言葉の遅い子・心を育てる育児相談

親子信頼関係を深める子育て。心&脳&感性を磨く方法。料理・語学・介護・哲学・音楽ライブ活動等を日頃の感謝と共に綴ります!

心と体の座標軸

2008-02-26 00:01:18 | 母:心を癒し脳を鍛え、感性を磨く方法

 自己理解するためには自己分析が欠かせません。
自分の存在はどこ?自分の居場所はどこにあるのか?
自分が迷子にならないように、自分を見失わないためにも

 自分の中に座標軸を描いてみましょう!

自分の価値観・信念・優先順位など…
自分にとって大切なことを意識的に考えてみましょう!
X軸・Y軸を心と体の軸に置き換えてみて…
両軸の交わり(0.0)の原点=自分の核が、決してブレナイように…
原点=初心=原風景をいつまでも忘れないように…
しっかりと刻みましょう!
 
 あなたは、あなたの頭の中に、何をどこにどのように刻みましたか?

 


宝さがし

2008-02-22 23:56:31 | 母:心を癒し脳を鍛え、感性を磨く方法

 自分の中にあるお宝を探してみましょう!
準備に必要なことは、他人と比較しないありのままの素の自分を受け入れること。
じっくりと丁寧に神秘的な遺跡を掘り出すように…
そうすれば、まだ自分が気づいていない素敵な自分にめぐり合えるはず…
新しい自分を発見し、恋するみたいに自分の心がときめくと…
自然と自己受容できて、自愛心が高まり出す
幸せは自分の心の中にたくさん詰まっている
そして、自愛心が育つと、他愛心も育っていく
自分を大切にできる人は他者も大切にできるはず…
世界中の人達が、お互いに、少しずつでも
「幸せのおすそ分け」ができたら…
心の温暖化…平和な気もちに満たされる瞬間
願っています!


I love I

2008-02-21 23:54:42 | 母:心を癒し脳を鍛え、感性を磨く方法

         あなたは、自分のことが好きですか?
あなたは自分自身を受け止めていますか?
あなたは自分自身を大切にしていますか?
あなたは自分自身をよく知っていますか?
あなたは何を大切に考えてていますか?
あなたは何をやりたいのですか?
あなたの夢は何ですか?

  忙しく慌しい毎日、過密スケジュール・大勢の人々の中で流されていませんか?
立ち止まって、一人きりの静かな時間を作りたいと思っているんじゃありませんか? 穏やかな空間と時間の中に身をゆだねて、たまには、自分自身のことを見つめ直し、
自分の心にゆっくりと、話しかけてみましょう!  
 


「今どきしょうがい児の母親物語」

2008-02-20 23:02:36 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 ここまで言っていいのかしら!言ってしまった、どうしよう?

今どきしょうがい児の母親物語」を読んで

 一般的に障害関係の本というと、堅苦しく、身構えて読まなければならないものが多い中、この「今どきしょうがい児の母親物語」は、なんとセンセーショナル!目からうろこ!
 
日頃「王様の耳はロバの耳」のように、大声で叫びたいけど、実は言えなくてモンモンとしているような本音セリフを次から次へとポンポンと世間に訴えてくれていて、実にスッキリする。
 
また、悲観的になりそうな暗い場面・逆行をも、あえて逆手にとって順行に変えてしまうプラス思考・楽観主義は素晴らしくて、おもしろい!
 そして、ハタから見れば一見、時間の無駄にも思える愚痴やおしゃべり、同じ立場に立つ母親同士の井戸端会議がストレスを発散させ、内なるエネルギーに変えてくれる、いかに重要不可欠な時間であるかということも証明してくれている。
 
私達母親というものは、子どものお陰で、「どんな逆境にも順応できる資質を備えることが出来た!」という事実に気づいていないらしい。
 
けれども、この本を読んだ後には、きっと、他人のせいにせず、自分のせいにせず、子どものせいにせず、自分を導くもう一人の新しい客観的な自分を見つけ出せるにちがいない。
 
そして、子供も親(自分)も大事にして、子供が楽しければ親も楽しい、親が楽しければ子供も楽しく思える、そんな面白いワクワクな毎日を送っていけると思い込めるのです!
                           ぽれぽれくらぶ 著  ぶどう社
 

