今回は最悪の湯治になった。
反省点は、最後にまとめる。
体調は安定しているが、猛暑の中、自宅で隠居状態もあり
体力は極端に落ちている。
前回・前々回の旅行時も、ザック背負って立ち上がれなく
手助けを借りていたので、今回はキャリアーを使うことにする。
食事付なので、荷物は防寒考え衣服多数、カメラ・お酒・モバイルバッテリー
など。
普通の人なら問題ないだろうが、宿まで多くの人に迷惑をかけた。
09月29日(日)
前回の旅行で右手親指にひびを入れ、固定の包帯状態でかなり目立つ。
バスに乗る時ステップで荷物あげられず、手助けしてもらう。
何とか総武快速で東京駅に到着。
新幹線乗り口までの距離が長いこと。
休み休み何とか糸魚川へ向かう。
糸魚川から蓮華温泉までのバスは今の時期は土日祝日のみで
10月10日で終了。乗ったバスは6人ほど。乗務員さんに
荷物あげてもらうように依頼。
濃霧で、下山の乗用車との交差で30分ほど遅延。
宿のフロントまで、同乗の方に手助け頂いて何とか到着。
結構消耗していたので、部屋でひと眠り。夕食前にひと風呂浴びる。
例によって夕食半分も食べられなかった。
まあ私の状況は、前回含め宿の方認識されているので気を使って頂く。
09月30日(月)
一晩ゆっくり休んで、大分元気回復。野天風呂まで行く体力は
ないので、近傍の道路を散策。
気温が下界より10度ほど低いので、日陰や館内ではかなり寒い。
持参の服を重ね着したが、見通しがかなり甘かった。
これは私の体力の問題でもある。(筋肉がなくなっているので寒暖に
弱くなっている)
ご飯は半杯がやっと。内湯に入ると部屋までの階段がかなりきつい。
10月01日(火)
朝14度猛暑から来たので寒さがこたえる。持ってきた衣服を
重ね着するが、日が当たらない所では寒い。
今日はテント場まで往復。前回と違って気温が低いので
暑さにやられることはないが、往復が限界。
午前中は晴れていた。朝食しなかったので
昼食にうどん食したため、夕食すぐ入らなくなる。
今日は夕食5人のみ。
10月02日(水)
朝食一人のみ。宿のスタッフと一緒に頂く。色々と話して
楽しかった。
午後野天風呂「黄金の湯」へ入浴へ行く。
白馬岳との分岐から、丸太橋まで行き、戻って入浴。
大分元気になって来ている。15時ころから本格的な雨が売ってきた。
今宿舎の周辺の駐車場と道路整備(防災工事含み)を行っている。
山道は人間の手が加えられなければ、やがて消えていく運命。
アホな人は、自然はほっておけば最高と思っているようだが、
今問題になっているのは、登山道の維持管理。まあ入山税は
必要不可欠になると思います。
話が飛びましたが、こちらは一般道の整備の写真。
10月03日(木)
曇り時々雨。急な運動の為か、15時過ぎから胃腸の調子が悪くなる。
夕食中断し、就寝。
10月04日(木)
熟睡したせいか、朝体調回復して、朝食しっかり食べられる。
帰宅時の疲れも考慮し、一日延長することにする。
午後体調不良で、夕食抜き。靴を見ると15人ほど宿泊模様。
10月05日(土)
あさ起き上がって歩くと、気分が悪い。朝食はちょこっと口をつける
程度。夕食・朝食うどん頼む。
何とか夕食は食べる。
深夜嘔吐何回かする。
10月06日(日)
起床時体調回復しないので、朝食キャンセル。帰宅日で
荷物はバス停まで運んでもらう。
宿の方には親愛・迷惑をかけてしまった。
帰りのバス・列車の中では何度か嘔吐。
東京駅の乗り換えでは、何度かやすんでホーム間の移動に
40分ほどかかってしまう。
何とか青息吐息で帰宅して、横になると落ち着いてきた。
反省
湯治中に体調不良になったのは初めてだった。前回「夏油温泉」
から自宅にいって三日間滞在した時帰宅時嘔吐したが、今回は
それも含め無理せず療養に徹底しようとしたが耐力がもっと
落ちていたようだ。
1.寒暖差への対応
猛暑から10度以上低い地で旅行時気温も季節並みに
落ち着いてきたところで、体が順応しない。
それなりに事前の対応(衣服など)はしていたが甘かった。
カイロ持参していれば、体にこたえなかったと思う。
2.体力の判断
出発前までは今まで行った時点での一番最低の体力で
あることを自覚していたが、胃腸の調子は安定していたので
体力温存の範囲でリハビリ務めたつもりだったが、胃腸に
影響がでてしまった。見極めは難しいが、体調の変化に
より一層注意を払う必要がある。
3.帰宅のタイミング
バスの運行状況で、(休日・10月10日)当初土曜日帰宅
の予定であったが、体調不良で一日延長したが、余計不調に
なってしまい、最悪の帰宅となってしまった。
まあ静養して回復きすつもりだったが、結果論でいうと
そのまま帰宅した方がよかった。結果の話なので
何とも言えないが残念には違いない。
宿への感謝
蓮華温泉ロッジの状況
白馬岳・朝日岳の登山口のポイントであり、直近の駐車場まで
道はいい。当然バス等との交差は互いの譲り合いが必要であり
バックの苦手な人はタクシー・バス利用がいい。
バスは糸魚川から平岩駅経由で運行されているが、スケジュールに
注意。
駐車場は登山客の乗用車ですぐ満杯になる。道路わきの駐車スペース
も延々と遠くまで駐車している状況。
ロッジによらず、そのまま車で帰る人結構いるが、事故がないこと
いのるばかり。
山小屋の性格がある以上天候に集客が左右される面があり通信状況も
厳しい面があり、普通の旅館しかなじめない人には、楽しめない
かもしれないが、私はこんな宿の方が肌に合う。
スタッフへの感謝
まあこんなに長い宿泊する人は少ない。ましてほとんど宿周辺
のみで、山歩きするわけでもなく、いろいろきずかって
くださった。夕食も飽きないようにくふうされ、セルフも
体調きずかって手助けされました。
まあ気ままに過ごせるいいお宿です。
右手の親指の気が・体調不良といろいろあり大変ご迷惑
かけました。
また来年お世話になりますのでよろしくお願いします。