森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル  

思い立ったらお出掛け【小田原城】

2012-02-13 20:59:20 | お出掛け日記

思い立ったらお出掛け【湯河原の夜と朝】」の続きです。

湯河原を後にしてやってきたのは小田原城です。
最初、どこかに行きたい、何処に行くと考えていた時に思い浮かんだのは、ここ小田原城だったのです。どうせなら温泉に泊まりたい。じゃあ、湯河原に泊まろう。それだけじゃ詰まらないから「彫刻の森」に行こう。と言う風にスケージュールが組み立てられました。

だからこの小田原城に来ることは本当はメインだったのです。

ちょっとネガティブなオハナシですが、私は結構なお城好きで、出来るだけあちらこちらのお城に行ってみたいと思っているのですが、でもそれは高校以後、姫路城や熊本城などを訪れた後に思うようになったのであって、昔はお城ってつまらない場所だなと思ってもいたのです。そう思ってしまった一因にこの小田原城の存在があったように思います。

子供の頃、小田原城はもっとも身近なお城でもありました。横浜から小田原はそんなに遠くないし、父が連れて行ってくれたり、小学校の遠足で行ったこともあったからです。

でもその印象は、真面目なデパート。
別に何も売っていないですよ。せいぜいお土産くらいです。でも子供の私には「博物館」も「美術館」も馴染みのないもので、ボキャブラリーになかったので「デパート」と言う言葉を使うしかなかったように思います。城は概観のみで中は綺麗な床や階段、そして展示品が並んでいたのです。何も売っていないのですから、つまらないデパートで、つまらない場所と言う印象になってしまったのだと思います。

小田原城は再建の城です。

でも一旦城好きになってみると、そのような再建の城であっても、それなりの良さを感じるのですね。
例えば空襲で焼けてしまった名古屋城。
訪れると、人々の叫び・ざわめき・願いや祈りをジーンと感じることが出来た思い出があります。

今その小田原城を訪れると、昔とは違った印象を受けるのではないかと思っていました。

そしてそれは予想通りでした。

お城には小田原駅から行き方によっては、天守まで真っ直ぐに行けてしまうのですが、馬出門から入ったほうが情緒があって良いと思います。そして出来たら「小田原城歴史見聞館」など訪れると、面白さが増すと思います。小田原城と北条の歴史が良く分かります。

昔やっていた「功名が辻」の時だったと思いますが「河越夜戦」についてリサーチしたのですが、イマイチピンと来なかったように思いましたが、凄く良く分かる説明を人形劇で見せてくれて、納得できました。

その見聞館の裏手には蝋梅の花が良い香を放っていました。この蝋梅の画像が欲しかったのですよね。こんな小田原で手に入れることが出来、なんとなく嬉しかったです。

 

 お城と蝋梅。

2月1日は早くも梅祭りが始まっていました。だけど今年は遅いのだそう。

 

 まだこんな感じです。しかもピンボケ。

 

以下は少々写真日記。

 桜咲く頃は見事ですよね、きっと。

 

 馬出門

 

 銅門。「あかがねもん」と読むのだそう。

 天守から見た風景です。向こうに見えるのは一夜城歴史公園です。柵が邪魔ですが、大勢訪れることを考えたら仕方がないですよね。でも山の反対側は光る海。手を伸ばしてシャッターを切りました。

 

 

昔、父が連れてきてくれた小田原城はピカピカ光っていました。だけど天守が再建されたのは昭和35年です。流石に小田原城の床や壁はピカピカではありませんでした。それこそ昭和の歴史の重みが既に刻まれた城になっていたと思います。

子供の頃、こんな門はあったかしらとか思いましたが、記憶にないのは当たり前。
銅門は平成9年に、 馬出門は平成21年に再建されたのでした。

記憶にはあるのに既にないもの。
それは象のウメ子でしょうか。

お城には興味がなかった昔でも、ウメ子さんには思い出を作ってもらいました。今でも懐かしい楽しい思い出です。
その想い出日記は番外編と言うことで、又近いうちのいつか書かせてもらおうかなと思いました。

