森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

2月の暮らし☆2024

2024-03-19 02:17:24 | 梢は歌う(日記)

・「1月の暮らし☆2024」の中に、強気なんだか弱気なんだか分からない、2024年の決意(あれも決意だったのです。)を書きました。

>「生き抜く。
ただそれだけが、今年の目標でも良いのではないかと思えた1月でもあったのでした。」

 

2月のある日、それがますます強く思い知らされるような出来事がありました。

まだ私とはさほど接点があるわけではなかったのですが、優しく面白い方と言うのが分かっていて、これからもっと深くお付き合いをさせていただきたいと思っていた陶芸のメンバーがお亡くなりになりました。確かに若くはない方でしたがお元気で、剪定していた木から落ちると言う不慮の事故で帰らぬ人になったのです。

ショックでした。

噂では、庭にたわわに実っていたミカンの収穫をしていたとも聞きました。陶芸の前々日だったと思います。もしかしたらみんなに配ろうかと思って収穫していたのではないかと思ってしまいました。


「生き抜く」
それがただ生きていくことであっても、簡単なことではないのだと近頃はしみじみと思う私です。

下の囲みは昨年の投稿です。

囲みの下は、いつもお気楽にしか見えない2月のおまとめ日記です。

 
2月の暮らし☆2023
昨日、友人と話していて、しみじみと「ねえ、もう2月は終わってしまうんだよ。信じられないんだけれど。何をしていたのかなぁ、私。」と言いました。今年の私は「2月は逃げる」そのもの......
 





 映画

別記事に書きました。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と2月に見た映画



 ドラマ

 

感想を書いたのは

韓国ドラマ「絶対彼氏」完全版

「運命のように君を愛してる」

ヨ・ジングとチャン・ヒョクが好きで、アマプラでの見放題配信が終了してしまうからと焦ってみた2作品でした。


 お芝居

その感想は→「中村仲蔵―歌舞伎王国下克上異聞ー」を観ました。

《朗報》

【配信決定

4/7㊐21:00まで視聴券販売
配信期間 3/31㊐18:00~4/7㊐23:59
◉価格: 視聴券のみ:4,500円 電子版プログラム付:6,500円 ◉上演時間:2時間35分予定(特典映像あり)
1週間のアーカイブ配信あり

チケットなどは→Sky presents『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』のチケット情報 - イープラス (eplus.jp)

 

 読書

「ペンギンは空を見上げる」を読みました。

 

 

 漫画

漫画サイトで、何やら読んでいたりするわけですが、まとまっては読んでいなかったかも。

ただ2冊予約して1冊はゲット済みなのに、まだ積読状態です。3月の終わりまでに読みましょうと思っています。

予約したもの。

 

1分迷って、予約しました。

 

「百鬼夜行抄31」の予約



 お出かけ日記

2月はお芝居を観るために池袋に行ったぐらい。

素敵なカフェに行こう☆《皇琲亭》

カフェ繋がりでお友達と過ごした2月29日の日記は

2月29日は素敵な日



 その他の日記

◎2月1日は私の誕生日でした。

幸せな誕生日

◎その誕生日会を4日にしました。ついでに99歳の義母のも。まあ、最終的にはやはりどっちが「ついで」か分からない感じになりましたが(笑)

99歳の義母と私の誕生日会

 

◎3日の日は節分でしたね。もう我が家では豆まきはしませんし、恵方巻も冷凍のものを買っておいたけれど、別の日に食べました(笑)

でも何となく雰囲気が漂っているお食事にしました。

 

◎5日の日は大雪が降りました。

雷雪の夜

 

◎ 悲しいことに病院通いが多いです。

整形外科に、近所の内科。それに歯医者さん。今年は歯のストレスが多くて、しかも呼吸器系に問題が出てきて、かなり憂鬱です。

人生に初期、中期、後期があるならば、しっかりと後期なんだなと実感している毎日です。

 

◎ 公立高校の受験がありました。ドキドキ。

◎あと、「歌の会」に参加したり「陶芸」に行ったりもしました。図書館にも行きました。

 

なにげに暇など無縁の2月でした。その中で行った陶芸はあまりうまくいったとは言えませんでした。(ノД`)・゜・。

 

◎ 23日お通夜でした。
お孫ちゃんたちが泣きじゃくっていたのが印象的で、優しいおじいちゃんだったのだなと実感しました。

 

◎ 入院中のお友達と電話でお話しました。

背中にボトルを入れるアレ? (ボトル、入れてどうするんだ。)ボルトね。・・・・・の手術をした方で、リハビリも大変そうでした。入院中に4キロ瘦せたらしい・・・・・。

この方はいわゆるおデブちゃん仲間なのですが、その部分はやばい・・・・・(;^_^A

その彼女曰く、「あんたはね、ランチが多すぎなんだよ。」

ええ !?