 
今からちょうど10年前、平成10年2月、「ダウン症とその他の障害を持つ子の親の会」の会報に私が書いた、おススメ本紹介感想文でした。


プラス思考で楽しく育児

2008-02-19 18:53:05 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 

 先月から、私は娘の小中学校生活(障害がある子も普通学級へ)を通じて、主に親業の実践例・会話例を書いてきました。

 言葉を選んで有効的に使えることは大切な手段になります。それと同時に、その言葉を発する時のその人の思っている「心持ち」こそが更に重要になります。
 相手のことを慮れる本物の気持ち・本物の言葉であるからこそ、相手の心を響かせ人の心を動かすことができるのだと思います。
 「心の持ち方」・信頼関係について、私の思いを一部代弁してくれているような約10年前の新聞記事を紹介させていただきます。

          現代しつけ考 -5-

 最悪の状態で出産した母親がいた。妊娠中に夫との離婚騒動があり、早期破水で月を満たずに出産した。母子とも一命は取り留めたが子供に少し障害が残った。

 一年ぐらいたってから電話があった。そのお母さんの声は明るく、いきいきとしていた。「毎日が楽しくてしょうがないんです。この子がきょうはなにができるようになるかを考えると毎朝ワクワクするんです。この子は神様が私にくださった贈り物だと感謝しています」と話していた。子育てを心から楽しんでいるようだった。

 最近の研究によると、母親の気持ちが赤ちゃんに伝わり、母親の精神状態が子供に強い影響を与えていることが明らかにされている。生後すぐに母親のにおいや声を識別し、母親から受け入れられているかどうかも赤ちゃんには分かるようだ。親に心からいとおしく思われ、心から受け入れられて愛されている安心感に包まれている、こういうとき子供は母親に(エリクソンのいう)基本的信頼をおくことができるのだ。これが基礎になければしつけはうまくいかない。

 そのためには第一に母親が子育てを楽しめるようにすることが重要になる。子育てを楽しむには、子供の成長を楽しむことである。まだうちの子はあれができない、これができないとマイナス点を列挙するのではなく、これができるようになった、こんなしぐさをしたとプラスのことをとり上げるようにすればよい。

 他の子供と比較したり育児書の標準と比べ一喜一憂するのではなく、まず子供のすべてを受け止めることから始まる。先の母親の素晴らしいところはそこにある。障害のある子の場合は特に他者との比較は全く意味がない。その子が進歩していればいいのだ。でもこの見方は障害のない子でも、もっと年長の子供でも大切である。他人との比較をする個人間評価ではなく、一人一人がどれだけ伸びたかを正当に評価する個人内評価が重要なのだ。

 母親が生活に疲れ、いきいきとしていなければ子供もいきいきしない。そして母親が充実した生活を送るためには夫のサポートがなによりも必要になる。

    (筑波大学教授 杉原一昭)

     平成10年5
月1日(金曜日)の新聞記事より

 


中学校卒業

2008-02-18 22:54:34 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 高校合格が決まって迎えることが出来た卒業式後、先生に、

お陰様で、娘の一生分の幸せをこの中学3年間に頂いてしまったのではないか?と思えるほど素晴らしく、達成感に満ちた充実した学校生活でした。お世話になりまして、本当に有り難うございました。」

と、感謝を伝える「肯定のわたしメッセージ」を話せて、更に幸福感を味わえました。

 きっと、私が見えない、知らないところで、たくさんのお友達、先生方に助けられ、支えられて、娘はここまで来れたにちがいありません。そんな方々にこそ、声を大にして、御礼を伝えたいです。

 
「ありがとうございました。」 
                  


秘訣は「能動的な聞き方」

2008-02-15 15:21:22 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

ヒューマンリレーションニュース2007December冬号

学校に協力を求める親たち
秘訣は「能動的な聞き方」

前号のヒューマンリレーションニュース秋号(5号)では、「親の要求に向き合う教師たち」が特集されました。今回は親業を学んだ保護者が学校とどのように向き合ったかについて、私の体験談が紹介されました。記載文後の編集委員会によるまとめ記事です。

 

         双方向のコミュニケーション

          秘訣は能動的な聞き方

学校は保護者からの依頼や協力の要請に関して、迷惑に思っているのではなく、寧ろ協力したいと考えています。このことは前号の先生達のお話から伺えました。ただ、責められたり非難されたと感ずると、防衛してしまったり、行動を変化させるのが難しくなることが多いのです。