 

という訳で、1時頃小田原を後にしました。

 

この後私は4時半から仕事。
「なんかせわしないね。」と嘆くと、旅の相棒が「それって、カッコいいじゃん。空いた時間にふらりと出かけて、そして何事もなかったようにいつもどおりに仕事するって。」と言ってくれたのです。

確かに私は疲れてヨロヨロと言うのではなく、なんとなく充実した気分で張り切ってお仕事が出来たように思います。

やっぱり心に刺激と栄養、大切なことなんだと思った二日間でした。

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I Will Always Love You

2012-02-12 13:37:31 | 同じ時代の船に乗る

今朝、「サンデージャポン」を見ていたら、デーブ・スペクターさんがホイットニー・ヒューストンさんの死亡を伝えました。入ってきたばかりの情報だったみたいです。
そのニュースは→ここなどで

ショックでした。

彼女が出演した「ボディ・ガード」はとても好きな作品でした。本当に素晴らしい歌声だったと思います。

だけど最近聞こえてくるのは、薬物依存症で入院した話とか、その他のあまり良い話じゃないような話題ばかり。

勿体無いなあとずっと思っていたのです。

まだ48歳。

早すぎる死に、私、本当に悲しいです。

YOU TUBEでも歌だけのものもありますが、やはり私は映画からのもので彼女の冥福を祈りたいと思います。

最後の流れるエンドクレジットが、悲しみを感じさせます。

埋め込みが無効になっているみたいなので、中のYOU TUBEで見るをクリックすると飛ぶことが出来ます。
映画の映像なので、又すぐに消えてしまうと思うのですが、それでも今日だけでも・・・と思います。

 

I Will Always Love You

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思い立ったらお出掛け【湯河原の夜と朝】

2012-02-12 08:50:29 | お出掛け日記

≪思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その3】≫の続きです。
重要な過ちに気が付きましたので、記事の途中に追記があります。

やっぱりどうせ泊まるなら温泉でしょうと言うことで、今回は湯河原にやって来ました。湯河原温泉は初めての場所です。

前にも書いたことがありますが、割烹旅館のリッチなお食事が量的に苦手で、ある時から素泊まりまたは朝食付きぐらいのホテルなどをチョイスしています。この選択をしだしたら、一気に旅は身軽なものになりました。料金的にもという意味も含めてです。

今回もそうだったのですが、今回ばかりは少し失敗したかなと最初は思ってしまいました。やっぱり二月はシーズンオフ。これはというお店を探すのが大変だったように思ったからです。とは言っても、大変だったのは寒い中うろうろしたからで、なんとなくリサーチしておいた1階は魚屋2階はお食事するところと言うお店を選んで夕食を取りました。

ここでお食事をしたのは大正解で、大根サラダに煮魚・焼き魚・お刺身にホタテの焼き物・茶碗蒸し・カニの味噌汁などを分け合って頂きました。結構なご馳走でも分け合って量調節と言う点が、無駄がなくて良かったように思います。そして美味しかった〜♪

行きは失敗したかな〜、寒いよ〜、お店がなくて寂しいよ〜ってな感じでしたが、お腹が一杯になったら体も温まって、元気溌剌復活です。

その時の時間は8時くらい。湯河原のメイン通りを歩いていた私は、ふとあることに気が付きました。

うわっ、誰もいない!
車も通っていない!

