きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

れぶんちゃんの全道交流会・体験レポート(1)カミネッコンづくり

2005-11-01 | ボランティアレポート
今回の全道交流会はたくさんのボランティアの方々が準備・設営から搬出まで、力を貸してくださいました。酪農学園大学の学生のみなさん、きたネットボランティアのみなさん、どうもありがとうございました。

きたネットのボランティアに登録してくれている「れぶんちゃん」こと小本さんが、今回の全道交流会では、きたネット広場の各コーナーを体験。レポートをよせてくださいました。このblogで紹介していきます。
まずは「北ぐにの森づくりサークル」のカミネッコンづくりの体験レポートから。

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○北ぐにの森づくりサークル「カミネッコンづくり」




カミネッコンとは、再生紙ダンボールで作られた、植栽用の紙型枠のことです。その組み立てかたを、北ぐにの森づくりサークル・三好さんに教えていただきました。

折り目がついているところを、決められた方向に折っていきます。手順通りに折ると、六角形の内側に小さな六角形があり、その間にわずかな隙間がある形になります。
次はその隙間に、乾いた新聞紙を丸めたものを詰めます。その上に、濡らした新聞紙を細くちぎったものを詰めていきます。この時、ぎゅうぎゅうに上から押してきつく詰めていくので、けっこうたくさん新聞紙を使うんです。三好さんによると、カミネッコン1個にはおよそ20枚の新聞紙を詰めるそうです。



10分ほどかかって、ようやく詰め終わることができました。一番上に、最初と同じように乾いた新聞紙を丸めたものを詰めます。

なぜ新聞紙を詰めるかというと、新聞紙は分解されて土に還るからだそうです。加えて適度な重量で安定性もあるので、ちょうどよいそうです。最後に、新聞を詰めたカミネッコンに、小さくて丸い穴があるふたをして、ひっくり返します。そうすると、最後にふたをしたところが底になります。



これで、カミネッコンの完成です。

新聞紙の重さと六角形という形で安定性があるうえに、カミネッコンそのものも土に還るという無駄のなさ。苗が土地に根付くまでの支えになるんですね。
木を植えることはあっても、その入れ物を作るということはなかなかないのでは?




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[ラブアース・クリーンアップ事務局より]
全道交流会の会場でつくっていただいたカミネッコンは、苗を植え、ラブアース・クリーンアップin北海道2005に協賛していただいた団体・企業への感謝の気持ちをこめて、近日植樹する予定です。その模様は後日、このblogにて報告いたします。
ラブアース・クリーンアップin北海道2005についてはこちら

「北ぐにの森づくりサークル」についてはこちら

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