先日、幼児教育学科1年生の英語コミュニケーションⅠの授業内で、「お子さんのクラスは「さくらぐみ」です。」という文の並べ替え英作文問題が出てきました(『新 保育の英語』松柏社, p.7)。
私は、年中は、静岡市のアソカ幼稚園で「たんぽぽぐみ」でした。
年長になる時に、転居のため浜松市に越し、蒲幼稚園に編入して、「年長2組」に入りました。
学生たちにも幼稚園や保育園の時に何組だったか尋ねてみました。
自分のクラスを書いた人もいれば、自分の園はこのような組があったということを答えた人もいましたが、集計結果はこのようになりました。
(回答が2票目で+を一つつけていきました。)
植物
いちご
うめ+++
大きいつぼみ
きく
くるみ
けやき
さくら++++++++++
すぎ
すずらん
すみれ+++++++
たけ+
たんぽぽ++++++++++++
小さいつぼみ
ちゅうりっぷ++++
つくし
つぼみ+
はぎ
はな
ばら++++++
ひまわり++++
松+
めろん
もも+++++
ゆり+++
りんご
れんげ
動物
うぐいす
うさぎ+++
かなりあ
きりん++
くま+
ことり
ぞう++
はと
パンダ
ひばり
ひよこ+
らいおん
色
青+++
赤+++++++
黄(きいろ)+++++++
しろ
そらいろ
緑++
桃( ももいろ)++++
自然界
そら+++
つき+
にじ
ほし
みず
数字など
A-2
B-2
一番多いのが、植物系(花、木、くだもの)の名前でした。
その中でも「さくら」「すみれ」「たんぽぽ」「ばら」などの花の名前が多かったです。
次には色に関するクラス名も多かったです。
これは、クラス別に帽子の色などを分ける時に便利な名前だと思います。
ちなみに、「ももぐみ」は、くだものと考え植物に分類するか、「ももいろ」と考え、色に分類するかは、その学生が回答した他のクラス名から類推しています。
私がこれまでアメリカやオーストラリアやドイツで幼稚園や保育園の訪問をしていますが、クラス名はなく、単に「何歳児クラス」という分類だけだったように思います。
クラスに何か意味を持つ単語を名前として与えるのは、日本では、このように一般的ですが、他の国々ではどうなのか、また、日本では、小学校に入るとほとんどが数字のクラス名になるので、未就学の年齢に特有のものなのか(宝塚歌劇団では別ですが)、単にこれだけのことでもかなり興味深く掘り下げることができるトピックです。
また、クラス名にこめられた意味について考えると、そこに日本文化的あるいは、その地域文化的背景がおそらく見られるので、幼児教育学科の誰か、卒業時の総合研究の課題にしてくれてもいいかと思います。
また、幼稚園や保育園の名前にも、いろいろなものが多くみられますので、その辺りを研究するのも大変興味深いかもしれません。
私は、年中は、静岡市のアソカ幼稚園で「たんぽぽぐみ」でした。
年長になる時に、転居のため浜松市に越し、蒲幼稚園に編入して、「年長2組」に入りました。
学生たちにも幼稚園や保育園の時に何組だったか尋ねてみました。
自分のクラスを書いた人もいれば、自分の園はこのような組があったということを答えた人もいましたが、集計結果はこのようになりました。
(回答が2票目で+を一つつけていきました。)
植物
いちご
うめ+++
大きいつぼみ
きく
くるみ
けやき
さくら++++++++++
すぎ
すずらん
すみれ+++++++
たけ+
たんぽぽ++++++++++++
小さいつぼみ
ちゅうりっぷ++++
つくし
つぼみ+
はぎ
はな
ばら++++++
ひまわり++++
松+
めろん
もも+++++
ゆり+++
りんご
れんげ
動物
うぐいす
うさぎ+++
かなりあ
きりん++
くま+
ことり
ぞう++
はと
パンダ
ひばり
ひよこ+
らいおん
色
青+++
赤+++++++
黄(きいろ)+++++++
しろ
そらいろ
緑++
桃( ももいろ)++++
自然界
そら+++
つき+
にじ
ほし
みず
数字など
A-2
B-2
一番多いのが、植物系(花、木、くだもの)の名前でした。
その中でも「さくら」「すみれ」「たんぽぽ」「ばら」などの花の名前が多かったです。
次には色に関するクラス名も多かったです。
これは、クラス別に帽子の色などを分ける時に便利な名前だと思います。
ちなみに、「ももぐみ」は、くだものと考え植物に分類するか、「ももいろ」と考え、色に分類するかは、その学生が回答した他のクラス名から類推しています。
私がこれまでアメリカやオーストラリアやドイツで幼稚園や保育園の訪問をしていますが、クラス名はなく、単に「何歳児クラス」という分類だけだったように思います。
クラスに何か意味を持つ単語を名前として与えるのは、日本では、このように一般的ですが、他の国々ではどうなのか、また、日本では、小学校に入るとほとんどが数字のクラス名になるので、未就学の年齢に特有のものなのか(宝塚歌劇団では別ですが)、単にこれだけのことでもかなり興味深く掘り下げることができるトピックです。
また、クラス名にこめられた意味について考えると、そこに日本文化的あるいは、その地域文化的背景がおそらく見られるので、幼児教育学科の誰か、卒業時の総合研究の課題にしてくれてもいいかと思います。
また、幼稚園や保育園の名前にも、いろいろなものが多くみられますので、その辺りを研究するのも大変興味深いかもしれません。