山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

第144回新見英語サロン(新見市国際交流協会第4回英語講座)開催

2011-11-26 10:20:30 | 日記
11月22日(火)、第144回新見英語サロン兼新見市国際交流協会第4回英語講座を開催しました。

当初、学術交流センターでの開催を予定していましたが、11月24日の入試会場が急遽変更となり、その影響で、今回の英語サロン(英語講座)の会場が3号館の合同講義室となりました。

参加者の皆様には、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

今回のテーマは旅行英語です。

今回も5人の新見市内のALT達(Andrew, Caroline, Elizabeth, Melissa, Nathan)が参加してくれました。

今回初参加のNathanさんの自己紹介を聞き、その後、旅行に関する英語のウォーミングアップとしてALTの先生方により、これまでの印象的な旅行体験についてお話してもらいました。

その後は、飛行機内での食事の場面の会話の練習。
これがモデルダイアログです。
On a flight
Flight attendant: Would you please return your seat to the upright position and put down your tray table?
Passenger: OK.
Flight attendant: Chicken or beef?
Passenger: Chicken, please.
Flight attendant: Something to drink?
Passenger: May I have some red wine?
Flight attendant: Sure. Here you are.

(日本語訳)
機内で
乗務員:座席のリクライニングをお戻しになり、テーブルをおろしてください。
乗客:わかりました。
乗務員:チキンかビーフかどちらがよろしいですか。
乗客:チキンをお願いします。
乗務員:お飲み物は。
乗客:赤ワインいただけますか。
乗務員:わかりました。はい、どうぞ。

モデルダイアログを練習した後、教室内の席を飛行機の座席に見立てて、機内の英語を練習しました。










合同講義室の机と通路が、まさに飛行機内の座席と通路と似ているため、ぴったりの練習場所となりました。

その後は、入国審査の練習。
モデルダイアログは、このようなものを作成しました。
At the Immigration
Immigration officer: Next! May I see your passport and immigration card?
Traveler: Yes, here you are.
Immigration officer: What’s the purpose of your visit?
Traveler: I’m here for sightseeing.
Immigration officer: How long are you going to stay in this country?
Traveler: For ten days.
Immigration officer: Where are you staying?
Traveler: I’m staying at ABC Hotel.
Immigration officer: Please let me take your fingerprints and eye picture. Thank you. Enjoy your stay.

(日本語訳)
入国審査で
係官:次の方。パスポートと入国書類を見せてください。
旅行者:はい、こちらです。
係官:あなたの訪問の目的は。
旅行者:観光で来ました。
係官:この国にはどのくらい滞在予定ですか。
旅行者:10日間です。
係官:どちらに滞在ですか。
旅行者:ABCホテルに滞在です。
係官:指紋と眼の写真を撮らせてください。ありがとうございます。楽しい滞在を。

以前、入国審査が今よりも緩やかだった頃、英語が分からない日本人の旅行者には、入国審査では、「斎藤寝具店で~す」と言えと指示していたという笑い話があります。

「斎藤寝具店で~す」というと、"Sightseeing, ten days"(観光 10日間)と聞こえる(?)からです。

今回のダイアログは、それを少し意識して、旅行者は観光で10日間滞在という設定にしてみました。

今回参加のALTは、アメリカ合衆国出身者3人、カナダ出身者3人でしたので、受講者の皆さんには、アメリカ合衆国入国3回、カナダ入国2回の計5回入国審査の英語を練習してもらいました。










5回ずつの練習で、受講者のみなさんもこれで入国審査の英語はバッチリだと思います。

以上、会場変更による移動時間と二つの練習で今回は、もう一つ用意したホテルのチェックインの英会話練習の時間が十分取れませんでした。

このようなモデルダイアログを作りましたので紹介しておきます。
At a hotel
Hotel clerk: Hello. May I help you?
Traveler: Hello. I’d like to check in, please. My name is Neil Hotelings. I believe I have a reservation.
Hotel clerk: How do you spell your name?
Traveler: That’s N-E-I-L H-O-T-E-L-I-N-G-S.
Hotel clerk: One moment, please, Mr. Hotelings. Ah, yes. For five nights.
Traveler: I’d like a single room with a bath.
Hotel clerk: No problem. Would you fill in this registration card, please?
Traveler: Here you are.
Hotel Clerk: Thank you. This is your room key. You are in Room 123.
Traveler: Thank you.

(日本語訳)
ホテルで
従業員:こんにちは、いらっしゃいませ。
旅行者:こんにちは。チェックインをお願いします。私の名前は、ニール・ホテリングスです。予約をしてあるはずなのですが。
従業員:お名前の綴りを教えてください。
旅行者:N-E-I-L H-O-T-E-L-I-N-G-Sです。
従業員:少々お待ちください。ホテリングスさんですね。5泊ですね。
旅行者:風呂付きのシングルルームをお願いします。
従業員:大丈夫です。この登録カードをご記入ください。
旅行者:はいどうぞ。
従業員:ありがとうございます。これが鍵です。あなたの部屋は123号室です。
旅行者:ありがとう。

ちなみにこの会話に出てくるNeil Hotelingsさんは私の知人、ホテルの英会話なので彼の名前を使わせてもらいました。

ホテルの予約方法など少し解説し、今回のレッスンを終了しました。

次回は、ショッピングの英語を練習する予定です。

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