 

 保護者として人間関係を壊さずに学校に協力を求める効果的な方法が「親業」にはあります。伝えたい内容が明確に相手に分かること、非難や批判がなるべく伝わらず相手との関係が損なわれないこと、そして行動を指示されないこと、等が必要です。それには「わたしメッセージ」で保護者の言い分を伝えるばかりではなく、先生の状況への充分な配慮も忘れてはなりません。その方法は先生の言い分に耳を傾ける「能動的な聞き方」への切りかえです。

 このように双方向のコミュニケーションが成立するとき、先生と保護者の間に心の架け橋が架かり、互いの理解が深まり、子どものために協力体制を組む人間関係が出来ると言えるでしょう。(編集委員会)
       
 親業訓練協会 http://www.oyagyo.or.jp


高校受験 その2

2008-02-14 14:08:29 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

            学校から協力を得る

 後日、進路指導の先生から
「介助者の件ですが、私でよければ付き添いますよ。」と申し出がありました。

 

私「私からお願いしなければいけないのに先生の方から言っていただき、ありがとうございます。重要な立場にいらっしゃる忙しい進路指導の先が介助に付いて頂けるなんて光栄です。でも、大丈夫ですか?」

 

先生「受験日前は忙しいですけど、当日なら大丈夫です。カリーナちゃんとは、一番長く関わっていますし、わかっていると思いますので」

 

私「1年の時からずっといつも娘のそばにいてくださった先生が介助に付いて下さるなんて本当に心強いです。厳しい受験勉強も親子で精一杯頑張ります

   
 と感謝の気持ちを肯定のわたしメッセージで伝えました。

  受験の結果、一般入試で見事合格しました。


ー中学入学後の様子、特に高校受験に関した文章は、
  親業訓練協会発行の機関誌 ヒューマンリレーションニュース2007 December冬号
  に一部掲載されましたー


高校受験

2008-02-13 16:00:12 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 中学入学後からすでに高校を見据えていたので「高校に入れるなら定員割れするであろう、どこの高校でもいい。」という考え方は全く頭にありませんでした。
 娘の「友達と一緒に、電車に乗って隣の駅からバスに乗り換えて行ける園芸科の高校に行きたい。」気持ちをどうしても叶えてあげたいと強く思いました。だから志望校は隣の駅から通える千葉県立高校園芸科だけに的を絞っていました。

          学校に要望を伝える

 娘が中3になったから機会のあるたびに、校長先生、担任の先生、進路指導の先生に、

中学入学後から今までずっと普通学級で格別な配慮をして頂き、通常の3年生の受検でさえ大変なところに、これ以上のお願いをするなんて、とても心苦しいのですが、娘の{友達と一緒に電車に乗って隣の駅からバスに乗り換えて行ける県立高校に行きたい}という気持ちをどうしても叶えてやりたいのです。」
宣言のわたしメッセージで伝えていました。

すると担任の先生から

「こちらも娘さんのような受検は初めてなので、行き届かない所もあるかもしれませんから、お母さん、いろいろと教えてくださると助かります。」
とのお返事。

娘が志望する高校の園芸科は娘の学力では難しく、通常ならば進路変更を余儀なくされるところだと思います。でも先生は私達の希望を尊重して、校長先生も見守ってくださり、学校全体で応援してくださる空気を感じ、本当に嬉しく思っています。」
肯定のわたしメッセージで伝えました。

 


通知表 (うれしい+アルファ)

2008-02-11 18:21:23 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

  

 テストを受ける時、初めの頃はテスト解答用紙の、どの欄に答えを書かなければいけないのか、答えを書く場所すらわからず、書き間違えてばかりいました。たとえ、場所が合っていても漢字と小さい字が書けないので解答枠からはみ出してしまい、答えが書ききれない又は先生が読めない等、取れる点数は一桁が精一杯でした。

 点数は取れないけれど、1年生の時から英語の授業では活躍出来ていたいようで、連絡帳に、「6月7日、英語はALTの先生の質問(単語の意味を聞くもの)に、誰よりも早く答えています。」と書かれてあり、親として嬉しく思いました。
 また、「英語のテストの前に、ヒアリングがあるけれど、声を出してはいけない言っておいたのですが、何問か、声を出して答えを言ってしまったそうです。その答えは、あっていました…。お陰で救われた子がいるかもしれません。」と書いて、様子を教えてくださり、有難く思いました。

