4月29日、札幌市南区にある桜山周辺のごみ拾いボランティアに参加しました。
曇り空で風が強く、たまに空から太陽が顔を出す天気でした。
午前9時30分、地下鉄真駒内駅に集まった人の数は、年輩の方や親子連れなどおよそ30人。中学生の姿もありました。
ゴミ袋を持って出発。駅裏の桜山を越えていきました。桜山には至る所にまだ雪が残っていて、今冬の大雪の名残を感じました。
別の集合場所に集まった参加者と合流し、道に沿って歩きながらごみ拾いを始めました。
私が最初に拾ったのは煙草の吸い殻でした。他にはガラスの破片、元は何だか分からないプラスチック、段ボール・空き缶…。人がポイ捨てをした跡です。
道路の周りにはそういった細かいごみが多くみられました。
道路の横は下り坂になっていました。参加していた中学生は、坂の下からビデオデッキとテレビの一部を見つけてきました。同じ場所で、私は厚手のブーツを拾いました。
他の参加者が拾ったごみを見てみると、タイヤ、大きさ半畳ほどもある発泡スチロール、倒れた看板…。こうなるとポイ捨てではなく、粗大ごみの不法投棄です。
1時間半ほどでごみ拾いは終了し、最終的に参加した人は100人程に増えていました。
先に書いたように、タイヤやビデオデッキなど粗大ごみも多く見られましたが、主催の真駒内・緑の回廊基金の方の話によると「今年の状況はまだマシ」なんだそうです。
私はこのごみ拾いを通じて、とても情けなくなりました。
春になって芽を出したふきのとうやつくしのすぐそばにごみが落ちているのです。誰かがごみを捨てたその場所は、新しい命が育つ苗床です。もちろん、プラスチックやガラスを土の中の微生物は分解できません。
ごみを捨てなければ、ごみのない美しい景色になります。シンプルで誰にでもできる簡単なことです。ごみを捨てなければ、ごみ拾いをすることもない。それに、ごみのない美しい景色や街は気持ちがいいですよね。
ひとりひとりがポイ捨てをしてしまう前に考えるだけで、たくさんのことが変えられると思います。
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きたネットにボランティア登録してくれている
札幌の大学生S.Kさん、愛称「れぶんちゃん」からの
初めてのボランティア体験のレポートです。
曇り空で風が強く、たまに空から太陽が顔を出す天気でした。
午前9時30分、地下鉄真駒内駅に集まった人の数は、年輩の方や親子連れなどおよそ30人。中学生の姿もありました。
ゴミ袋を持って出発。駅裏の桜山を越えていきました。桜山には至る所にまだ雪が残っていて、今冬の大雪の名残を感じました。
別の集合場所に集まった参加者と合流し、道に沿って歩きながらごみ拾いを始めました。
私が最初に拾ったのは煙草の吸い殻でした。他にはガラスの破片、元は何だか分からないプラスチック、段ボール・空き缶…。人がポイ捨てをした跡です。
道路の周りにはそういった細かいごみが多くみられました。
道路の横は下り坂になっていました。参加していた中学生は、坂の下からビデオデッキとテレビの一部を見つけてきました。同じ場所で、私は厚手のブーツを拾いました。
他の参加者が拾ったごみを見てみると、タイヤ、大きさ半畳ほどもある発泡スチロール、倒れた看板…。こうなるとポイ捨てではなく、粗大ごみの不法投棄です。
1時間半ほどでごみ拾いは終了し、最終的に参加した人は100人程に増えていました。
先に書いたように、タイヤやビデオデッキなど粗大ごみも多く見られましたが、主催の真駒内・緑の回廊基金の方の話によると「今年の状況はまだマシ」なんだそうです。
私はこのごみ拾いを通じて、とても情けなくなりました。
春になって芽を出したふきのとうやつくしのすぐそばにごみが落ちているのです。誰かがごみを捨てたその場所は、新しい命が育つ苗床です。もちろん、プラスチックやガラスを土の中の微生物は分解できません。
ごみを捨てなければ、ごみのない美しい景色になります。シンプルで誰にでもできる簡単なことです。ごみを捨てなければ、ごみ拾いをすることもない。それに、ごみのない美しい景色や街は気持ちがいいですよね。
ひとりひとりがポイ捨てをしてしまう前に考えるだけで、たくさんのことが変えられると思います。
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きたネットにボランティア登録してくれている
札幌の大学生S.Kさん、愛称「れぶんちゃん」からの
初めてのボランティア体験のレポートです。