何で私の生活知ってるのよ?

って思ったけれど、ある意味事実なので

「仕事も辞めてお金も無くなるので、じゃあこれからは、公園とかスーパーの休憩所でお茶しましょう。」と私は言いましたが、それを言っても誰も信じてはくれないような気がします(笑)

 

ランチ日記を書こうかと思いましたが、止めとくか(;^_^A

 

◎ お仕事辞めました。

星の瞬き月の祝福

 

◎ 畑、始めました。

なんだか勢いで始めてしまいましたが、出来るのかどうか不安がいっぱいです。

 

◎ 猫の日でしたね。

猫の日☆2024

 

  

 

すべての猫と猫を愛する人たちと、いまだに猫の「とりこになる」と言う魔法から逃れている方も、みんなの頭上に幸せの金貨が降り注ぎますように。

 


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素敵なカフェに行こう☆《皇琲亭》

2024-03-16 23:05:32 | カフェ巡り

2月9日、池袋に行った時、その帰り道、どこかすぐ近くに素敵なカフェはないかしらと、駅までの道で考えていました。

喉もカラカラだし美味しい珈琲を飲んで帰りたいなと思ったのです。

と、思ったらラッキーなことに、そんな珈琲の美味しいお店がありました。

美味しいケーキと美味しい珈琲で、幸せなひと時。

最近、カップの写真も撮るのがマイブームです^^

食べログからですが、このお店の情報は→皇琲亭 (コーヒーテイ) - 池袋/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)

 

因みに、その日に池袋を訪れたのは藤原竜也さんのお芝居を観に行ったからでした。

 

《東京建物 Brillia HALL》

 

《中池袋公園のふくろう像》

 

《ランチを食べたお店》

 

そしてランチ。

 

お芝居を観に行った時などは、その街での滞在を満喫できるわけではありませんが、それでも今回の池袋は楽しかったです。

 


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星の瞬き月の祝福

2024-03-13 02:30:01 | 梢は歌う(日記)

なんだか最近、心が騒めくようなことがいっぱい起きて、それに加えて雑用や楽しいお出掛けが続き、ブログに向き合うことが出来ませんでした。

この先も楽しいお出掛けや、病院などの楽しくないお出掛けなどが続きますので、やはり更新は滞りがちになってしまうと思いますが、とりあえずボチボチ復活しようと思います。

 

2月いっぱいでやっていたお仕事のすべてを辞めました。

 

2月26日が、家でのお仕事の最終日で、そして27日がバイトの最終日でした。

バイト先に行こうとバスを待っている時、私はあることに気がつきました。

それはたぶん、あなた様が思うような感傷みたいなものありません。

つまりその気がついたことと言うのは、

「悔いなし」「未練無し」「寂しさ無し」と言う感覚だったのです。

全く未練も寂しさもなかったのでした。

その時私は思いました。

これがこの日よりも少し前の日のいずれかの時であっても、きっと私はわずかであっても寂しさや未練のようなものを感じたに違いないと。

時が満ちたのだとも思いました。

晴れやかな気持ちで、仕事場に向かった私でした。

 

その日もお仕事は楽しかったです。

私の仕事は、子供たちの勉強のお手伝いをすることでした。

いつも通りに子供たちに声をかけていきました。残念だったのは、その日には学年末テストの結果が出ていなかったことです。

知りたかったです。数学の成績が上がっていたのかどうか。

だけど一人の受験を終えた少女にお礼を言われました。

「ありがとうございました。おかげで数学の・・・・・」

ちょっと嬉しかった私。

 

見返りなど求めずになどと言う聖人ではないのです。きっと私はその「ありがとう」と言う五文字のために、心を込めてこの仕事に向き合ってきたのだと思いました。

気分よく月明りの中を家路に帰る私。

 

