で入浴・昼食。

    

 もうバスで帰るだけで、インフォメーションセンタ等で時間をつぶす。

 バスは渋滞もあったが何とか30分ほどの遅延で到着。

 帰るルート今日のJR事故影響なくラッキー。

 それぞれ無事に自宅に到着。

 

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