 私達の奮闘を気遣って下さったのでしょうか、1学年の先生方は皆と同じ通知表以外に、もう一枚、数字で表すことのできない娘の努力の経過を教科ごとに細かく記して下さいました。娘の頑張りを注意深く認めてくださる文章に感謝の連続でした。

 だんだん慣れてきて、少しずつ点数も上がって来ました。中1の2学期技術のテストで75点採れた時は担任の先生とクラスメートまでもが自分のことのように喜んで下さり、その後の励みにもなりました。

 早い時期から校長先生から担任の先生を通じて、高校受験の確認も打診してくださり、決して否定されることなく温かく見守って下さいました。
 本当に有り難うございました。 


「高校へ行きたい!」

2008-02-10 21:58:50 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

            高校受験に向けて娘と共にできることを!

 娘はお友達と学校が大好きなので、お友達みんなと同じように、当然のように、中学の次は高校へ行けるものだと思っていました。
 義務教育の説明をして、高校に行く為には、たくさん勉強して受験してテストで点数を取らなければいけないことを椅子取りゲームに例えて何度も念を押しました。

 どうせ知的障害児だから勉強したってわからない、0点でも当たり前だなんて決して諦めませんでした。
 「無理して勉強させるなんてかわいそう!そんなことに無駄な時間を費やすなんて!それよりも好きなことだけやらせて、他の面を伸ばしてあげればいいのに!」などと思っている人達も少なからずいたでしょう。
 でも健常児の生徒達の中にも嫌いな勉強を我慢してやっている子はたくさんいます。

 みんなと同じにと、普通学級を切望してきているのだから、勉強も同じく頑張るのは中学生として当然の義務だと腹をくくりました。
 娘もその気になり、夫婦で分担して勉強を教えました。
当時幼稚園年長の弟も見たいテレビを消して協力してくれました。
 家族一丸となって、娘の可能性を信じ、高校受験で1点でも多く採れるよう、中学の宿題・中間・期末テストに向けて、毎日時間を惜しんでコツコツ勉強に打ち込みました。


「謝罪」 誠意を伝える

2008-02-09 23:46:32 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 去年から続いて発覚している企業や有名人の不正・不祥事 関連にまつわる「謝罪会見」報道を見るたびに、憤りを感じた人は多かったに違いありません。
 ちょっとした相手への気遣い「すみません。ごめんなさい。」を言える人が少ないように思われます。
 テレビ紙面の話だけではなく、身近な日常生活・人間関係の中においてこそ、相手を思いやれる「謝ること」はとても大切な、勇気ある事だと感じています。


    反省原因対策の私メッセージ   

 

1.まず始めに、相手に話を十分に語ってもらいます。

2.相手が話している途中で割り込んで言い訳や責任転嫁は絶対にしないようにします。

3.相手の言い分に傾聴し、相手が私の言動の何に困っているのか、不満を感じているのかを能動的考えます。

4.相手が話し終わってから、「あなたは私の○○な言動に問題をもっているのですね。あなたをそんな気持ちにさせてしまって、気づかないでごめんなさい。」と相手の気持ちを汲み取った反省のメッセージと誠意を示します。

5.相手が問題に思う気持ちに共感し、相手の気持ちが落ち着いた様子を確認できた後に、初めてこちらの見解を展開させます。

6.何故、私が相手に問題をもたせてしまう言動をとってしまったのか?原因・理由を考えます。その時に言い訳がましく相手を絶対に不快な気持ちにさせないように気をつけて説明します。

7.その為には原因・理由と同時に、今後同じことを繰り返さない為にも、対策のメッセージを必ず瞬時に考えます。

8.具体策を伝える。「○○だったことが原因で、その結果、私は○○な言動をとってしまいました。今までと同じことを起こさないように、これから私は○○に気をつけます。申し訳ございませんでした。」

9.原因と対策のメッセージは、今後起こるかもしれないトラブルの為の「予防」につながると信じています。。


 私自身が傷ついた時、不本意に感じた時に、相手に言って欲しい場合と、私の言動が相手を不快にさせてしまったかもしれない場合の両方向から考えて、いつも気をつけている事をまとめて書いてみました。

