先週金曜日、ブラジルの方がみえるということで、主人からコミュニケーション&ポルトガル語通訳?を頼まれました。
最初に「ボア タルヂ!」と挨拶しました。ブラジルの青年に日本語で「ポルトガル語、話せる?」と聞かれたので、「ポーコ」と、答えました。
次にどうして話せるのか不思議に聞くので、「ボサノヴァの歌をポルトガル語で歌っているから」と話し、♪「Corcovado」を少し歌ったら、青年の顔がパッと明るくなりました。
♪「イパネマの娘」をポルトガル語で彼が鼻歌まじりに歌いだしたので、私も一緒に歌って意気投合!
彼と私のスペイン語&ポルトガル語&日本語雑じりの会話をしながら、判ったことは…
母国語がスペイン語の人が話す速いスペイン語と、ポルトガル語は会話が成立するけれど、私が話すスペイン語は、単語の羅列が多く滑らかさにかけるためブラジル人には通じにくい…ということでした。
会話の音の波=抑揚さが大事なことを改めて気づかされました。
ポルトガル語の歌はメロディーに助けられ、良く通じ、感動モノでした!
だから、音の波が途切れないように出来るだけ速くスペイン語を繋げば、わからないポルトガル語の単語に、スペイン語が置き換えられて意味が伝わるかもしれない?と感じました。
彼と話しながら、単語の語尾の違いの共通性を発見しました。スペイン語のインポルタンテ(重要)がポルトガル語は、インポルタンチになり、インテレサンテ(興味深い)が、インテレサンチとなります。
語尾のteの発音がスペイン語は「テ」で、ポルトガル語は「チ」になり、
また、deの発音がスペイン語は「デ」で、ポルトガル語は「ヂ」になることが、わかりました。
ポルトガル語の歌詞を聞こえるままに丸暗記して歌っていた音が、彼との出会い、会話の中で、少しずつ意味をもたらしたようです。
彼が帰るときに、私と主人で、「オブリガード!チャオ!」とお礼を言い、帰り際に私が
「ヴァ コン デウス!」と声を掛けました。
すると、彼はビックリして感動して、
「ポルトガル語、良く知ってますね!ブラジル人よく言う言葉です。日本語で、‘神と共に行って下さい’という意味です。」
と、教えてくれました。
彼が帰った後にふと、思いつきました。ポルトガル語の帰る人にかける挨拶が「ヴァ 」で行くという意味だろうから、たぶん、韓国語の「アンニョンヒ カセヨ!(平穏無事に行って下さい)」と同じパターンだわ!
韓国語では止まる人に別れの挨拶する時は「アンニョンヒ ケセヨ!(安寧に居て下さい)という言葉もあるから、ポルトガル語にも同じ様にあるかもしれないとひらめき、調べてみました。
私の勘が当たりました。ブラジルでは、人との別れ際には、もう一つ、
「フィーカ コン デウス!」(神と一緒に居て下さい)という挨拶も見つけ出せました。
多言語を活用している楽しさの醍醐味ここにあり!の充実した喜びを味わえました。
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