何とも言えない不思議な光景。
しばらく行くとあった交番にも明かりが灯るだけ。

「なんか変〜!!」

思わず妄想魂が萌えるというもの。

だけど先に萌えたのは一緒に行った人。

「シィー、彼らに聞こえるよ。」

「彼らって!?」

「狸よ。」

「・・・・!!」

SF≦ファンタジー

「『上手く化かしたと思ったのに、大変だ〜』とか言ってるかもよ。」

と彼女が言った途端、あっちからもこっちからも車がやってきて、お店からは人が出てきて・・・・
ああ、なんかワザとらしい。

 心なしか町の灯も歪んで見える・・・。

注:私たちはシラフ。

 

ところで食事を作る時、私はいろいろな鼻歌を歌うのですが、先日あまりにも古い歌が飛び出してきて自分でも吃驚したのですね。どんな歌かって・・・知ってる人はほとんどいないだろうなあ・・・

「ポン太ポン吉二人で行けば道中怖いものはない〜♪

『私は狸のポン太です。』『おいらは狸のポン吉だい。』」

美空ひばりの狸御殿だったと思います。思わずこの道でも歌いたくなってしまいました。

この通り「道中」とか「理想郷」とか言うバス停があるんですよ。

≪ちょっと、追記です。ポン太ポン吉が気になっていろいろ調べてみました。すると、実は自分の中の間違いに気が付いたのです。なにぶん子供の頃の記憶なのでこんな風に思い違いもあるのですね。ポン太ポン吉ではなくて「たん子たん吉」でした。物語りも『たん子たん吉珍道中』でした。美空ひばりではなく、松島とも子。今日からは『たん子たん吉二人で行けば道中怖いものはない〜♪』と歌うことにします。しかし、この先はどんな歌だったのか気になるところです。≫

 

知らない街を歩くって、本当に楽しいですね。

 ☆    ★     ★     ☆   

泊まった旅館にはベランダがあって早朝、そこから写真を撮りました。

 

 

  

そして完全なる朝が来ました。

 

  

 朝は忙しかったです。

朝風呂に入って休憩したら、町の探索に出かけました。

 なんとなくあんな看板が、温泉町という感じをさせますよね。

道なりにあった「だるま滝」

 

 そして不動滝です。ここは夏目漱石の「明暗」のラストのシーンに出てくるのだとか・・・・

町営の美術館の庭に入ったら、その横には「国登録有形文化財の宿」と言う看板が。
趣き深い・・・。

 

 その庭には水琴窟もあったのですが、凍っていました。残念。

 万葉公園に行く途中にある「2.26事件光風荘」

詳しいことは→ここで

 

万葉公園は足湯などが出来る場所などがあるみたいですが、私たちは散策のみ。でも水の音に囲まれたその公園は、なかなか静かで良いところでした。あちらこちらに俳句等が載っている立て札が。

 

という訳で、朝の散策終了後、10時のチェックアウトギリギリでそこを立ち去りました。

湯河原、いい街でした。

そして次は小田原へ・・・。

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思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その3】

2012-02-11 01:15:57 | お出掛け日記

 「思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その2】」の続きです。

今回、一番印象的で気に入ったのは上の画像の「ミス・ブラック・パワー」です。
パッと見た感じ、彼女は二人分という印象があります。大地にしっかりと足を下ろし逞しさを感じます。説明を読むと、妊娠した友人がどんどん逞しくなっていったことにヒントを得たと書いてありました。「二人分」と感じた印象は、まさにそのままだったのですね。そして彼女はお洒落です。しかもバッグも持っています。さりげなくたっているだけのこの作品に、何かエールを送られているような気持ちになってしまいました。

 

それから、今では「彫刻の森美術館」と言ったら「ピカソ館」のことを省いてはいけないと思います。ピカソは抽象画ではない絵は綺麗な絵なんですよね。昔見たときにそう思いました。それと彼はかなりハンサムな人だったとも思ったんじゃなかったかな。彼の作品でも好きなものがありますが、抽象画はやはり絵画鑑賞のハードルをあげる部分もあるかと思います。

よく言われるのは、「幼稚園児のような絵」。
それを言う人は、ほとんどが絵画鑑賞放棄で絵を見ること自体に自らハードルを設けている人だと思います。
その言葉を言ってしまった事で、既に自分が恥を書いていることにすら気がついていないのです。

