言葉の遅い子・心を育てる育児相談

親子信頼関係を深める子育て。心&脳&感性を磨く方法。料理・語学・介護・哲学・音楽ライブ活動等を日頃の感謝と共に綴ります!

心のお掃除

2007-11-11 16:54:15 | 母:親子の愛着・信頼関係を深める子育て法

           心のお掃除 ~心のホコリをためないで~  

  家の掃除をこまめに出来ない私でも、子どもの「心のお掃除」は「その日の汚れは、その日のうちに!」と毎日気をつけて点検しています。

  心が元気であれば、心に埃が溜まる確率が低くなります。 逆に、体調が悪く、気分が優れない場合は、要注意です。体をぶつけた時「打ち所が悪くて~」と言う場合があるように、心にも「当たり所が悪い」時があります。口調が荒くきつい人に思いがけないことを言われてカチンときても、元気な時は、サラリとかわせます。
  でも同じように言われても、心配事を抱えている時などは、心にナイフが刺さるようにズキッとこたえます。

  心のお掃除、第1チェックポイントは朝、寝起きの顔です。良く眠れたかどうか?具合の悪い所はないか? だから、一日の大事なスタートを切る起きる瞬間を逃さず、笑顔で明るく思いを込めて、愛する我が子の目を見つめ、「おはよう!」と声かけします。母親のとびっきりの笑顔は予防薬・万能薬になるでしょう!

  第2チェックポイントは朝御飯を食べてから、学校へと出かける玄関口です。「登下校中、事故に気をつけて!学校で怪我のないように!大事なあなたに事故が起きないようにママはいつも祈っているのよ!」あと、「先生の話をよく聴いてね!」と頬にキスをし、「いってらっしゃい!」のハグをします。抱きしめた時に、塵と埃を寄せ付けないように子どもの心にパワーを授けます。

   第3チェックポイントは学校から帰って来て玄関を開ける瞬間です。「ただいま!」の声の音色と顔の表情が物語ってくれます。目を合わせ「お帰り!あなたにに会えて嬉しいな!あなたが帰ってくるのをずっと待っていたのよ!無事に帰って来てくれて神様有難うございます!」と、笑顔でお帰りのキスとハグをします。ほとんどは明るく元気な声の「たっだいま~!」のアクセントで帰ってきますが、暗く低い声の時は「元気ないみたいね~今日、何かあったの?」と能動的に気持ちを聴きます。こどもが話している間、決して否定・批判・指示をせずに、子どもの思いを汲み取り、共感し、子どもの心に寄り添います。イライラや悔しかったことなどを全部、心の隅々までスッキリするように「ママ掃除機」で静かに心の埃を取り除きます。

   第4チェックポイントは夜、布団に入って寝る直前です。親が注意しすぎていて子どもの自尊心を傷つけていないかどうか?親の反省と愛情を伝えます。人に「ごめんなさい。」を言う勇気と大切さとを授けます。

 最後に一日を無事に送れた幸せと感謝の気持ちを込めて「ママの子どもに生まれて来てくれてありがとう!あなたのママになれてママはとっても幸せです!いつもママを助けてくれてありがとう!おやすみなさい!」のキスとハグをして眠りに就きます。