言葉の遅い子・心を育てる育児相談

親子信頼関係を深める子育て。心&脳&感性を磨く方法。料理・語学・介護・哲学・音楽ライブ活動等を日頃の感謝と共に綴ります!

以心伝心

2009-03-17 21:52:09 | 母:親子の愛着・信頼関係を深める子育て法

 この数ヶ月間は、娘の成人式関連でスケジュールが詰まり、頭が一杯でした。

 でも、身体はどんなに忙しくても、私の心の中の長男の存在は大きく、いつも想いのテレパシーを発信しています。

 その効用があるのでしょうか、久しぶりに我が家に帰省する息子の立ち振る舞いに温かい優しさを感じることが出来ます。

 「私が息子に伝えていない事柄・内容なのに、なんで私のの気持ちがわかるの?」というような言葉が返ってきたり、行動で示してくれたりと、不思議な感動的な体験が起きます。
 
 例えば、「そういえば、この頃、息子と多言語で会話していないなぁー?息子が初めての海外ホームステイを経験した一昨年は、ロシア語を交えて楽しく日常会話出来ていたのに…」なんて私が思っていたら、2月の中間休暇で帰省した長男が、テレビを見ながら、「It'great!」 と、笑いながら話してくれたり…
 又、私がお店の中で、偶然数年振りに会った知人と会話した後、息子が「Who's that?」 と小声で質問してくれる…

 私の隣に座っている長男が思わず、「寒い!」と言ってひざ掛けを持ってきて、自分の体を暖めようとすると同時に、自然に私に寄り添って、私の膝にまで掛けてくれる…
 
 「以心伝心」 を強く感じられる そんな日常生活のひととき とても幸せな気持ちに満たされます。

「ママの気持ちを大切に尊重してくれる、思いやりのある あなたに助けられ、いつも感謝しています。ママは、あなたのママでいられて本当に嬉しいです!ママを選んで生まれて来てくれて、ありがとう!」

 


県教育委員会へ

2009-03-12 22:53:29 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 先月の2月13日に、娘の出身高校の歴代の校長先生・教頭先生・事務長・事務局の先生方と、歴代のPTA会長・副会長が年に1回集まる会に出席させて頂きました。
 その時に、 2月9日に市の教育委員会へ、「障害があっても普通高校を卒業でき、成人式を迎えられた」お礼を言いに出かけたことを、娘がお世話になった先生方にお話しました。話しながら、市だけでなく、県へもお礼に行きたい気持ちが私の中で高まりました。
 その気持ちを先生に話しましたら県の指導課を紹介していただけました。

 数日後、今までの経緯と私の想いをプライベートで仲良くさせていただいている先生にも話したところ、「喜ばしい嬉しい話、教師の励みにもなるから、是非、絶対に、県に報告しに行って~!」 と背中を押されました。

 それから、後日、電話でアポイントを取らせていただき、成人式を迎えられた節目の年の今日3月12日、主人と娘と3人で、県教育委員会指導課へ出かける事が出来ました。

 指導課の中で、二人の先生方に、小中高を通して順番に記録をまとめた資料を提示し、それを見ていただきながら、今までお世話になった学校の先生方とのエピソードを聞いていただきました。

 そして、子育てや、先生方との、すべてのコミュニケーションの基礎になる重要なスキルを学べた「親業」の話もさせて頂きました。

 娘が小6当時、2000年度教育講演会の講師を親業インストラクターに依頼する為、千葉県教育庁学校指導部指導課の「スクール・アドバイザー派遣事業」の制度を活用させて頂き、とても好評を得た事を報告できました。
 指導課では、当時このスクール・アドバイザー派遣事業制度を立ち上げるまで、かなり力を注がれたご様子で、こうして実際に利用した事実を具体的に聞けたことを、とても喜んで下さいました。
 更に、「今までの様々な経験を生かして、是非、貴方が、親業インストラクターになられたらいいのではありませんか?」と、指導課の先生が私におっしゃって下さいました。とても光栄なお言葉を頂けて、心強く思え、これからも頑張って生きていけるエネルギーを授かることが出来ました。