その道の途中で、背後が広がっていて車も良く通るので、そんなには危険と言う場所ではないのですが、明かりが途絶える暗い公園の横と言う道があって、そこに来た時、ふと数年前に夫が死にかかって、未亡人になってしまうのかなと悲しく思い、その暗い道を泣きながら歩いたことを思い出しました。

なんだかいろいろな事があったなとしみじみとしました。

 

その日は強風。

見上げると、今年一番と言っていいほどの多くの星が瞬いていました。

最近では近くのものは皆ぼんやりと見えるのですが、元々は目は良い方だったのです。昴レベルの星屑たちも、他の星の光を借りて瞬いていました。

 

星からも月からも、私は祝福されているような気持になり、明るい気持ちで「さあ、次に行こう。」と思ったのでした。

 

 


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相棒season22第19話最終回スペシャル前編「トレードオフ」

2024-03-08 02:03:40 | ドラマ(相棒)

困ったことに、あまり感想がありません。

まだ前編で、いろいろな事が全く分かっていないからだと思うのですが。

そう、まったく分かりません。

ただドラマの中でも、政治家たちの汚らしいあれこれを見せられるとゲンナリしますよね。今は特に。

考えてみたら、政治家って公僕でしょう。

何を勘違いして偉そうにしてるのって、時々思う。

まあ、それはともかく、あの未成年の青年、やったことは褒められとことじゃないけれど、だけど可哀そうですよね。親の借金なんか背負わなくていいのに、誰も彼に相続放棄を教えてあげなかったのかしら。

おじさんとか言う人が、とても恐ろしい人たちが絡んでいて、そんな事は許されなかったと言うけれど、借金のない人に付きまとっていたら、それは犯罪でしょう。

なんかおじさんも怪しいとか思ってしまいました。

怪しいと言ったら、あの襲われた政治学者の、なんか胡散臭いじゃない ?

最初、自作自演かと思ってしまいました。それがテレビ局の人にバレて、それで彼も殺害かってね。

時々あるじゃないですか。大きく広げて小さく畳むって回が。今回はそれかしらと思ってしまったわけですが・・・・。

今の段階では、好き勝手なことを言っていても許されるかと思って^^

だけど本当はどうなっていくのか、次回が楽しみですね。

 

最終回の前編の感想は、こんなものしかないのですが・・・・・って、そう言えばラスト、面白かったですね。

話の内容で、フェイクかなと思ったけれど、そう言うのをぶち込んでくると思わなかったので、ここでようやく面白くなってきたと言うのが、もしかしたら本音かもしれません。

 

で、13日は最終回の後編。

そして20日からは、動画配信プラットフォーム『TELASA(テラサ)』限定で、オリジナルドラマが配信されますね。

この際だから、見ちゃうかも^^

配信オリジナル|相棒 season22|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

 

 

 

 

 

 

 


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「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と2月に見た映画

2024-03-06 13:14:52 | 映画

 

2月1日は私の誕生日。その日に映画に行こうと思っていて、やっぱりこの日に見るのならこれだよねとチョイスしたのがこの映画でした。

だけどこの映画、この日が最終日だったのです。

前に予告編で、主演のシャラメが「スマホで見る映画じゃないよ~。」と言っていたのが印象的で、是非映画館で見たいと思っていました。

ギリギリのセーフでした。

 

見られて良かったです。

夢を持ってそれを叶えようとする人の物語は、それがファンタジーであってもミュージカルであっても、なんだか元気が出ます。

世界一のチョコレート店を開くと言う亡き母との約束を叶えるため、彼は船で働き、そしてお金を貯めて、夢であった街に上陸します。

だけどそこには「チョコレート組合」なるものがあって、ウォンカの才能にも嫉妬しその夢を阻みます。それに加えて、人の好い彼はためたお金もあっという間にむしり取られて一文無しになってしまうのです。そして・・・・。

予想外の展開から始まったこの作品は、歌も楽しく、映像も主演のシャラメにぴったりな華やかさだと思いました。

また物語も、詐欺あり陰謀あり命の危険ありで飽きることはありません。

そして悪い奴らにはそれなりの制裁があり、仲間になった人たち、またはなにげに関わってしまった人にも素敵な出来事が訪れました。

楽しい映画で幸せな気持ちになることが出来ました。

 

