登山メモ

酒飲みの登山メモ

2013年09月飯豊・朝日連峰縦走2(朝日篇)

2013年10月11日 | 日記

10月05日(土)

 大石橋からのルートは祝瓶山経由と直登ルートがある。

 どちらも長いルート。直登ルートで、角楢小屋で今日は終わり。(一日では無理)

 まずは大石橋。吊橋だが足元は三分の一程の幅の木板があるだけ。

 それも片方に偏っていて、片方の吊り線に手が届かない。この先の吊橋ここが渡れなければ無理

 と警告しているような感じ。

  

 次の吊り橋には往生する。とっかかりの支持支線が荷物にひっかかり、落っこちたらけがは必定。

 何とか丸太に乗れた時にはほっと一息。バランスを取りつつ、川床を眺めて渡るのはかなりのスリル。

    

 小屋に到着する前に、今朝こられた地元の山菜採りの方、あまり収穫がなかったようで降りてきた。

 角楢小屋は本当にこじんまりとした建物。大勢では泊まれないが、雰囲気のある小屋。

  

 ガイドさんとお客さん一人、登ってきて、林の鑑賞に来たとのこと。

 確かに、ここは広葉樹の森で、杉林の人口燐を見慣れた身としては、素晴らしい景観。

 そんな楽しみ方もあるのかと感心。

 ちびりちびりと酒を飲んでいると、前述のお二人戻ってきて、昼食。おにぎり一個ご馳走になる。

 この小屋は栃木の「朝日を愛する会」のメンバーが建てたもので、毎年訪れているそう。 

 朝方は日もあったが、段々雲が濃くなって、今にも振りそう。昨日の豆を治療し明日二備える。

 夜には飲みすぎで胃が痛くなる。反省。(一升も買うんじゃなかった)

 

10月06日(日)

 夜は星空が綺麗。二つの丸太吊橋は楽に行けたが、両方共スリル満点。

    

 吊り橋を過ぎると、急坂。単独の登山者、軽快に登っていった。今日大石橋から登ってきたのだろう。

 こちらは、気温も高くへろへろ。「蛇引の清水」で水2リットル補給。

 大玉山からの道との合流点まで長いこと。大朝日岳方面は霧がかかってよく見えない。

        

 平岩山山頂で、ペースと天候考慮し、ビバーク決定。(テント張れるスペースあり)

 次第に霧が濃くなり風も強くなる。夜中は完全に濃霧の中。

  

 

10月07日(月)

 テント撤収していると、昨日追い越していった人降りてきた。

 小屋に到着しなかったので小屋の主人とも心配していた。

 わびをいい、大朝日岳へアタック。風もあり涼しいので快調。

        

 途中ツアーらしき大人数と遭遇。祝瓶山経由で下山するとのこと。

 私のペースでは無理。

 岩場・急坂もあり結構きついが案外早く山頂到着。

 遠くの山も案内板で確認。雲で見えない部分もあるが満足。

 小屋に降りて管理人に報告。今日も登山道整備のヘリコプターがくるとのことで早々に先へ進む。

 竜門小屋は、水も惹かれ、快適。

  

 予定では明日日暮沢小屋まで行くつもりだったが、登山道崩落の為大鳥池ルートに変更。

 狐穴小屋まで行けば明日は楽なのだが。

 単独女性、紅葉を堪能しつつ通過。今日は大朝日小屋までか。

 下着洗い、体も拭う。

 3時すぎ、荷物を置いて以東岳までピストンされた3人組戻ってくる。

 炊事用のガス欠で、余裕があったのでボンベ進呈。

 夜中風強し。

  

 

10月08日(火)

 霧・風が強いが食料に不安があるので、大鳥小屋目指す。

 何も見えず、風に翻弄されるが涼しい分バテはない。

 以東小屋は側壁が飛ばされていたが、登山道整備の方の荷物が置かれていた。

 条件の悪いところで頭が下がります。

  

 大鳥池への直登ルートは、土がえぐられた急坂の連続。3人ほどで測量していた。

 来年は大分楽に登れるのかも。

  

 大鳥小屋は、大規模な小屋。9月末まで釣り客も大勢おとずれるよう。

 今日も私一人。星空が綺麗。

    

 

10月09日(水)

 ここのルートは水場が豊富。七曲の道には、警告文が掲示。

  

