言葉の遅い子・心を育てる育児相談

親子信頼関係を深める子育て。心&脳&感性を磨く方法。料理・語学・介護・哲学・音楽ライブ活動等を日頃の感謝と共に綴ります!

自分自身への説得

2012-07-31 08:51:57 | 母:親子の愛着・信頼関係を深める子育て法

子育ての中で、アドバイスを求められた時など
自分の想いを人に伝えたい時に
私が、心がけて来た事は、

「インフォームド・コンセント」

医療現場で、医師の十分な説明に基づく患者の同意をインフォームド・コンセントと言います。医師が手術前後に予想されるすべての過程を患者に細かく説明することによって、その結果、たとえ痛みがあっても患者の不安は和らぎます。「患者にとってどうするのが最も幸せなのか」を考え、幾つかの選択肢を示してくれる医療こそが、本当のインフォームド・コンセント(十分な説明上の同意)だと信じています。

 これは日常的な親子関係はもちろん、あらゆる人間関係にも当てはまる大切なコミュニケーション方法だと思いませんか?

等など、以前のブログ 「ダダこね育ち」のすすめ 2007-06-28  
に書きました。

小さい頃から手を変え品を変え、随時色々と、教えて来たつもりが
当時の子ども本人は、馬耳東風状態だったようで
今現在も未だに身に付いていないことがわかり、
母としての私はかなり凹みました…

それだからこそ、松下幸之助一日一話の以下の文章が目に留まりました。

 7月31日 自分自身への説得

説得というものは、他人に対するものばかりとは限らない。
自分自身に対して、説得することが必要な場合もある。
自分の心を励まし、勇気をふるい起こさねばならない場合もあろうし、
また自分の心を押さえて、辛抱しなければならない場合もあろう。
そうした際には、自分自身への説得が必要になってくるわけである。

私がこれまで自分自身への説得をいろいろしてきた中で、
いまでも大切ではないかと思うことの一つは、
自分が運が強いと自分に言い聞かせることである。
ほんとうは強いか弱いかわからない。
しかし、自分自身を説得して、強いと信じさせるのである。
そういうことが、私は非常に大事ではないかと思う。

自分自身が自分の中から気づかなければ
自らの意識改革と決意表明を起こさなければ
人から聞いて、頭でなんとなくわかってるだけでは絶対にダメ!

行動に移すべき、実行力を伴わせる為に…
「自分自身への説得」
自分のやる気スイッチは自分の深層内部にある!
スイッチを始動できるのは、当人自身!
と納得できました。


おもいやり算

2012-07-29 10:42:27 | 母:心を癒し脳を鍛え、感性を磨く方法

長男の数学テストの成績結果に落ち込んでいる私を
励ましてくれるかのような新聞広告を思い出しました。

この算数なら長男は大得意!
いつも私を癒してくれました。

困っていたり、悩んでいたり、心の中は見えにくいけど、
たす、ひく、かける、わる、
小さなやさしさで、きっと気持ちは通じ合う。
それは人を笑顔にする算数、「おもいやり算」。
一人ひとりの心づかいが、大きな答えになるはずです。

+ たすけあう
- ひきうける
× 声をかける
÷ わけあう

やさしいでしょ、
 おもいやり算。

            民間の広告ネットワーク AC JAPAN


読みながら、おもいやり算Part2が浮かびました!

+ 心を満たす
- 心をみちびき、善意をひき出す
× 心をかけ
÷ 心を労わる

あたたかいでしょ、
 おもてなし算。


介護保険区分変更 

2012-07-26 22:17:04 | 母:介護支援日記

父の再入院で、脳梗塞が進行した為
父の介護保険を区分変更することになりました。

前回は、
6月1日(金)…介護保険申請
6月8日(金)…介護保険認定調査
6月19日(火)…介護保険申請意見書
7月5日(木)…介護保険審査会議
の段階を踏みました。

でも、調査員の質問を受けた8日は、19日再入院前の元気な時、
医師の意見書が書かれたのは、父の脳梗塞が進行する2日前の軽い状態の時にあたり、
だから現状とまるで違う「要支援1」の結果が出てしまいした。
それで、区分変更の手続きを相談しました。
ところが、審査会議の結果が出た後の手続きになったので
もう1度初めからやり直しで、
介護保険申請の手続きを再度取ることになりました。