もうこの映画は、アマプラで配信中です。ただし今はレンタルで少々お高いかな。^^

 

以下は、2月に見た映画です。
なんと新作は、映画館で見たこの映画1本で、後は皆2回目。

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

 

1.「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」☆☆☆☆★

詳しい情報は→ウォンカとチョコレート工場のはじまり : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

2.「チャーリーとチョコレート工場」☆☆☆★★★★

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を見終わってシアターから出てくるとき、前を歩いていた若き女性たちが、なんでこの映画の前に「金ロー」で前の作品をやらなかったのかしらと話していました。見たくなっちゃったとも言っていました。

心の中で「それはだね・・・・」って思わず応えてしまいました。こちらはこちらで相当強いインパクトがありますものね。

だけどまた見たくなっちゃったと言う気持ちになり、その日の夜に見たのです。

こちらは皮肉たっぷり。でも楽しいし、家族愛にはジーンとします。

いずれにしてもウォンカは美しい人がやることになっているのですね。

一番最初にPCを買った時、壁紙をこの映画のチャーリーの崩れかけた家にしていました。どこかに感想はないのかと探しましたが、この映画は2005年9月公開だったのですね。そして私がブログを始めたのは2006年の1月からだったので、感想はなかったのでした。

「・・・・のはじまり」の方はお母さんとの愛。そしてこちらの「チャーリーと・・」の方は歯医者のお父さんとの愛が描かれていました。

そして前後左右に好きなところに行けるエレベーターは、今見ても良いなと思いました。

チャーリーとチョコレート工場 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

3.「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形」☆☆☆☆★★

先月の終わりにずっと見たかった「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見ましたが、続けて放送されていましたので、録画して見ました。

やっぱり泣けます。いろいろな意味で。

1回目の感想は・・・・

近未来二番館 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」 (fc2.com)

詳しい情報は→ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

4.5.6

2回目でほぼ評価も同じですが、他の作品と比較してちょっと星を減らしたものもありますw

「アイ・アムまきもと」 ☆☆☆☆★★

12月に見た映画

「シャイロックの子供たち」☆☆☆★★★

「シャイロックの子供たち」を見ました。

「死刑にいたる病」☆☆☆★

まじ、怖いよ、この作品。

「死刑にいたる病」

 

4から6は、阿部サダヲ特集で実は同日に見ました。

2月もドラマ一気見に負けて、あまり見られませんでした。

3月からは見たいと思っている映画がたくさん公開されるので、楽しみでもあり、見に行けるかどうかと悩むところでもあります。

「砂の惑星2」は頑張って見に行く予定です。


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「ペンギンは空を見上げる」を読みました。

2024-03-05 16:21:37 | ユーモレスクを聴きながら(book)

2月に読んだ本の感想です。

次に何を読もうかと思う時、ブログで読んだ皆さんの感想や紹介を参考にしたり、またはツイッターでの評判などを参考に選ぶことが、最近では多いかもしれません。私の場合は、映画の原作と言うのもかなりあります。以前は本屋さんや図書館の棚の間をふらふら歩き、インスピレーションで探すと言うこともしていたと思いますが、今はそれは意外と稀です。本屋さんにあまり行かなくなって、ネット注文で本を買ったり、または図書館では予めの予約が多いからです。

だけど本屋さんや図書館でのウロウロは、宝探しのような面白さがあって楽しいですよね。

これを書いている途中で、その楽しさを思い出し、また本屋さんに行きたくなりました。

 

しかし本との出会いは、意外なところからもありますよね。

実は子供の国語の教科書からとか、またはテキストの問題の文からとか。

もちろんテキストなどは抜粋がほとんどですが、この文の前後の物語はどうなっているのだろうかと、凄く気になるものがあり、本を知るツールとして侮れないものがあると思います。

 

この本も、中学生の受験用テキストに載っていた文から気になり選んだ1冊でした。

風船ロケットを打ち上げたい6年生のハル。その費用をおじいちゃんに借りたいと申し出ます。

気骨のあるおじいちゃんは、孫にお金を貸す事は出来ないと言います。ハルは資金を調達できるのか‥‥というよりも、その小学生にしては大掛かりなロケットは果たして成功するのか気になりました。その場で検索して、そのテキストを解いている中学生に教えてあげようと思いました。

