登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年10月飯豊山脈縦走

2015年10月15日 | 日記

思い立ったが吉日とばかり、えいやで行ったのでひどいしっぺがえしをうけました。

10月09日(金)

 電車・タクシーを乗り継ぎ大日杉小屋泊

 新幹線で米沢へ。米坂線の羽前椿駅からタクシーで大日杉小屋に到着。

    

 平日なので管理人不在。1階のトイレ、2階のピューロー、3階の宿泊施設は開放されている。

 2階で休んでいると、ダンボールを抱えた2人が来る。宴会の準備をしているようで、3階に引き上げる。

 寝ていると、後続の人が次々到着。地元の人のよう。

 トイレに下りて、誘われるまま一杯ご馳走になる。

 仕事を追え、明日山仲間でのぼるよう。楽しい限り。

 

10月10日(土)

 05時45分 出発

 10時10分 地蔵岳

 15時00分 切合小屋

 夜雨が降ったようだが、青空も見える。

 今日は連休初日。想定どおり結構な人が登ってくる。

 長い鎖場をヒイコラ登ると、地蔵岳までは延々と急坂が続く。日当たりもよく大汗をかき

 かなり消耗。(暑さには弱い) 昨日のグループは日帰りなそうでどこまで行くのだろう。

        

 地蔵岳からも先は長い。途中出会った人から切合小屋前の水はまだあるとのこと。

 小屋まで重い水をしょわなくてすむので一安心。

            

 前述のグループは、御坪から戻ってきた。

 ザック途中にあり、急な登り口にストックが置かれていた。軽装になって先にすすんだみたい。

 やがて氷解。先にある砂岩のよじ登りはストック邪魔。日帰りの為軽装でスピードアップ図ったみたいで

 トレイルランベースで、戻っていった。

 水場から小屋までは意外に早く到着。ここまで天候もよく、秋の展望を楽しめた。

  

 水は、明日止めるそう。滑り込みセーフ。

 今日はテント設営。夕焼けが綺麗。

 

10月11日(日)

 05時50分 出発

 09時10分 飯豊山

 11時10分 御西小屋

 予想はずれ、霧が濃い。道迷い心配しながら出発。

 やがて風が出てきて、雨も段々強くなる。

 多くの下山者に「気をつけて」と励まされる。鎖場の通過で苦労したのだろう。

 こちらも、強烈な風雨のなか、意を決してあった句する。(腫れていればどうってことないのだろう)

 神社までのザレ場には、緑のロープが張ってあるので迷わず登れる。(何しろ霧の中)

 山頂は展望なし。風雨が厳しいので早々に先に進む。

 何しろ先が見えないので、大尾根ルートへ迷い込間内科不安。結局そちらへの分岐点も分からず、

 標識で確認して一安心。下まで下れば厳しいところも無く、迷うところも無いので余裕で進む。

 途中何組かのグループとすれ違う。

 御西小屋に荷を置き、水汲みに行く。水場までペンキ表示があるので安心。豊富でおいしい水。

 雨・風はやんできた。管理人さんの話によると、今日予約していた人は皆、先に進んだそう。

 すれ違った人たちだろう。大尾根ルートから来た人一人。すごいペース(トレイルランではありません)。

 明日は天狗平まで下りるそう。とても真似できません。

 今日は宿泊客2名のみ。後で大日杉から撤収の手伝いの女性到着。こちらの2日分あっさり一日で来る。

 まあ亀さんの真骨頂がここでも証明されました。今日の冷風で指先凍傷ぎみ。

 

10月12日(月)

 05時40分 出発

 10時10分 梅花皮小屋(水補給)

 12時40分 門内小屋

  明け方星・町の夜景も見え、青空。今日は展望楽しめるかと期待。

 出発時霧が出てきて、風も吹き始める。いやな予感。

  

 強烈な風で、やせ尾根では一歩一歩バランスをとりながら慎重に進む。

 気温が低いので、バテないが、日本海側の斜面は上がってくる強風で翻弄される。

 ハイ松の陰で風を避け一服。雨はふっていないので助かる。雪で削られた急斜面を横切る地点多数。

    

 梅花皮小屋で潤沢な水4リットル補給。吹き抜け場所なので強烈な風。

 とりあえず門内小屋まで風に耐えながら進む。時間には余裕があるがつらい。

            

 手袋含め防寒はしっかりしている。

 小屋に到着したが、暴風で雨まで降ってくる。霧でほとんど見えず。

 小屋しまい完了していた。

  

10月13日(火)

 停滞

 暴風雨で無理して下山する気無いので、一日小屋で過ごす。水も何とか持ちそう。

 一日酒を飲みながら一人で過ごしていたら、酒が無くなってしまった。

 明日は下山するしかない。

 夜まで暴風雨がやまない。室温4℃くらい。

10月14日(水)

 05時30分 出発

 06時00分 扇の地神(分岐点)

 06時40分 梶川峰

 09時20分 湯沢峠

 11時15分 天狗平

  梅花皮荘まで車に同乗

 11時50分 梅花皮荘

  明け方雨は上がり、風も柔らかくなってくる。室温2℃

 外は氷点下で、窓が凍っている。

 風が弱いうちに出発。

  