7月17日(月)…介護保険新規申請
実家に、主任介護支援専門員の方が来訪してくださり、
母と一緒に、父の介護保険新規申請手続きをしました。

その後、父のリハビリテーション病院へ
家庭訪問前に必要な家の間取り図を持って行きました。
夕食中の父を待って、病室内で色々と話をしました。

「入院は11月頃までと、さっきドクターから言われた」
と、父が教えてくれました。
「そう!でも入院から1週間しか経っていない今の状態からの予測だから、
これから、リハビリが進めば良くなって入院期間が短くなる可能性もあるわよね!」
と、私は父を励ましながら
落ち込んでいる気配はない(見せない?)、
坦々としている父の様子を見て少し安心しました。


リハビリテーション病院へ入院

2012-07-26 10:04:42 | 母:介護支援日記

2012年7月10日(火)AM10:30

実家の父が、リハビリテーション病院へ入院
6月19日脳梗塞発症後、3週間で
運良く早くに転院できたことに感謝の日でした。

午前中に受付で事務手続きをし、
準備して持って来た入院生活必需品を
病室で従姉と一緒に整理しました。
母はお昼少し前に、家族用3人分の
おにぎりを買って持って来てくれました。
午後に、担当スタッフの方々の挨拶&紹介があり、
お1人ずつ丁寧で温まる声かけが印象的で
穏やかな入院生活を送れる雰囲気を感じました。

入院診療計画書

主治医以外の担当者名…病室責任者・看護師・介護職員
                  理学療法士・作業療法士・言語療法士
                  医療ソーシャルワーカー

病名(他に考え得る病名)…脳梗塞、心房細動、糖尿病

病状・治療により改善すべjき点等…右辺麻痺、構音障害、起立歩行障害

全身状態の評価(ADLの評価を含む)
           活動度:車椅子介助
           排泄:昼間・夜間共中介助
           入浴:介助浴

治療計画(定期的検査、日常生活機能の保持・回復、入院治療の目的等を含む)
 日常生活動作の改善を目指して、リハビリテーションを行います。
 検査は症状に応じて適宜行います。
 再発や合併症併発時には急性期病院へ転院していただく場合があります。
 担当者が月に一度、現状と目標、入院時期について話し合い、その結果を
 ご説明いたします。初回の説明は入院後2週間前後に行います。

リハビリテーションの計画(目標を含む)
 理学療法、作業療法、言語療法、日常生活動作の向上を目指します。

栄養摂取に関する計画…食事内容:糖尿病食C
                 病状と嚥下状態に合わせて適宜変更します。

感染症、皮膚潰瘍等の皮膚疾患に関する対策(予防対策を含む)
 手洗い、うがいの励行し感染症を予防します。
 活動度に合わせて体位交換や除圧を行い、褥瘡を予防します。

特別な栄養管理の必要性…有

看護計画…全身状態に注意しながら、安全に入院生活を送れるよう援助いたします。

退院に向けた支援計画…ソーシャルワーカーが退院先や退院後の介護保険サービスなど
                 について検討し、支援します。
                 詳細は初回面談時にご相談いたします。

入院期間の見込み等…1週間ほどリハビリを行って見通しを立てます。
                入院後2週間前後に行う初回面談時にご説明いたします。

注)上記内容は、現時点で考えられるものであり、
   今後、患者さんの状態に応じて変わることがあります。



退院=転院 

2012-07-25 12:46:17 | 母:介護支援日記

7月10日(火) 父、退院の日
前日の晩に実家に泊まり、
午前9時に病院で従姉と待ち合わせ、
退院手続き等をしました。

リハビリテーション病院入院10時半に間に合うように、
父の知人の運転する車に乗り込むまで
看護師さん・ソーシャルワーカーさんたちにお世話になりました。
「リハビリに励んで!自分の足で歩けるようになり、
外来診察に来る時を待っています!」
と温かな激励メッセージに見送られての退院でした。
「ありがとうございます!
父が歩いて外来受診に来られることが唯一の最高の恩返しに成るんですよね!」
と私は返答しながら、
その情景を想像して涙が溢れそうになりました。