ピカソの作品は青の時代と言われている中に、好きなものが多いように思います。

「ピカソ館」ではそう言う作品の展示ではなく、陶器なども多数展示されています。牧神の顔がテーマだったと思いますが、そこで思わず思ってしまった事は、「ピカソだからって、なんでもハハァってひれ伏すと思っちゃいけないよね。誰でも彼の名前でありがたがるなんて思って欲しくないな。」と言う傲慢な感想。←既に恥をかいている人。

しかし、普通のおじさんが自分が楽しんで作ってるようにしか感じないその陶器の連作は、記憶の回路に居座って後からジワジワ来る作品であったことを、その日の夜辺りから思い知らされました。

彼の作品を理解するのは難しい。でもやっぱりピカソはピカソなんだと思いました。

 

だけど、このピカソ館、別の作品でも見ごたえがありました。

一緒に行った人が「怖い!」と言った作品。
「フランコの夢と嘘」

この作品から「ゲルニカ」に繋がっていくのですよね。

コレだけでも見ることが出来て、得した気分です。だけど魅入ったかと言うと、感情移入度が高いので、なんとなくチラ見だったような気がしました。だって夢に出てきてしまいそうです。

コレの絵葉書が欲しかったのですが、ありませんでした。なので夢に出てきそうなその絵が、どんな絵か知りたい方は「フランコの夢と嘘」で検索してみてください。どんな絵か知ることは出来ますよ。

この版画を見たときに、私は不思議な既視感を感じたのです。

「あれっ、コレって・・・・」

手元にあるわけではないので確認も出来ませんが、この絵をかつて手塚漫画で見たような気がするのです。

例えば「三つ目がとおる」の中で、遠い昔に三つ目族が滅んだ様子を描いた時にとか。

 

三つ目がとおる(1) (手塚治虫文庫全集 BT 35)
手塚 治虫
講談社

蛇足ですが、この「三つ目がとおる」と言う作品は、凄く面白くて、又いろいろなことで影響を受けた漫画でした。学生時代に奈良を訪れた時には、ほとんどこの世界観にたって飛鳥の遺跡郡を歩いたのでした。

漫画家が、この場合は漫画の世界の神様の手塚氏ですが、彼が膨大な本や資料を読んで消化し、作品の中に生み出したものに私たちは出会うわけですが、その元になっているものに再会した時、無上の喜びみたいなものを感じるのは、たぶん私だけではないと思うのです。

知らない作品だったのに、既に知っていたと言う、その「フランコの夢と嘘」は非常に印象的でした。

他には「猫のいる生物」などが、猫好きゆえに気になったところです。その作品は美術館のHPに載っています。→ココです。

 

この「彫刻の森美術館」は見所がたくさんありました。

だけど、本当に二月の雪が残っている時に行くのは、余程の物好きだと思います。
「馬鹿」と書きそうになりましたが、他にも人はそこそこ訪れていたので、他の人を巻き込んではいけませんね。という訳で、物好きな人と言うわけですが、本当に寒かったです。外での展示は、かなり見逃していたと思います。

それでもヘンリー・ムーアの作品とか室内でもマンズールームとかは押さえたと思います。

 ヘンリー・ムーアで気に入ったもの。

 

 マンズールーム前。なんだかこの少女は美しかったです。

 

他には、今は3月11日まで山本基展というのをやっていまして、7tの塩を使っての三箇所の作品は見応えがあり素晴らしかったです。

 

最後に、やはり人は煌くものが好きなんだと思います。「幸せをよぶシンフォニー彫刻」。その筒状の建物の写真は撮るのを忘れてしまいましたが、・・・いえ、
あまり面白くなかったのでわざと撮らなかったような気もしますが、中はこんな感じでした。

 