 次に、2006年・2007年には、娘の出身小学校で、スペイン語・ポルトガル語通訳のお手伝いできた話も報告させて頂きました。
 
 私が僅かながら通訳出来た経緯と、娘が知的障害があっても、高校の英語定期テストで92点取れた要因の説明を話しながら、言語交流研究所ヒッポファミリークラブの紹介資料・試聴用CD等をお渡し出来ました。
 「様々な国の子どもを受け入れている学校現場では、これから大きくなる市場につき、とても参考になります。」と、嬉しい印象を感じました。
 
 最後に、今までお世話になった学校・先生方にご恩返しがしたい想いを込めて書いているブログ=今日、お話させていただいた詳細を更に載せている、この「言葉の遅い子・心を育てる育児相談」を紹介させて頂きました。

 
 お忙しい中、長い時間、親身に丁寧に話を聴いて下さった指導課のお二人の先生方、本日は誠に有難うございました。


雪洞の灯り

2009-03-05 22:59:32 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 3月3日が過ぎても、まだお雛様を飾っている我が家の雪洞に再び灯りが点きました。「♪あかりをつけましょ ぼんぼりに…♪」

  
 私の「心の雪洞」に灯りをともしてくれた嬉しい言葉
それは一人の素敵な女性が私に声をかけて下さった瞬間から始まりました~

 ‘7ヶ国語で話そう’ヒッポファミリークラブ講演会に向けての準備会を終えた帰り道、バス停でその方との偶然の出会いがありました。(たぶん、何回か同じバスに乗車していたことがある方だと思いました。)

 女性:「今日は娘さんと一緒じゃないんですか?」

   私:「ええ、娘は作業所に仕事に行っています。」

 女性:「もうそんなに大きくなったんですか?」

   私;「高校受験して、高校卒業、今年は成人式を迎えることが出来ました。」

 女性;「ついこの間まで中学生だったのにねえ!奥さんは、娘さんの学校へよく一緒に歩いていて、毎日えらいなあ!よく頑張っているなあ!って思っていたんですよ!」

   私:「そんなに前から私たち親子のことを見守って下さっていたのですか。ありがとうございます。教えていただき嬉しく思います。私たち親子はこうやって、思ってくださる親切な地域の方々のお陰で生きていく事が出来るのです。」

 女性:「私だってそうよ。みんなのお陰で生きていられる。まず一番に自分の子どもを大切にする。二番目には自分の親…」

 話はバスに乗ってからもずっと、私が降りる時まで続きました。

   私:「声をかけて下さり、ありがとうございました。お話できてとても嬉しく、心強く思いました。」

 女性:「奥さん、頑張ってねー!」
 
  ~初めて話をする間柄とは思えないほど、人生において重要な事=1日1日を感謝の気持ちを持ちながら大切に生きること等、お互いに響き合いながら話せる充実感を得られた、本当に貴重な体験でした。

 また、先月末に、娘が高校生だった当時のPTA役員の方からも、
「今日、カリーナちゃんを見かけましたよ風を切って歩く姿に凄いパワーを感じました頑張ってますね陰ながら応援しています
~とメールが届きました。

 今までも、街中で、スーパーで、偶然、知り合いに会うと、
「この間、運転中に、カリーナちゃんが、1人で歩いている姿を見かけましたよ!」
~娘の「颯爽と歩く姿にエネルギーを貰えた!」 等など、嬉しい報告をいただけた事がありました。

 きっと、私の見えない所、私が知らない所で、もっともっと、たくさんの方々の温かい援助を受けて、娘は育てられ、お世話になっているのです。皆さん本当にありがとうございます。
 そして、これからも、どうぞ宜しくお願い致します。


雛祭り

2009-03-04 17:58:29 | カリーナ:ブログ
 昨日は女の子のお祭りの日でした。私のお雛様は、私が生まれて母の方の祖父母がプレゼントしてくれました。着物の色が薄紫で大人っぽいです。珍しい色合いなので、気に入っています。赤ちゃんの時お礼が言えなかったので、今、「素敵なお雛様をありがとうございました。」と言いたいです。

 家のお父さんが駄洒落を言って、私はゾックとしました。
♪「今日は、楽しい 暇な釣り 
 で、寒ーい?!
大笑いして、桜餅を食べました。