退院証明書は転院先に提出の為、
手元に残っていないので
退院時服薬指導書を書き留めます。
「お薬のしおり」

お薬の名前:ワーファリン錠1mg
効能効果:血を固まりにくくし、
       血栓ができるのをおさえる作用があります。

お薬の名前:プレタールOD錠50mg
効能効果:血を固まりにくくして、血栓ができるのをおさえ、
       血液の流れをよくする作用があります。

お薬の名前:バリエット錠10mg
効能効果:胃酸の分泌をおさえる作用があります。
       ヘリコパクター・ピロリの除菌に用います。

お薬の名前:アローゼン顆粒
効能効果:便を出しやすくする作用があります。




 


リハビリテーション病院見学&説明

2012-07-24 00:13:21 | 母:介護支援日記

7月4日(水)
前の晩に実家に泊まり、
従姉の迎えの車に乗って、
3人でリハビリテーション病院見学&説明を受けに行きました。

10時半に病院に着き、ソーシャルワーカーさんと
挨拶をしてから、最初に院内見学に回りました。
歩きにふらつきのある母のペースに合わせて案内して下さいました。

一般病院では白の鉄パイプのベッドとロッカーが定番でしたが、
此処の病室は障子風の内窓に、木目調のベッドと家具で統一され、
「まるでお家の中のよう!
やっぱり日本人だから障子はいいですね!
温かい雰囲気で心が落ち着きます!」
と、ソーシャルワーカーさんに第一印象を伝えました。

大部屋の前でソーシャルワーカーさんが
「入院1ヵ月までは、個室になりますが、
1ヵ月経つと、2カ月目からは大部屋(2人OR4人部屋)
のどちらかをご希望で選べます」
と、説明されたので私は疑問を感じ、

「でも、もし個室を選んでしまったら、
入院する為に今の私たちが、個室の空きを待っているように、
これから入院する患者さんの為の個室が足りなくなって
システム上、困る様なことはありませんか?」
と、質問しましたが、
「それは別に大丈夫です。」とのことでした。



見学を終えて、次に、
ソーシャルワーカーさんの「入院から退院までの流れ」の説明中
「7月10日に入院した時に…」
の言葉を聴きつけ、思わず大きな声で
「えっ!10日入院に決まったのですか?!」
と聴き直してしまいました。
「はい!」とのお答えにも、自覚できずに、
「昨日のドクターの説明では転院は1週間か?2週間先になるかはわかりませんが…」
と伺っていたので、本当に?こんなに早く受け入れてくださるなんて!
ありがとうございます!嬉しいです!安心できました!
本当にありがとうございます!」
と、大感動の為に1オクターブ上の声でお礼を言っていた私でした。

説明が終わった後
「この{入院から退院までの流れの表}がう上手くまとまめられていて
見やすく説明がとてもわかりやすく聴けました。」
とお礼を伝えました。

母と従姉と私用に持ち帰り資料パンフレットを
3部も用意して下さり、とても助かりました。

その中の「病気が発症する前の日常生活」について
記入する為、帰り道、父の入院先に寄ってから帰りました。

父が今入院していてお世話になっているソーシャルワーカーさんから
その日の夕方、自宅に電話がありました。
「こんなに早く転院が決まったのは、
手続きされたソーシャルワーカーさんのお力のお蔭です!
本当にありがとうございました。」
とお礼が言えて嬉しい気持ちになれました。すると、
「迅速に動いて下さったからですよ!」
と更に嬉しくなるお言葉までも頂けました。

運命の神様に感謝の日でした!


求む!出張リハビリ療法士

2012-07-22 11:56:30 | 母:介護支援日記

 

ドクターからの脳梗塞病状説明を聴きながら思いついたことを記します。

現在、父がお世話になっている病院でもリハビリを受けさせて頂いていますが、
専門病院ではないので一日に僅かな時間でしか指導を受けられないので、
リハビリ専門病院転院への治療方向が決定されました。

 でも、いつになったら、リハビリテーション病院の空きが出るのか?
脳梗塞が進行して、運動回路が閉ざされてしまう前に
発症後出来るだけ早くリハビリをしたほうが効果的というこの時期、
転院までのこの待っている間が1番重要な期間。

「リハビリ指導を受けられる以外の時間帯で、
1人でリハビリが出来るような具体的な方法を教えて下さると嬉しいです!
リハビリを受けている時間外で、父1人で出来るならば、
一人の時間にでも、ベッドの上でリハビリやった方がいい訳ですよね?」