中央には、螺旋階段があって上れば展望台になっているのです。

だけど高所恐怖症&螺旋階段アウトな私はパスです。

前に来たときに、足が攣ったのです。怖さのあまり・・・情けない。

 

物好きにも二月に出かけ、寒さのあまり見逃したものも多くても、雪の中の彫刻を見るなどと言うのは稀なる経験だったと思います。楽しかったです。

という訳で、次は宿泊地の「湯河原の夜と朝」。

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自転車でフラフラ

2012-02-10 14:53:59 | お散歩&写真日記

カテゴリーは「お散歩&写真日記」だけれど、余裕がなくて単なるお散歩日記です。

しかも、本来なら「相棒」の記事が終わったら、私的には書きかけのお出掛け日記を完成させたいところなのですが、なんか今日頑張ったので、その事を先に書きたい気分になってしまいました。

 

私の家の近所のヤクルトさんは、手作りの役に立つミニチラシをいつも下さるのですが、いつも感心しながら読んでいます。私は作る方の作り甲斐を支える良い読者だと自負しています。その割には売り上げにはあまり貢献してるとは言いがたいので申し訳無いのですが。
先日のは手作りではなかったのですが、ちょっと心に残りました。取り立てて目新しいことでもなく知っていることでも、時に応じて反応が良かったり悪かったりするのですね。

内容は所謂「免疫力を付けるには」と言うものでした。
免疫力と運動の関係で、激しい運動はやっているときにはその力もアップしているものの、時間が経つと保てないと言うものでした。心拍数100以下の運動をすると良いのだとか。

つまり軽いジョギングとかウォーキングだとか自転車でフラフラだとか・・・・。
あっ、そうそう、ストレッチも良いのだそう。思わず頂いたチラシをジイっと見つめてしまいました。

ストレッチで頑張ろうと思っているのですが、夜とか眠くて実践に繋がらず、いろいろ反省している毎日です。

免疫力もそうですが、こんなに運動不足ではまた体重増加に繋がっていきそうな予感がします。

最近、薬が効いて本当に調子が良いのです。すると恐ろしいことに、すぐにお腹が空いてしまうのです。薬の副作用かと思うくらい・・・。もちろん、そんなの聞いた事はないですよね。で、毎日飢餓感と戦っているわけ・・と書きたいところですが、実はまったく戦わず、お煎餅とか飴とか、食べても良い物を食べ続けているのです。
キャー、恐ろしい。

思うに、体って形状記憶合金のように、元の体形が基本だと思ってしまうのじゃないかと思うのですよね。だからちょっと元気になると、元に戻してあげようと頑張ってくれちゃうんじゃないかしら。
そしていらぬ事に、減ってしまっては大変とばかり少し余計に蓄えてしまったりして。

って言うのが、リバウンドよね。クワバラクワバラ・・。

そう言うわけで、今日はいつもバスで行っている病院に用があったので、そこに自転車で行ってみることにしました。裏道を通っていくので、ちゃんと行ければ20分ぐらいのはずです。

ちゃんと行ければ・・・・

そうですよ。ご推察の通りですよ。

めちゃくちゃ田舎道を迷ってしまいました。ずっと昔に来たことがあったはずの道。でもめちゃくちゃでした。だからと言って、道は繋がっているのです。ちゃんとたどり着けました。

だけど本当にフラフラしてしまい、予想をはるかに超えて、35分も掛かってしまいました。

自転車で35分走るのって、運動不足の人には結構ハードなんですよ。

病院でのご用は5分で終わりましたが、ちょっとぐったりとしたので、近所にあるコメダで早い昼食と美味しい珈琲を頂きました。30分の休憩で元気を取り戻したので、そこから近い駅ビルでいろいろ買い物をして帰ったのですが、もちろん迷った道など通りません。違う道を行ったのですが、そこでも最短距離では帰れませんでした。