あらすじ

【「おれはNASAのエンジニアになりたいんだ」それが彼の将来の夢。小学六年生の佐倉ハルくんは、ひとりで風船宇宙撮影を目指しています。できる限りおとなの力を借りず、自分だけの力で。そんなことくらいできないようでは、NASAのエンジニアになんて到底なれないから。意地っ張りな性格もあってクラスでは孤立、家に帰っても両親とぎくしゃくし、それでもひたすらひとりで壮大な目標と向き合い続けるハルくんの前にある日、金髪の転校生の女の子、鳴沢イリスが現れました。教室でなくなったうさぎのぬいぐるみを一緒に捜したことから、妙にイリスになつかれたハルくんの日常は、次第に賑やかなものになってゆきますが……。生きてゆくにあたって“夢”というものは、光り輝く道標でしょうか、それとも自分たちを縛る鎖でしょうか? ハルくんの、夢と努力の物語。奮闘するこの少年を、きっと応援したくなるはずです――読み終えたあとは、もっと。】→平成30年度 第34回坪田譲治文学賞 | 岡山市 (city.okayama.jp)

そのリンクしたページの選者のコメントの中に

【思いがけないどんでん返しもあり】とありました。

また誰かのネタバレなしの感想の中に、『最後にこの小説がこのタイトルになった事が分かる』とあり、何かこの物語には更なる秘密の匂いがしました。

と言うわけで読んでみました。

ネタバレなしです。

数ページ読むと、「もしかしたら」と言うこの物語が最後まで明かさない秘密が分かるような気がしました。

何の説明もないし、だけれど嘘もない書き方で、それでも「もしかしたら」と匂わせる、上手い書き方だと感じました。

世の中には「映像不可」と言う小説があると思います。

大がかりなセットや小道具に凝らなければならないとか、CGがむつかしいとか言うのではなくても、この小説は、その「映像不可」だと私は思いました。

 

どんなにハルとイリスと幼馴染の少年の友情の物語が良くても、また彼らの冒険譚が良くても、それで映画化しようと思って、その部分を取り上げてシナリオを描き直したとしても、それは若き作者が物語以外に仕込んだアイデアがつぶれると言うものです。

お話は夢と冒険以外にも、深刻ないじめの問題や、思春期に入ろうとしている少年少女の親との関わり合いと多様な面白さがありました。

夢と未来は無限に広がっていたように思えたそんな時代の風を感じさせる、そんなお話だったと思います。

 

 

 

・・・


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光る君へ 第九回「遠くの国」

2024-03-04 01:42:29 | ドラマ (大河)

えっ、噓 !!

道長たち、間に合わないって言うの。

えっ、いやだーーーーーーー !!

 

直秀の固く握りしめた土くれを放させて、扇子を握られる道長。

その時扇子を握ったその指がピクリと動く・・・・・それは私の期待・・・・

いや動かないし・・・・・。

ぷはっ~と言って息を吹き返す・・・・・・ちっとも吹きかえないし・・・・

 

号泣した道長とまひろがその地を立ち去ろうとしたとき、または立ち去ったその直後、土の中からボコって腕が出てくる・・・・・って、それじゃホラーか !?

だけどちっともそういうシーンにはなってくれなかったのです。

盗賊とバレて今回退場でも、そのうちまた肝心な時に出てきてくれるキャラだと思っていました。

まさかここで直秀が退場してしまうなんて思っても見なかった私。

「遠くの国」って遠すぎるよ、その国は。

もうショックすぎて、頭の中がそれでいっぱいになってしまいました。

道長の号泣とすがりつくまひろの姿が、本当に悲しかったです。

 

もう他の事なんかどうでもいいやと言う気分にもなってしまったのですが、一応書いておくと、前回のミステリーの解答編になっていましたね。

いったいどこからが芝居だったのかと言う所は、意外と普通でしたね。

倒れて晴明が入って来て、人払いをしたところまでは陰謀はなかったのでした。

「無策」と兼家が嘆くと、晴明は「策はあります。その策を買いますか。」と言いました。

やはりこの晴明は、単に貴族に祈ることを請われて使われるだけの男じゃないのですね。

しかし呪術や妖が好きな日本人にとっては、陰陽師である彼は人気の高いキャラだと思います。

このドラマの中の晴明にも、それなりの未来の物語が用意されていて欲しいと私は思ってしまいます。

 