 ストレートに下ると、道を壊すので、道なりに下ることを支持。確かに

 この土質では、雨でえぐれて登山道自体が崩落する危険がある。

 皆さんも余裕を持って登山道を歩いてください。

 泡滝ダムから大鳥登山口まで歩くのは長い。途中では雨まで降ってくる。

 舗装された道を延々と歩くと爪先が痛くなってきた。途中安産祈願の祠ありパチリ。

  

 何とかバス停まで到着。旅館(朝日屋)・商店・公園(食堂・キャンプ場)がある。

 早速酒購入。川べりで足を乾かし、飲食。

 バスで鶴岡駅へ行き、新潟経由で帰宅。

 途中大風で遅延もあったが何とか帰宅。

 今回ものんべんだらりの山行き。飲み過ぎには注意。

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2013年09月飯豊・朝日連峰縦走1(飯豊篇)

2013年10月11日 | 日記

天変地異は恐ろしいもので、登山道へのアクセス、登山道の崩壊で大幅に予定が狂ってしまった。

09月29日(日)

 当初山都から川入に入山予定が、通行不能。羽後椿駅よりタクシーで大日杉小屋へ向かう。

  

 駐車場には多数の車があるが、昨日宿泊者2名。

 今日は私のみ。カメムシが張り付いている。こいつは匂いがきついので要警戒。

 森の中のいい小屋。管理人さんは02時過ぎ下山。一人深山を楽しむ。

  

09月30日(月)

 朝確認したら車4~5台。昨日渓流釣りも含めほとんど帰宅の模様。

 今日は切合小屋までの予定。地蔵岳まで森が深い。足の保護のためクリーム塗布。

 途中の大杉は壮観。下山者数組と出会う。

    

 先に進むと、結構迷う地点があったが、何とか水場に到着。

 いい天気なので、暑さにばてる。

 豊富な沢水が流れる地点で一息。小屋の給水不安なので2リットル補給。

    

 小屋に到着するとやはり水なし。(シーズンオフ対応)

 今日も一人泊。

10月01日(火)

 今日も晴天。飯豊山まで結構きついが、何とか到着。

    

 ここから御西小屋まではなだらかな道。霧が出てくる。

  

 今日は誰とも会わず。小屋のドア開かず。(避難小屋?二階からは入れるかも) テント設営。水場の水は旨い。

 夕方から風が強くなり、霧も出てくる。今日も人影なし。

   

10月92日(水)

 風が強いので。少し様子を見る。

 雪が無いので楽なコースのはずだが、結構怖いところもある。

 天気はいいのだが、時々霧が邪魔をする。

 梅花皮小屋には、早い時間に到着。十分門内小屋まで行けるが、小屋の雰囲気が

 あまりにいいので、ここに一泊決定。

    

 直近の水場の水も勢いよく出ている。

 

10月03日(木)

 ぐうたらな行動に、お天気様が怒ったのか、強風・雨。

 去年よりは楽だったので、難なく門内小屋に到着。水3リットル持参。

    

 今日も一人かと思っていたら、15時頃5人のパーティ到着。

 結構寒がっていた。私は、少々の寒さの方が快調に動けるのだが(暑さには弱い)

 宴会に参加させて頂き、ご馳走になる。天候次第だが、飯豊山から大尾根を下るとのこと。

 かなり厳しい道。がんばってください。(やっと吊橋修復完了したらしい)

 

10月04日(金)

 扇の地紙までは強風・霧気温が低いのでばてずに進む。

 下がっていくと、風・霧はなくなりいっそう快調。

  

 湯沢峰からの急坂の下りでもばてず、意外な時刻に飯豊山荘到着。

  

 今日まで、温泉の管掃除のため休業。バス停まで90分ほどあるくつもりが、

 親切な方に小国駅までのせてもらって大感謝。

 昼食を済ませ、スーパーで食料、酒(焼酎一升)、たばこ、軟膏(クリーム代用)購入。

 バスで「りそな」へ向かう。ここにはオートキャンプ場がありテント設営の目論見。

 事務所に行くと、車・バイク以外は受け付けないとのことで断られる。

 まあ他に泊まる人もいないので商売にならないだろうから仕方がないのだろうが

 親方日の丸の役人根性が抜けない人が責任者でいるみたい。

 仕方がないので、大石橋(登山口の駐車場)まで歩く。

 アスファルトの道はふやけた足にはきつく、次第にあしうらがいたくなる。

 大石橋前の駐車場には、水洗トイレも完備。車も駐車していないので、スペースに点と設営。

   

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