と担当医の先生に許可と確認を取りました。
話しながら、私の頭の中で「ニッチ」と言う言葉が降りてきました。

ニッチ産業:隙間産業とも言う。
       誰もが想像もしていなかった市場や、大企業などでは
       手が届かないニーズに答える産業などを指す。

ニッチ・ブランド:消費者全体の認知度は低いが一部の消費者から
          強い支持を受ける
ブランドのことをいう。


そこで、思いつくと、言わずにはいられない性格の私は、

「出張家庭教師みたいに、出張リハビリ療法士が欲しいです
リハビリ専門職を出張要請できるシステムができれば、是非利用したいです!
リハビリ病院入院待ち状態の患者さんにとって、
絶対に必要な職種になると思ったんですけれど…」

と、ドクターに提案させていただきました。

父にリハビリをより励んで欲しくて…
父に1日でも早く復帰して欲しくて…
この発想を思いつきました!




脳梗塞の病状説明

2012-07-20 10:50:55 | 母:介護支援日記

7月2日(月)
ソーシャルワーカーさんから電話連絡がありました。
「受け入れ可能になる候補のリハビリテーション病院へ見学に行って下さい。」
病院電話番号を教えて頂き、電話予約をすることになりました。

次の日は、担当医ドクターからの病状説明を聴きに行く日でしたので、
その前日に朗報が入り、転院への道筋が見えて安堵できました。

7月3日(火)
実家に行く前に、お昼時の父の病院に寄りました。
今までの感謝の気持ちを込めたラブレターのように書いた
ブログに書いた文章
実家の父の再入院
将来の配当
やる気を引き出す動機付け
を印刷して、父に読んで欲しくて渡しに行きました。

それから夕方、担当医ドクターの説明予約時間前に
母と、従姉と私で、見学に行く日のスケジュール調整を確認し合いました。
それから、すぐに、リハビリテーション病院へ見学アポイントの電話をしました。
ソーシャルワーカーさんから一番早く取れる日時を尋ねると
明日の7月4日(水)の10時半~とのこと。
今日の明日の連日で大変と思いましたが、父の為にはスピード重視!
即決断、即答で見学と説明の予約を取らせて頂きました。

その後、父本人と、4人で担当医の先生から父の病状説明を受けました。
血管の図を描きながらの丁寧な説明を聴いていても
「せんつうし・ビーエーディー・しんぼーさいど?」
など聞き慣れない専門用語が次々と出て来ます。
せっかく説明してくださっても一方通行のままで理解できないのは
もったいないので、質問をして、聴き直しました。
「穿通枝 B.A.D 心房細動」
それでも、難しくて完全には理解できないと感じつつ
メモを取り続けました。

5月14日の入院の原因は心房細動=心臓の不整脈

6月19日、今回入院の病名は脳梗塞
原因は動脈硬化
入院後2日目から症状が進行してしまったので
21日と28日にMRI検査をし、
2枚の画像を比べると
明らかに脳の白い部分が広がり大きくなっている
それに加え、多くの出血の痕が見られる。

まとめると、父に脳梗塞が起こる主症状(=危険因子)は…
1.心房細動(=不整脈)
2.動脈硬化
3.脳内出血の痕
 の3項目もあり、相反することが父の頭の中で起こっている。

心房細動を予防する為に、抗凝固剤
動脈硬化を予防する為に、抗血小板剤
これら、血流を良くする為の薬が必要なのに
効き過ぎると脳内出血の恐れがあり、
投薬の匙加減が大変難しく、各医療機関で様々な試行錯誤を重ね研究中である。

父の現段階では、症状は落ち着いている状態なので、
次の段階は、リハビリに専念することが最重要である。

でも、そのリハビリテーション病院が数少なくて
患者が病院を選べるのではなく、
今や、病院が患者を選ぶ、
患者が選ばれる側になっているのが状況。

ソーシャルワーカーさんが病院見学の予約を指示して下さったので、
転院が確定出来たと思い込んでいた私は、焦りました。
担当医ドクターの見解によると、転院できるのがいつになるかは運次第?

「選ばれる立場」と言うキーフレーズが
私の頭の中で、有名小学校のお受験を連想させました。
家族の為の病院見学は、受験2次試験=親の面接に値するということ?

責任を感じた私は、次の日10時半に病院見学&説明を受ける為に、
日帰りを2日間続けるのは大変なので、
実家に泊まることを主人にお願いし、許可を得られて一安心出来ました。

 後日、動脈硬化についてわからない単語を調べました。

 脳梗塞はどのような病気ですか?

