山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

平成29年度幼児教育学科2年生英語コミュニケーションⅡ最終講義(2018年2月6日)

2018-02-06 23:04:28 | 日記
物事には必ず始めと終わりがあるもので、幼児教育学科2年生の英語コミュニケーションⅡの講義が今日の5時限で最終回でした。

僕は新見公立大学・短期大学の全ての学科(3学科)で英語等を教えていますが、英語科目だけで考えると、幼児教育学科の2年生で英語コミュニケーションⅡ(選択科目、通年)を選択した人は、1年次の英語コミュニケーションⅠ(必修科目、通年)と合わせ、計60コマの英語の授業を受けたことになります。1コマが90分ですから60コマというのは、90時間となります。

何と90時間一緒に英語を学んだわけで、看護学科の3年次の選択科目英語論文講読入門を選択した人も計45コマ(67.5時間)、地域福祉学科では選択科目の英語(2年次前期)しかありませんので、最大でも15コマ(22.5時間)を一緒に英語の勉強をしたという計算となります。

ということで、この学生たちとはかなりの長い時間を過ごしたという愛着が、僕のほうからもありますし、おそらく学生の方からもある程度はあるような気がします。

今日は、学生たちが長い間(外国語活動を含めれば小学校以来ずっと)受けてきた英語の授業のそれぞれの人生の中で最後の英語の授業となる可能性が高い授業です。

ということで、前回、視聴したToy Story 3を使って(映画紹介:Toy Story 3(トイ・ストーリー3)(2010)参照)グループ対抗のToy Story 3台詞聞き取り大会としました。

4~5人ずつの7チームに分け、メンバーがそれぞれ今日まで長年学んできた英語の力を総動員して出し合い、得点を争います。

DVDを英語音声、日本語字幕にして、あらかじめ僕が選んでおいた台詞を数回流し、それを聞き取って各グループで答を出し合い、聞きとれた語の数が得点となり合計点で順位を争いました。

結果は1班が優勝に終わり、用意しておいた駄菓子を賞品としました。

学生たちの多くは卒業後、保育現場で働きます。

英語活動、外国語活動を行う園で働く学生たちもいると思います。

その人たちには、ぜひ、子どもたちに英語の楽しさを伝えてもらいたいと思っています。

また、就職先で外国人を保護者とするお子さんを担当する人たちも出てくると思います。

その際には、英語のネイティブスピーカーの保護者の場合はもちろん、その他の言語の話者であっても英語が共通語として役立つことがあると思います。

これまでの卒業生の相談にもいろいろと乗っていますので、卒業後も相談等あれば気軽に連絡してください。

また、懐かしい母校にも遊びに来てください。

Toy Story 4が2019年6月に公開されるようです。

見たらぜひ報告をお待ちしています。

最後にToy Story 3で主人公のAndyが大学進学で家を離れる前に、母親が言った台詞

I wish I could always be with you.

を皆さんに送ります(皆さんも残された日にちもあとわずか、仲良しのクラスメートときっとこのような気持ちだろうと思います。)

それでは、全体写真と



一緒に撮ろうと言ってくれた学生たちが送ってくれた写真です。





(Woodyのポーズで)



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映画紹介:Toy Story 3(トイ・ストーリー3)(2010)

2018-02-06 00:23:39 | 日記
幼児教育学科2年生の英語コミュニケーションⅡでは、海外の子ども文化を知る一環でディズニー絵本を読み、その映画作品を映像で見ます。

後期に扱ったのが、Toy Story

学生たちの受けもよいと感じたので、3部作のこのシリーズを一緒に見てみました。

その中でも圧巻だったのがこのToy Story 3でした。



主人公のAndyが大学に行くという設定が、もうすぐ卒業で人生の節目を迎える幼児教育学科の2年生たちの状況と近いものがあるということも手伝ったのでしょう。また、多くの学生が本学への進学と同時に実家から出るというAndyと同様の経験をしているからでしょう。

授業で映画を見せて、これだけ多くの学生が泣いていた(と思われる)のは他には記憶がありません。

AndyがBonnieにWoodyを渡すシーンは本当に感動的でした。


(これは以前Disney Channelで放送された時に息子と見た時の写真です。)

そういう僕自身も、以前、この映画を息子とともに見たこともあり、また、主人公のAndyを我が息子と重ねて見てしまうことも影響し、思わず涙が流れてきました。

現在日本では、「断捨離」の考え方が流行っていて、思い出の品を大切にとっておくことをまるで悪いことのように考える風潮がありますが、思い出の品を大切にすることは悪いことじゃないんだと言ってくれているようで、まさに我が意を得たりと思える映画です。





Toy Story 4が現在制作中で、公開は2019年6月だと言われています。

どんな作品になるか今から楽しみです。

それから、これを書いている今、寝静まった息子の部屋のクローゼットからなんだか騒がしいようです。

もしかしたら、最近めっきり遊んでもらえなくなったおもちゃたちが何か話し合いをしているのかもしれません…。





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