父が目覚ると、その間にしていた自分の働きを兄弟に自慢する道兼。

花山天皇に近づくためとはいえ、体中に自分で作った痣などを自慢げに見せている姿を見ると、この人がまひろの母を殺した人でなかったならば、嫌いにはなり切れない人だったなと思ってしまうのです。

そして亡き妻を一途に思う花山天皇。

その想いさえ策謀の道具にされてしまう魍魎の潜む宮中なのでした。

歴史的大事件まで、後わずか・・・・。

 

なんだか悲しい第9話、弟君の 惟規の大学に入るための別れのシーン、
漢文で送り出す父の言葉に、まひろは続けて

「今の分かった?」と聞くと、「一つだけ分かった。」と明るく答える弟君。

なんだかホッとできるシーンでしたね。

 

というわけで次回も楽しみです。

 

 

 

 

 

 


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2月29日は素敵な日

2024-03-02 00:49:38 | 梢は歌う(日記)

うるう年の2月29日は1年のおまけのような気がして、何となく得したような気がしていました。

それで何かその日は、特別な一日にしたいなと思っていました。

と言っても、別に大きな一日でなくてもいいのです。ささやかであっても楽しい一日であれば。

 

だけど予定していたイベントのお出かけは、それに伴って行こうと思っていたお店の予約が取れなくて、日にちが変更になってしまいました。

2月はこれと言ってお出かけしていなかったので(お芝居を観に池袋には行きましたが^^)、ちょっとがっかりと思いましたが、3月は他にも予定してあることがあったので、その打ち合わせにと出掛けて行きました。

最初は「銚子丸」と言うお寿司屋さんでランチは如何と言われていました。

噂の「銚子丸」、美味しいとみんなが言いますが言ったことがありませんでした。だから楽しみにしていましたが、なんとその日は、スーパー肉の日だったのですよね。

急遽、やはりまだ入ったことのないハンバーガーのお店に入ってみました。

なんとその日は、普通のチーズバーガーのお値段でダブルチーズバーガーになったのです。

 

だけど知らないと言うことは恐ろしいことです。

もう滅茶苦茶お腹が一杯になってしまいました。

食べ過ぎてヨロヨロ~・・・・・。

 

このお店は既に行列が出来てしまいましたので、目的である「打ち合わせ」は出来ないので、お店を変えることにしました。

と言っても本当は、お茶などもお腹に入るかなと言う感じでした。

それでも手ごろな休憩スペースも思いつかなかったので、以前1度だけ行って、珈琲も美味しかったし感じも良かった韓国料理のお店にお誘いしました。

お茶だけでも大丈夫かなと思いつつ行きましたが、まったく大丈夫でした。

お話も弾み長々と居てしまいましたが、メニューの御料理がみな美味しそうだったので、私と友達はチヂミなどをテイクアウトすることにしました。

 

お友達も、「このお店、広々としていていいね。」と気に入ったようです。

私も以前もお友達に紹介されて来たのですが、また来てみて、ここだったらひとりランチ、ひとりお茶タイムにだって良いなと思いました。

レジ前で売っている雑貨も可愛らしくて、そしてお値段も買い求めやすいと言う感じなんですよね。

 

ここは「シジャン  コトエ流山おおたかの森店」です。

カフェではありませんが、「素敵なカフェに行こう💛シジャン」と言う所かしら。

 

その後は買い物などをしながら帰ったわけですが、楽しかったひと時に、

「今日が楽しくて嬉しかった。」と言いましたら、

「来年には来ない日だものね。」と友達も言い、笑いあいました。

 

因みに4年前の2020年2月29日は何をしていたのかと思いました。

どうも土曜日だったみたいなのですが、何をしていたのかブログを読み直しても、さっぱり分かりません。

長々とブログを書いていた事だけは、間違いのないことです。

そこに「元気がでない」と書いてあったので、普通の静かな暮らしをしていたのだと思います。「静かな」と言っても、コロナ禍に徐々に突入していく感じで、まったく穏やかではありませんでしたね。

「感染列島」の感想を読み直しました !

