タイトルでは、「ネズミさん」と表しましたが、実は、コンピュータのマウスのこと。
一昨日から、家のパソコンのマウスの調子が悪く、仕事進行上、非常に不自由をきたしています。
マウスなしでキーボードで代行できるクリックもありますが、マウスが使えない(使えるけど、クリックしても、10回に1回くらいしか反応しない)のはとても不便です。
何度も何度もクリックを試みると腱鞘炎になってしまいそうです。
明日にも、マウス君に入院してもらうか、新たなマウス君を購入しなければなりません。
ところで、このマウスという言葉、英語ではmouseですが、もちろん原義は「ネズミ」。
皆さんも英和辞典・英英辞典が手元にあれば、このmouseという単語を調べてみてください。
基本的には、1番の意味が「ネズミ」、2番の意味で「(パソコンの)マウス」が出ていることと思います。
実は、(英和)辞典の意味の配列には、大きく分類し2つの方法があります。
ひとつは、歴史的な意味の広がりに沿って記述するやり方、もうひとつは、頻度順に並べるやり方。
実際は、それらの記述順を臨機応変に併用しているケースも多いようです。
もし、古い辞書を大事に使っていて、mouseを調べて、「(パソコンの)マウス」が書かれていない辞書を使われている方、学習用としては、新しい辞書に買い換えることをお薦めします。(もちろん、古い辞書には古い辞書なりの別の価値がありますが。)
僕の英語の試験では、基本的には英和辞典を一冊持込可にすることが多いのですが、不正行為の防止のため、試験中に辞書の検査
に回ります。
その時に、まれに、おそらくお父様かお母様が学生時代に使われたと思われる、古い辞書を使っている学生がいます。
お父様かお母様から譲っていただいた辞書を大事に使うという、物を大切にする気持ちは素晴らしいのですが、古い文学作品を読
むのであるならば、大丈夫かもしれませんが、現代の文章を読解するために古い辞書を使うのは、時代錯誤もはなはだしいということになってしまいます。
僕は、学生たちに辞書購入時の選ぶときのアドバイスをする場合、固有名詞が収録されている辞書であるならばアメリカの大統領の名前を引いてみることを薦めています。例えば、Obamaと引いてみて、「米国第44代大統領」と書いてあれば、それは新しい辞書です。ただし、現在では、まだObamaを収録している辞書は少ないようなので、前大統領のBushを引いてみてください。第43代大統領のことが書いてあれば合格ですが、お父さんのBush大統領(第41代、在位1989-93)しか書いていないような辞書だったらちょっと古すぎです。
もちろん、辞書の出版年月日は、大体辞書の後ろに掲載されていますが、実際の記述部分を見て検討すると、その辞書の雰囲気もわかってよいと思っています。
mouseから話題が辞書についてに逸れてしまいましたが、今、せっかくmouseを調べていただいた方には、是非、ご自分の辞書でshowerやstrawの意味も調べてもらいたいと思います。
showerでは「にわか雨」の意味と「(浴室の)シャワー」のどちらが先に記述されているか、strawでは「麦わら」の意味と「(飲み物を飲む)ストロー」の意味のどちらが先に挙がっているか。
どうでもいいことかもしれませんが、こういうことを考えながら辞書を「読んで」みると結構新たな発見があったりして、楽しいです。
ここまで辞書について書いていることは、すべて紙の辞書のことで、電子辞書やさらにインターネット上の辞書の場合は、少し事情が変わってきます。
このあたりのことについては、また機会があれば書きたいと思いますが、僕自身は、学生には、学習時には一番よいのは紙の辞書と言っています。もちろん、移動時には電子辞書は便利ですし、パソコンを使用している場合は、インターネット上のあるいはパソコン内の辞書が便利でしょう。
さて、今日は、mouseについて書いているからか、話が、ネズミのようにちょろちょろとあちらに逸れ、こちらに逸れてしまっています。
もう一度、話をmouseに戻します。
mouseの複数形を皆さん知っていますか?
