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きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

12/23 「フォーラム リシリヒナゲシをめぐって」

2008-12-16 | きた★ネット事務局から
利尻山固有植物のリシリヒナゲシ。それは利尻に暮らす人々の誇りであり、かけがえの無い財産です。遠い昔から、利尻山のリシリヒナゲシは強い風に吹かれながら、自らの命を繋ぐために利尻山の高山帯で花を咲かせてきました。
今、利尻山ではリシリヒナゲシの個体数が減少し、山体の崩壊等から自生地の環境も大きく変化しています。環境省のレッドリストでは、このままの状態では絶滅が危惧される種とされていますが、リシリヒナゲシに関する調査は最近になって始められたばかりです。
その反面、平地ではリシリヒナゲシに良く似たヒナゲシが、たくさん育てられるようになり、あたかもリシリヒナゲシが平地にも分布するように見えています。
しかしそれが、本来の自生地にあるリシリヒナゲシの現状を見過ごすことにも繋がっています。
このフォーラムは、わたしたちの大切なリシリヒナゲシの現状と課題を理解し、必要な対策を考えて行くために開催するものです。リシリヒナゲシがいつまでも利尻山に花を咲かせるために、たくさんの方々の思いを持ち寄ってくださることをお待ちしています。
[日 時]  2008年12月23日(火、祝日)13:30~17:00
[会 場]  利尻富士町役場(利尻富士町鴛泊字富士野)2階大会議室
[その他]  参加を希望の方は直接会場へお越し下さい(参加無料)
[内 容]
第一部 報告(13:30~14:50)
 リシリヒナゲシの現状について
利尻島自然情報センター 代表 小杉和樹
 利尻山のヒナゲシと平地のヒナゲシについて
 ~リシリヒナゲシの遺伝的研究から~ 北海道大学 准教授 山岸真澄
 今後の対策等について
稚内自然保護官事務所 自然保護官 小関ますみ
 《休憩》
第二部 意見交換(15:00~17:00) パネラーによる意見交換と解説
 メンバー
・北海学園大学   教授  佐藤 謙
・北海道大学    教授  近藤哲也
・利尻町立博物館 学芸員 佐藤雅彦
会場にお越しの方々と一緒に意見交換
[主催]環境省 北海道地方環境事務所(企画運営:利尻島自然情報センター)
[問い合わせ先]環境省 稚内自然保護官事務所 0162-33-1100

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