 

アナログに日記に何か書いてないかと開いたら、2020年の事は書いてありませんでしたが、その前の2016年の事は書いてありました。何とブログにも書いてありました。

2月29日、肉の日じゃなかったです。

 

やっぱりブログは便利ですね。

8年前も同じようなことを考えて、同じようなことをしていた私。

ただ8年前の2月29日は肉の日ではなかったようで・・・・(笑)

 

トップ画像は「ヒメリュウキンカ」。

 

 

「ボケ」の花に、

 

「匂い桜」

 


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相棒season22第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」

2024-02-29 00:36:27 | ドラマ(相棒)

いつになく・・・・なんて言ったら、失礼かしら。でも今回のお話は、心に突き刺さるような物語だったと思います。

右京が山田青年に向かって、

「希望はあります。」と近づいていくシーンには心が揺れました。

それは単純に「そうだそうだ。」と言う共鳴ではなく、まるで山田側に立ったみたいに、

「希望 ?   どんな?」と言うようなものだったかもしれません。

もちろんこの時、山田青年は深く何も考えていなかったと思うし、右京はその改造銃が人に向けて発砲されないことを知っていたのだと思います。

これは単なる刑事ドラマだっていうのに、私が考えすぎちゃっただけのことです。

 

でもね、そう本当にシナリオに書いてあるだけのことだと思いたいのですが、山田青年が言うじゃないですか。

学校に居場所がなかったって。周りの子供たちから、そのうち先生からも気味悪がられたって。

なんかムカムしたのですよ。

IQ150の子供って言ったらね、その能力は日本の宝になっていくかもしれないんだよ。

先生が凄い凄いって言ったら、クラスの子供たちも凄い凄いってなるはず。だって意外と子供って素直なんだから(単純ともいう。いい意味で)

「大人の責任」ってやつじゃないかなぁ。

それとも親がいなかったからなのかな。

だけど親に殺されてしまう子供だってたくさんいて・・・・・・

ああ、日本って(日本だけじゃないかもしれないけれど)問題が山積みですよね~。

 

銃を手放した山田青年が右京にすがって泣くじゃないですか。

きっと彼が一番したかったのは、それだなと思いました。

ずっと彼を守ってくれる大人の人に、すがりついて泣きたかったのだと思いました。

私、泣き虫なので、ちょぴっと涙が目頭を濡らしました。

 

市長の山田征志郎氏は、少々気の毒な感じがしたけれど、息子の方には「ざまあみろ」と思いました。あんなのが警察のトップを目指して行かれちゃ、この国はますます後進国になっちゃうよ。

と言うか、既にこんな警察、いやですよね。正義が死んでいる警察・・・・・・やっぱり後進国日本じゃん、泣くわ。

 

最後のシーン。

ひとり、チェスを指す右京。その見えない対戦相手は、山田青年に違いありません。

そして静かに雪の降る窓の外を眺める右京・・・・。

なんだか良いシーンでしたね。

 

珈琲を取りに行こうとする角田課長を止めた薫ちゃんも偉いね。

そして角田課長(山西惇さん)、令和5年度 芸術選奨<演劇部門>文部科学大臣賞を受賞、おめでとうございます。

その角田課長からの情報ですが、ラストの雪のシーンを撮った日、本当に大雪の日だったのですってね。


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「運命のように君を愛してる」

2024-02-28 08:43:40 | 海外ドラマ

こちらもやはり見放題が終わってしまうと思ってみ始めました。

20話だし1週間あるから余裕よねと思っていましたが、こちらは1時間物で、つまりやっぱり20時間を費やすわけで、少し前に書いた「韓国ドラマ「絶対彼氏」完全版」と同じ長さだったのですね。

最近韓国ドラマも16話ぐらいになって来て、いっき見の時は逆に見やすいなと思っていたので、20話だと私には少々長く感じます。

それと言うのも、ラブコメだからかもしれません。

 

このドラマを見ていて、ちょっとだけ気がついたのは、たぶんあれが好きじゃないんですよ。

あれと言うのは、主演の人たちが、ナレーションのように自分の想いを語るところ。

「あなたはこんな私にもあーでこーで・・・・」

そして思い出のシーン・・・・・。

けっこう多かったです。

じゃ、なんで見続けていたのかと言うと、チャン・ヒョクが大好きだからです。 (;^_^A

彼の「根の深い木」や「輝くか、狂うか」は本当に傑作なんですよ。

「根の深い木」の感想 その1

「根の深い木」の感想 その2

「輝くか、狂うか」の感想

(その感想を読んで、脱字があることに気がつきましたが、訂正していません。また今と全く同じようなことをしていたのだなと思って、情けないな、私と思ってしまいました。)