不規則変化と言うことで、学校で習ったと思いますが、miceです。
余談ですが、僕の研究するスタインベックの作品にOf Mice and Men(『ハツカネズミと人間』)というものもあります。
ただし、ネズミの意味での複数形はmiceでいいのですが、パソコンのマウスの場合は、miceも使いますが、mousesという複数形も使うのです。
言葉って、おもしろいですね。
一昨日から、家のパソコンのマウスの調子が悪く、仕事進行上、非常に不自由をきたしています。
マウスなしでキーボードで代行できるクリックもありますが、マウスが使えない(使えるけど、クリックしても、10回に1回くらいしか反応しない)のはとても不便です。
何度も何度もクリックを試みると腱鞘炎になってしまいそうです。
明日にも、マウス君に入院してもらうか、新たなマウス君を購入しなければなりません。
ところで、このマウスという言葉、英語ではmouseですが、もちろん原義は「ネズミ」。
皆さんも英和辞典・英英辞典が手元にあれば、このmouseという単語を調べてみてください。
基本的には、1番の意味が「ネズミ」、2番の意味で「(パソコンの)マウス」が出ていることと思います。
実は、(英和)辞典の意味の配列には、大きく分類し2つの方法があります。
ひとつは、歴史的な意味の広がりに沿って記述するやり方、もうひとつは、頻度順に並べるやり方。
実際は、それらの記述順を臨機応変に併用しているケースも多いようです。
もし、古い辞書を大事に使っていて、mouseを調べて、「(パソコンの)マウス」が書かれていない辞書を使われている方、学習用としては、新しい辞書に買い換えることをお薦めします。(もちろん、古い辞書には古い辞書なりの別の価値がありますが。)
僕の英語の試験では、基本的には英和辞典を一冊持込可にすることが多いのですが、不正行為の防止のため、試験中に辞書の検査
に回ります。
その時に、まれに、おそらくお父様かお母様が学生時代に使われたと思われる、古い辞書を使っている学生がいます。
お父様かお母様から譲っていただいた辞書を大事に使うという、物を大切にする気持ちは素晴らしいのですが、古い文学作品を読
むのであるならば、大丈夫かもしれませんが、現代の文章を読解するために古い辞書を使うのは、時代錯誤もはなはだしいということになってしまいます。
僕は、学生たちに辞書購入時の選ぶときのアドバイスをする場合、固有名詞が収録されている辞書であるならばアメリカの大統領の名前を引いてみることを薦めています。例えば、Obamaと引いてみて、「米国第44代大統領」と書いてあれば、それは新しい辞書です。ただし、現在では、まだObamaを収録している辞書は少ないようなので、前大統領のBushを引いてみてください。第43代大統領のことが書いてあれば合格ですが、お父さんのBush大統領(第41代、在位1989-93)しか書いていないような辞書だったらちょっと古すぎです。
もちろん、辞書の出版年月日は、大体辞書の後ろに掲載されていますが、実際の記述部分を見て検討すると、その辞書の雰囲気もわかってよいと思っています。
mouseから話題が辞書についてに逸れてしまいましたが、今、せっかくmouseを調べていただいた方には、是非、ご自分の辞書でshowerやstrawの意味も調べてもらいたいと思います。
showerでは「にわか雨」の意味と「(浴室の)シャワー」のどちらが先に記述されているか、strawでは「麦わら」の意味と「(飲み物を飲む)ストロー」の意味のどちらが先に挙がっているか。
どうでもいいことかもしれませんが、こういうことを考えながら辞書を「読んで」みると結構新たな発見があったりして、楽しいです。
ここまで辞書について書いていることは、すべて紙の辞書のことで、電子辞書やさらにインターネット上の辞書の場合は、少し事情が変わってきます。
このあたりのことについては、また機会があれば書きたいと思いますが、僕自身は、学生には、学習時には一番よいのは紙の辞書と言っています。もちろん、移動時には電子辞書は便利ですし、パソコンを使用している場合は、インターネット上のあるいはパソコン内の辞書が便利でしょう。
さて、今日は、mouseについて書いているからか、話が、ネズミのようにちょろちょろとあちらに逸れ、こちらに逸れてしまっています。
もう一度、話をmouseに戻します。
mouseの複数形を皆さん知っていますか?
不規則変化と言うことで、学校で習ったと思いますが、miceです。
余談ですが、僕の研究するスタインベックの作品にOf Mice and Men(『ハツカネズミと人間』)というものもあります。
ただし、ネズミの意味での複数形はmiceでいいのですが、パソコンのマウスの場合は、miceも使いますが、mousesという複数形も使うのです。
言葉って、おもしろいですね。
腱鞘炎から思い出したことがひとつ。
学生時代、ゲームセンターでゲームをやりすぎて、指先に血豆を作っていたことがありましたね。
腱鞘炎にはならなかったみたいですが。
生徒さんや息子さんには言えない話?
ばらしてすみません。
コメントありがとう。
すごい、そんなことを覚えていてくれたのですね。
はい、あの頃は、洗濯機を持っていなかったので、コインランドリーで洗濯をしていました。そのコインランドリーのそばにゲームセンターがあり、そこで洗濯中、ゲームを始めたのがきっかけで、くにお君というキャラクターがいろんな敵と戦うゲームとか、ギャラクシーという名前だったか(うろ覚えですが)、ブロックを次々と消していって、次の面に進めるゲームにはまり、確かに(血)豆を作るくらいまでやったこともありました。
同じサークルのF井先輩や同級生のM山君やT梨君などともゲーセンに行きました。
今では、息子にはあまりゲームセンターに寄りつかせず、行ったとしてもバスや電車を運転するゲームを「1回だけだそ」と言っている父親になっています。