自分の町と言えるほど慣れた場所ではないのですが、だけどどうしてこんなに迷ってしまったのか、それは途中で分かりました。

「知ってるよ、『たどり着けない女』だからでしょ。」って言われそうですが、確かにそれも大いにありますが、一番の理由は記憶の中にあった森がなくなってしまっていたことだったと思います。

民家と林の間の坂を上っていって、そして森と森の間の道を抜けていくと言うイメージであったのに、既に森などまったく存在していないのです。あるのは少々の木々の群れ、宅地に住宅ばかりです。

この地域は不審者の噂が流れると、一番親が心配しなければならない場所だったかも知れません。何せ森ばかりだったのですから。だけどこんなにも根こそぎと言えるくらい森がなくなってしまうと、ちょっと寂しいと言う複雑な気持ちになってしまった人は、きっと私ばかりではなかったと思います。

デジカメを持って出かけましたが、川も造成中と言う事で、葦1本生えていないような土くれの河川敷、そして宅地続きの道なり、加えてフウフウと言って自転車を走らせていたのでは出番無しでした。

 

とにかく今日の運動は終了。
それでもなんだか楽しかった2時間半の外出でした。

しかしモロゾフで買ったやわらかプリンは・・・・
自転車のガタガタガタの影響で

  カラメルと交じり合ったマーブルプリンになっていました。だけど味は美味しかったです♪

 

 

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相棒ten15話「アンテナ」

2012-02-09 23:53:54 | ドラマ(相棒)

昨日、ちょっとお出掛けしたんですよ。

その時電車の中で、ふと次の相棒は萩原聖人さんがいるじゃないって閃いたんです。おとといの記者会見で、その翌日は過去の映画に登場してきた彼をゲストで出すなんてタイミングが良すぎるし、萩原さん演じる相原刑事は熱い性格で刑事としても優秀だけれど、1本ねじが外れていて、みんなから煙たがられていて、特命にくるにはぴったりな理由のある人だと思ったからです。それに萩原さん大好きだし、彼だったら良いなと思ったのですね。

最後に右京さんも、「是非お茶を飲みに特命に来てください。」なんて言ってしまうし・・・
コレって「お茶」を省いて解釈する暗号なのかも・・・・
いやいや、彼が来るのは事件のないとき限定で次回相棒ではないという確認なのか・・・・

だけど毎回、あの熱血振りを見せられたら、視聴者が根をあげてしまうかも知れないから、やっぱそれはないかといろいろ考えてしまいました。

そう言えば、前にイタミンが
「またあがって来い。お前みたいな馬鹿、きらいじゃない。」とか何とか言っていた刑事はどうでしょうか。あの時は、その人をあまり知らなかったから、ちょっとこの人じゃ嫌だなとか思ったのですが、今は彼でも良いな。
花はないけれど、内容重視でいけそうです。

まあ、こんな風にしばらくは、こんなことでも楽しめるのかも知れませんね。

・・・・・、あれっ?
確か昨日、次の相棒は今のところどうでもいいとかいっていたように思う、私・・・・

まあいいか。昨日は遠い過去だし。

≪この記事、実は朝から書き始めたのですが、お仕事や雑用で夜に続きを書き始めました。この部分は、夜。そしたらこんなところを見つけました。どうも新相棒は水嶋ヒロになる可能性が高くなってきたみたいですね。もちろん、蓋が開くまでは分かりませんが。
こんなところと言うのは→ココです。 ≫

 

という訳で、昨日の「相棒」、面白かったですね。

最後はジーンとしました。
見たい「相棒」を見せていただいた感じがしました。

そのラスト
長い引きこもりから少しずつ抜け出そうとしている青年が床屋に行くシーンで、お向かいのおばちゃんが不用意に近づいてきます。またろくでもない事を言うのかなと不安になりましたが、そこで言ったのは
「犯人逮捕に協力したんですって〜、偉いわ〜。」と言う褒め言葉でした。一緒にいた同級生の妊婦も、まあ、そうなの凄いわ〜と言うノリ。すれ違って歩いていく青年の目には涙が。