また「根の深い木」の感想の初めに、既にこのドラマの名前が出てきていたのですね。

 

あらすじ:(ネットからお借りしました。)

チャンイン化学のCEOであるイ・ゴンは、短命の家系のため周囲からは常に結婚と跡継ぎを迫られている。 一方、平凡な契約社員のミヨンは、お人よしの性格からいつも損ばかりしている。 ある日そんな2人がアクシデントによって一夜を共にしてしまう。』

 

《以下は詳しいあらすじには触れていませんが、ネタバレしています。》

ラブコメが苦手と言いながら、彼のガハハハと言う笑い方を見ているだけで、なんか元気が出ました。

その変な笑い方にもちゃんと理由があったのだと最後に分かるわけですが、みんながホンワカとして終わることが出来て良かったですね。

 

記憶のない一夜であっても、お腹には子供が宿ります。それ故に二人は夫婦に。

だけどその結婚式の時、チャン・ヒョクが演じるイ・ゴンには心から愛する人がいて、その人も彼の事を愛していたのです。

まったく喜んでいないイ・ゴン。

だけれど彼の行動には誠意を感じました。

そして罠によって導かれてしまった運命で引き離されてしまった彼らの愛を、心から悲しいことだと思いました。

だから考えてみました。

 

可哀そうなカン・セラ。

だけどマカオでゴンがサプライズプロポーズをしようとしていて、そこに向かう途中で、バレエ団から電話がかかって来て、夢だったプリマの道が開かれるのです。彼女はマカオにはいかずアメリカに戻ってしまいます。

彼女はその道を選び、そしてもう一つの続いていた道はその時に閉ざされたのだと思います。

人生なんてそんなものかも知れません。戻ってまたそちらの道にあるものも手に入れる。または横道を作って、隣の道の果てにあったものも手に入れる。セラはそう思っていたのかもしれませんが、そうはいかなかったのですね。

私はこのカン・セラ役のワン・ジウォンが、スキっとした顔で如何にも美人と言う感じがして好きでした。

 

ヒロインのミヨン。

最初はちょっと彼女の人の良い行動にイライラしました。自分の思ったこともちゃんと言えないし、人の気持ちを思いすぎて、損ばかり。

だけどゴンはミヨンの打算のない純粋さに徐々に惹かれていきます。

彼女の優しさは周りのみんなを幸せにしていきます。また彼女の周りの人たちの多くも彼女の味方です。

 

この物語はなんだかんだと言っても、ゴンと言う王子に守られたシンデレラストーリーで、ミヨンの成長譚だったと思ました。または短命の一族に生まれ、家族の愛、特に父親の愛に疑念を抱いていたゴンの過去からの苦しみから抜け出す話でもありました。幼くして母を失った彼は、ミヨンの母を母親のように慕っていました。ミヨンの家族との触れ合いの物語は良かったですね。

なんだかんだと言って、あらすじを書き始まていたように思いますので、それはもう止めますが、一番強く感じた感想は、お腹の中で亡くなってしまった子供を、いつまでも二人がその子に話しかけ愛していることが印象的でした。母親のミヨンは分かります。だけどこんなにも手に抱くことのなかった、顔を見ることもなかった子供に愛を感じ続けているイ・ゴンの愛を羨ましく感じました。

それからカン・セラの次に気の毒に感じたのは、ダニエルにですよ。

普通は無いよなって思ってしまいます。

「感謝の気持ちか愛か分からない。」って、なんて都合のいい言葉なんだって、ちょぴっと思っちゃった(笑)

 

都合がいいって言ったら、傷心のミヨンはゴンの元を去ったのちに、新鋭画家として戻って来るじゃないですか。これもフツー無いよなって、やっぱり思っちゃった(笑)

でもこれはラブコメ。

まあまあまあ、いう所だと思います。

 

最初はあんなに冴えない感じで結婚式を挙げた二人。

だけど最後は満面の笑みで、愛し合った二人は挙式をあげるのでした。

で、二人はその後・・・・・。💛

面白かったです。何よりもハッピーエンドって言うのが良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 


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