 この対策法は、ハンディを持つ長女の学校・普通学級生活において重要な役割を果たしてくれました。


事件!?割れてしまった窓ガラス

2008-02-08 18:23:50 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 

 中学2年の3学期1月21日、下校のお迎えに学校に行った時、娘が教室の窓ガラスを割ってしまったと担任の先生から知らされました。

 

母親:「窓ガラスを割ってしまい、心配をおかけして申し訳ございません。ケガをした人は?他の生徒は大丈夫ですか?」

担任の先生:「ガラスはひびが入ったぐらいで、けが人はいません。カリーナちゃんも大丈夫です。」

カリーナ:「うん。」

母親:「そうですか。よかった!皆さん無事で何よりです。お手数をおかけしましてすみませんでした。きのう下痢で体調崩したことが影響していますか?」

担任の先生:「たぶん、パソコンができなかったからだと思います。いつもなら昼休みに職員室のパソコンが使えるのですが3年生の試験前で生徒は入室禁止で注意され、別の所でも他の生徒が使用中でやることが出来ずじまい。それに、やはりきのうの下痢があるので、私もカリーナちゃんが楽しみにしている大好きな給食のおかわりを制限してしまったから、今日一日我慢することが多すぎたのでしょう。それでイライラがたまってしまい、窓ガラスについあたってしまったのだと思いますよ。」

母親:「毎日お忙しいのに、先生は注意深く娘のことを見守って下さっている様子がわかり、とても安心しました。娘が失敗してしまった原因まで推測して下さるなんて、有難うございます。素晴らしい、さすがです。とても心強いです。これから家に帰ってからイライラしても物に当たらない・物を壊してしまうことはいけないこと等、今回の事を親子で十分に話し合い、気をつけるよう言い聴かせます。学校でパニックを起こさないよう、自宅ではできるだけ娘のストレスが溜まらないように接します。本日は本当に申し訳ございませんでした。」

カリーナ:「すみませんでした。」


 次の日の連絡帳デイリーライフに~

カリーナ:「今年はガラスをあたまでわっちゃって ごめんなさい。」

担任の先生:「今日はパソコンや給食など自分で我慢していました。落ち着いて過ごせましたので。ご心配おかけしました。」

                ~と書いてありホッとしました。


日野原重明先生のお言葉から…

2008-02-07 23:39:46 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

 今日は、息子が5年生の時に購入、読み忘れていた進研ゼミ小学講座「おや?BOOK」を思い出し、(1年以上も前の冊子を今になって読むなんて、手遅れですね?ベネッセさんごめんなさい!)目次を見て日野原先生のページに目が止まりました。 
 
    「教育は時間を共有する中で生まれてくるもの」

 本当の教育というのは何も勉強のことじゃない。一緒に生活をして、時間を共有することによって自然に学び取るのが教育です。同じものを見て、同じことを聞いてるようでも感じ方は違う。それをお互いに話し合うだけでも学べることは多い。考え方の違いや、なぜそう考えるのかを聞くだけでもいい」

 私がきのう書いた「みんなと同じ空間・同じ場所・同じ時間を共有する」に通じる思いを感じ、日野原先生が見守って下さっているようで心が温かくなりました。娘を聖路加病院で出産できた御縁でしょうか?昨日の今日の出来事で、赤い糸が私に、この文章を引き寄せてくれたのかもしれません。


当たり前でしょ!

2008-02-06 21:29:18 | 母:統合教育「障害のある子も普通学級へ」

    中学1年、2学期12月9日、下校後の事。

 私は娘に、あれやこれやと長々注意をしていました。
その様子を見ていたMちゃんが、

 「カリーナちゃん、{ムカツク!}だよね!」
と娘の口調をそっくり真似して「ムカツク!」を言ったのでした。

それで、私が
 「よく、カリーナの気持ちがわかるねー。」
と言ったら、Mちゃんは、

 「何年一緒にいると思ってるの!当たり前でしょ!」

 Mちゃんは小学校も一緒でした。今でも、思い出すたびに、心強く思える嬉しいセリフです。
~ハンディのある子は普通と違っていて、どう接したらいいかわからないから、
特別の学級・学校へと振り分ける~行政の指導法
そんなことをしなくても、
 みんなと同じ空間・同じ場所・同じ時間を共有して一緒にいれば、それが自然に「当たり前」になっていく、そういう世の中になってほしい、と日々願っています。