 ハイ松等霜で真っ白。霧が無ければいい写真が取れるのだが残念。

 分岐点から下っていくと氷がはっている。梶川峰あたりから日もさしてくる。

 この先湯沢峠への登りまで急坂の下りが続く。

            

    

 湯沢峠では霧も晴れ、展望が望めた。

          

 この先またまた急坂の下り。途中元気な若者が一人登ってきた。

 今日山中で出会ったのはこの人のみ。

  

 登山口から梅花皮荘の町営バス停まで舗装道を歩く。途中おいしい水があった。

 途中ご夫婦の車に乗せていただき、おおいに感謝。

      

 梅花皮荘前で降ろしていただくが、目の前のバス停が分からず探し回る。

  

 精神的に疲れていたのだろう。バスの時刻15時40分頃。帰れないことも無いが今回は大盤振る舞い。

 何しろ新幹線・タクシーを使い普段にはない金の使いよう。

 毒食らえば皿までもの心境。

 温泉は肌がツルツル。食事も満足。ビール・日本酒・チューハイとしっかり頂き満喫。

 

10月15日(木)

 町営バスで小国駅へ。米沢経由で帰宅

 朝雲の流れが速い。今日も山頂付近は風が強いのだろうか。

      

 朝一番のバスに乗り帰宅。

 まあスケジュールの制約があったが、一週間後くらい遅いほうが良かったかも。

 (小屋開放しているが、水の供給停止しているところがあるので注意)

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2015年09月八ヶ岳(天狗岳・硫黄岳・横岳・赤岳)

2015年10月02日 | 日記

体調不良及び天候不良により不本意な山行になりました。

登山の初めのころ(10年前)に美濃戸口より、硫黄岳・横岳・赤岳と縦走以来

今回はテントでの縦走でもあり、大分イメージが違いました(年のせいもあるけど)

09月29日(火)

 11時40分 渋の湯

 15時00分 黒百合ヒュッテ

 体調不良。腹具合悪く食欲なし。エネルギーが持つか不安。

 同乗のバスで来た人は、軽快に登っていく。(いつものことですが)

 最初から急坂。石が道をはばむ。そのうちガレ場に変わる。

 分岐点で一息入れるが、その先もガレガレ。

 途中5人の女性グループに追い抜かれるが程なく小屋に到着。

 5張りほどテント設営済み。

    

 先行の方と談笑。山を愛する人は楽しい。

 霧が押し寄せ、冷たい風が吹く。足が凍えフライシートが結氷。

 

09月30日(水)

 06時00分 出発

 08時30分 東天狗岳

 13時00分 硫黄岳山荘

 甘くみていたがとんでもない。足場は悪くじっくりいくしかない。かなりの強風。

 天狗岳の意味は、見上げると分かる。体力がないと岩場の遊びも楽しめないのが良く分かった。

 元気なら面白い地点なのだが、必死にならざるをえない。

    

 天狗を抜けあとは、楽になるが、自信喪失。

 結局硫黄岳山荘までで今日の行程は終り。先行の女性はコーヒーを飲んでから先に行った。

        

 宿泊者5人ほど。夕食おいしく頂く。

10月01日(木)

 05時30分 出発

 09時40分 赤岳

 12時00分 行者小屋

 天候が不安なので進路迷いながら出発。朝食は弁当。

    

 横岳への登りはかなりきつい。途中でポール収納し越える。

    

 足元確保に神経集中し渡るが、かなり怖い。

 こんな記憶はないのだが前回との条件の違いが女実に現れているのだろう。

 しかし奥穂なぞで感じなかった怖さは、何だろう。(体力?気力?)

          

 赤岳展望荘からの登りで強風に会い、一歩も動けず。風がゆるくなった時先に進む状態

 その先は、滑らない岩だがよじ登る感じ。

 山頂に到着した時は良かったが、天候急変。

  

 予定では権現山方面(キレット小屋)へ行くつもりだったが、行者小屋へエスケープ。

  

 雨が降る前に小屋に到着。テント設営し調理中から雨模様。

      

 テント内で飲食・就寝。

 21時頃目覚めると、鍋・コップは倒れ水浸し。外は暴風状態。

 風を避ける場所にテント設営したので、それ以上の被害は無かったが久しぶりのパニック。

 その後も強風の音はすさまじく、眠れない。

 10月02日(金)

 07時30分出発

 11時00分 美濃口バス停

 朝方には風雨も収まる。霧があるがたいしたことなし。

 再度挑戦する手もあるが、気力がないので今日は帰宅する。(赤岳鉱泉小屋で一泊したかったけど)

 渓流沿いの道は、沢道を歩いている感じ。チョット水量がふえただけで、かなりきつくなりそう。

 幸い水量は無かったが、増水時には難しい道。

  

 途中登ってくる人多数。天気予報では回復傾向とはいえみな意欲的だと思うしかない。(朝まで危ない予報)

 登山口にも多数のツアー客。???

 こちらはさっさと帰宅。(ちなみに11時頃は晴天)

 何か満足できない結果で、目標が一つできたみたい。

 いろいろ挑戦プランを練るつもり。

コメント (1)
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