 脳の細動脈に血栓、凝固塊、脂肪塊、石灰片、腫瘍塊などが
詰まって血流を止めてしまうため、脳細胞が死亡(壊死)する病気です。
脳梗塞には脳血栓と脳塞栓の2通りがあります。
動脈硬化などがあると詰まりやすく脳梗塞になりやすいのです。
脳動脈から供給されていた酸素や栄養物が止まると
脳神経が壊死になるのが脳梗塞発作です。

 脳梗塞は次の3タイプがあります。

 1)ラクナ梗塞(41%):高血圧の人に多く、脳の細い血管が詰まるタイプで特に睡眠時に多
               く発症します。梗塞部が小さいので症状が全くでないか、でても
               比較的軽いのが特徴です。

 2)アテローム血栓性脳梗塞(34%):生活習慣病の糖尿病、高血圧、高脂血症による
                         動脈硬化で脳の太い動脈や頚動脈が詰まるタイプ
                         で特に睡眠時に多く発症します。

 3)心原性塞栓症(18%):心房細動、急性心筋梗塞、心臓弁膜症により心臓内にできた
                  血栓が脳血管をふさいだ時に突然の発作としておこるタイプで
                  日中活動時に多く発症します。



穿通枝梗塞の2つのタイプ
最近、穿通枝梗塞には2つのタイプがあることが分かった。

1、 血管壊死やリポヒアリノ―シスよる穿通枝深部の狭窄 → 危険因子は高血圧

2、 穿通枝開口部に生成したアテローム硬化病変を起因とする開口部閉塞による
  穿通枝梗塞 → 皮質枝梗塞:アテローム血栓症と同じ危険因子(すなわち脂質異常症:
  高コレステロール血症や糖尿病)がみられ、高血圧が少ない。

1、 が従来、穿通枝梗塞と言われてい たもの。
2、 がBAD branch atheromatous disease  

    このBADは急性期脳梗塞の10~17%を占める。
    非心源性脳梗塞の15%~25%
    穿通枝に沿った細長い脳梗塞になる
    CTで3スライス以上連続する脳梗塞
    発症後、入院後に症状が進行することが多い
    BADの25~39%に症状の進行がみられる。
    BADではアテローム病変(動脈硬化)の危険因子 
    すなわち糖尿病、脂質異常症の合併率が高く、高血圧の合併率が少ない。
    BADは運動機能の回復が良くない。
    予防には抗血小板剤が使用される。

難しくてわかりづらいですが、、
父の症状は2のタイプBADであろうことを察しました。


努力の遺伝子

2012-07-19 09:42:31 | 母:介護支援日記

6月27日(水)、ソーシャルワーカーさんとの話合いの時間
リハビリテーション病院での入院期間の説明も受けました。

一般的な入院平均期間は2~3ヶ月。
本人の病状の程度によって個人差が出る。
また、本人の目標設定によっても差が生じる。
 例えば…
 介助なしで歩けるようになりたい
 自力で最低限の日常生活を送りたい

 元の仕事が出来るようになりたい
 ほぼ完全復帰を目指したい
目標設定が高いほど入院期間が長くなる。

~という事情を聞いて
「仕事はもう出来ないと思っている。、
でもピアノは弾けるようになりたい。」
と父は発言しました。


父の想いを聞いて、
私は知的ハンディを持つ長女のことを話さずにはいられませんでした。

「私の長女は障害があっても、健常児の皆と同じ様に
高校へ行きたいと願い、中学入学してすぐに、、
不可能と思われる高校受験を決して諦めないで
親子一緒に毎日時間を惜しんで
目標に向かって少しずつコツコツ勉強し続けました。
その結果、一般入試で普通高校の園芸科に合格出来ました。
父の遺伝子を受け継いでる孫が、奇跡を起こせたのだから
同じ遺伝子を持つ大元の父にも奇跡が起こる
と、私は信じています!
父の目標であるピアノが弾けるようになったら、
そのピアノを弾くこと自体が更なるリハビリに繋がり
手仕事だって出来るようになると考えられるでしょう!」