世の中は悪意ばかりの言葉で溢れているわけではないのですよね。

間を開けず、
シーンは特命係の部屋に戻って右京さんが言いました。
「案外彼が立ち直るのはすぐかもしれませんよ。」
「その根拠は何ですか?」と尊。
「だって、彼は愛されているんですから。」

前のシーンがあったから、凄く説得力がありましたね。そして、そのシーンには相原刑事はいません。だけどドーンと真ん中に存在していました。なぜなら「愛されているから」と言う根拠は相原刑事が言ったものだったからです。

 

彼は犯人ではない。なぜなら、彼は両親に愛されているから。
青年が犯人ではないと信じる相原刑事の根拠。

だけど捜一トリオの反論
「その愛がうまく伝わっていなかったとしたら? 引きこもりの子供が両親を殺した例もある。」

尊は「あなたの根拠より説得力がありますね。」と相原に言い返します。

確かに。なんだかそれが現実なんだと思うのです。

だけど、だからこそ相原のような人が必要なんだと思えてしまうのですよね。そんなの単なる理想かも知れませんが、でも理想を描いて欲しいです。ドラマなんですから。

 

「何かあったらここに電話をして。」名刺を渡そうとする手を振り払う青年。そんなことをしようとする相原を止めようとする警視庁の刑事たち。その手を振り切って、家に逃げ込もうとする青年を追いかけてその手にしっかりと名刺を渡す相原。
さりげないけれど、良いシーンでした。

警察から青年を送る口実で、一緒にファミレスで食事をしますが、それは右京の作戦でした。ストレートでただ熱いだけの相原と違って、右京の言葉には説得力があり、青年は耳を傾けます。
「アンテナの感度が良すぎたのでしょう。」
傷つきやすい思春期。大した事もないのに引きこもりになってしまった。だけど9年間の年月が、彼にも考える時間を与えていたのです。きっかけが欲しかったのだと思います。右京のように分かってくれる人、相原のように応援して引きずり出そうとしてくれる人、彼が心を開いた瞬間も見逃さず、だけど右京はその仕事を相原に任せて、
「目撃証言を取ることを忘れずに。」と釘を刺して分かれます。

その上手すぎる目撃証言の絵が元で、犯人逮捕に繋がるのですが、最初から右京のアンテナには引っかかっていたのですよね。最後に欲しかったのは決め手だったと思います。

今回の話に出てきた「火事息子」、良いオハナシですね。その話にも感動してしまいました。

 

今回は笑いの部分も冴えまくりでした。

私の一番のツボシーンはやはり捜一トリオの張り込みシーンですね。
青年を張り込んでいたことに怒った相原は自分もと車に乗り込んでしまいました。困る捜一トリオ。右京は尊にも残るように言います。不満を言う捜一トリオに「彼がひとりで残るのと、神戸君も一緒に残るのとどちらが良いですか。」と右京は言います。
「そんな二択ですか〜!!」って台詞も可笑しかったけれど
「こんな不安定な人を一人残されても・・」とか「この熱血先生何とかしてよ。」とか笑えました。そして五人も車にギュウギュウ乗り込んで張り込みって、すぐに見付かってしまいますよね。

それから最初の方で三浦さんの家庭が「まだ、壊れてないぞ。」と言うと、芹沢君が「まだと言うのが香ばしい」って、これも面白かったですね。

それから領収書は「警視庁刑事部臨時付特命係組織犯罪対策部組織犯罪対策第五課内都合」
長いです!