と、父自身のリハビリ意欲が湧くように願いを込めながら、
ソーシャルワーカーさんに話させて頂きました。

その後に、父にリハビリ記録を取るように提案したら
「そっちの方が書くのは上手いでしょ!と勧められ、
私がこの介護支援日記を書き始めるきっかけになったのでした。
これで、最初に書き出した実家の父の再入院 2012-06-29 
の内容と、話の前後が繋がりました。
 


ソーシャルワーカー相談

2012-07-18 18:43:35 | 母:介護支援日記

6月27日(水)の日は
母は身体の具合が悪いので
本人(父)と、父の姪っ子(=私の従姉)と私の3人で
ソーシャルワーカーさんの話を聴くことになりました。

前日の夜、予備知識の必要性を感じた私は
ソーシャルワーカーさんの話をスムーズに聴けるように
リハビリテーション専門病院の下調べをし
候補病院2件を印刷しておきました。

約束の時間前
ベットから移動の介助を受け車椅子に座った父を
私が点滴付きの車椅子を押してエレベーターに乗り、
不慣れな操作に緊張しながら、
「ごめんなさいね!
スーパーのカートさえ苦手に感じ
車輪操作感覚のない自転車も乗れない私で…
ぎこちない操作で不安に感じちゃうわよね!」
と父に、申し訳なく誤りながら
相談室まで行きました。

ソーシャルワーカーさんは、こちらの事情と状況を丁寧に確認し、
想いや要望を受け止めながら、話を進めて下さいました。

私が下調べした2件以外で
1.本人の自宅に近いところ
2.サポートする側が、通いやすい交通の便が良いところ
を条件に、他の病院を紹介して頂きました。

話をしていく中で、昨夜調べた内容を思い起こしました。

回復期リハビリテーション病棟とは・・・

  回復期リハビリテーションを必要とする患者さんを担当する病棟です。
  日常生活活動(ADL)の向上、寝たきり防止、家庭復帰を支援します。

◆ 対象患者さんの疾患は以下の通りです

脳血管疾患、脊髄損傷等の発症後2ヶ月以内の方、
発症後(外科手術後)2ヶ月以内の方

発症後2ヶ月以内という条件は、
リハビリ開始時期が遅ければ快復の見込みが悪くなる。
リハビリに専念する時期が早ければ早いほど、
快復可能の確率が高くなると言う意味!?

私の中で第一優先事項が明確になりました。
父が一刻も早くリハビリに専念しなければいけない状況故に、
最も最優先すべき条件は、一刻も早く受け入れ体制が整う病院

私が遠方であるがため、少しでも駅から近い病院の方が便利でしょう!
と、配慮して下さいましたが、
私は「通う側の都合よりも、患者本人の病気を治すことの方が重要!」
と、私の明確な想いを伝えました。

後は、何処の病院でいつ病室の空きが出るか?
ソーシャルワーカーさんにすべてをお願い致しました!

相談室を出て、混んでいるエレベーターに
四苦八苦しながら、父の車椅子を乗せた私は思わず
「これからは、車椅子免許を取得しないと…」
とこぼしてしまいました。
でも、周りの人達からの温かい笑いを頂けて、
心が和らぎました。

同じ日の夕方に、担当医の先生から
父の病状説明を受けるはずだったのですが、
緊急手術が入り、後日延期になりました。


相談室への予約

2012-07-16 23:37:41 | 母:介護支援日記

父の脳梗塞が進行している状況下
まだ回路が繋がっている内に一刻も早く
リハビリに専念した方が、回復の効果が上がりやすい
と察した私は、手続き上のスピードを重視しました。



翌日の6月26日(火)
相談受付開始時間すぐに、ソーシャルワーカー室に電話をしました。
担当医師から相談の予約を取るように指示されたことを伝えると、
ソーシャルワーカーさんが、
「確認を取って、こちらから再度電話をします」と、話されました。

祈るような想いで、電話のコールを待ち続けました。
相談受付時間9時~4時の時間帯が過ぎてしまい、
連絡は明日以降かしら?と気持ちを切り替えた頃
ソーシャルワーカーさんから電話がありました。
「遠方からのお越しで大変でしょうが、ご都合の良いお日にちは…」
と、こちらの配慮をして下さり、ありがたく感じました。
でも、
「ありがとうございます。私の都合よりも一刻を争う父の状況が大切なので
一番早く予約の取れる時間を教えて下さい!」
とお願いをしましたら、
「明日6月27日(水)の2時から3時の間だけ空いています」
とお聞きし、予約を取らせて頂きました。