 

まだたくさんあったように思いますが、一晩経っても記憶に鮮明で印象的だったのはこんな感じでしょうか。面白かったので今回は感想も長くなってしまいました。

でも視聴率は・・・

あっ、そうだった。まだありました。
私は思わずスルーしそうでしたが、この回、もうひとつテーマを含んでいました。

捕まった育児疲れの主婦の動機を語るシーンに、思わずアンテナが立った若い人は多かったのではないでしょうか。私も彼女とその夫の語る話の食い違いに、思わず過去の腹がたつ諸々の思い出が蘇りました。

「あの時も、この時も、ああ、腹がたつ」って夫殿に対してですが、思い出しても今では遠い昔話で、シャボン玉のように消えてしまうようなことですが。

人は何にアンテナの感度が良くなるのか分からないと言う、何げに作家様の罠のような気もしたのでした。

もちろん、だからと言って通り魔だなんて言語道断です。こういう愚痴や悩みは「発言小町」か何かに投稿すれば良いのです。旦那の行動を書き連ね、「凍ったペットボトルで三発ぐらい殴ってやりたい妄想が消えない私、どう思う。」なんて書いたら、「妄想なんだから三発と言わずに十発ぐらい殴ってやれば」から「妄想といえども・・云々かんぬん・・」と、みんなが意見を言ってくれて、ついでに一緒に旦那の悪口も言ってくれて、発散するかも知れませんよね。

という訳で、視聴率は15.1。
この数字は決して悪い数字ではないと思うのですが、前のシーズンが良かっただけに、また一昨日の記者会見の後なんですから、やっぱり今シーズンは苦戦しているなと言う印象が拭い去れません。

それから相原刑事、新相棒じゃなくても良いから又出て欲しいです

 

 

 

 

 

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「神戸尊、シーズン10で卒業」

2012-02-08 11:44:40 | ドラマ(相棒)

ああ、やっぱりこの日が来てしまったのかと言うのが、昨日、その件を聞いたときの感想です。

「相棒」の感想をそれなりに長々書いている者なのに、この件をスルーするのはどうかなと思いましたが、夜まで仕事・他のドラマ鑑賞・眠いなどの理由で、昨日と言う日にタイムリーには書けませんでした。

噂を知らなかった人たちにとっては、昨日の及川さんの神戸尊「相棒」卒業はまったく青天の霹靂で、かなりショックなことだと思います。

でもこの件の噂は、シーズン10の始まる直前に流れていましたよね。

私はまた、それをツイッターで知りました。ドラマに詳しい人たちがその話題で会話をしていました。私は会話には参加せず、ただ読むという形で傍観していました。
その時、なんだか嫌だなぁと思ったのです。及川さんが降板するのはまだ早いような気がするし、そこで語られていた理由が萎えると言うか・・・

その理由は薫ちゃん降板の時にも言われていたようなものです。

でもその時は、女性週刊誌に書かれていたような内容には触れようなどと思えませんでした。だって本当のことか分からないし。今回も別にそれに関しては触れようとは思っていないのですが、それでも読んでしまうと気持ちの萎える部分はありますよ。

薫ちゃんの時には、逆に降板は本当に卒業に感じて、むしろ彼のために良かったと思ったのですよね。そしてその後の彼の活躍を思ったら、正解だったとまた思ったのでした。

ツイッターでの噂を知った時の、嫌な感じをそのまま載せたくて、敢えて「降板」と言う言葉を使いましたが、ここからはやはり「卒業」と言う言葉に変えさせていただきます。

なぜならHPのブログに載っていた記者会見の様子は和気藹々としていて感じ良く、とても噂で流れていた理由とは思えない大人の雰囲気だったからです。私もやっぱり「相棒」とは気持ちよく付き合っていきたいですものね。しかもなんだかんだと言って3年はやっていたんですね。月日が経つのって早いな。

でもこんな風に書くと、その「理由」って何と気になってしまう方も多数いらっしゃると思いました。

あんまり書きたくないので→こちらなどで

ただ、この噂、卒業の部分は本当になってしまったわけで、女性週刊誌って侮れないんだなと最近ちょっと思ってしまったのでした。

 

ミッチー降板・・・じゃなくて、卒業はあるかと思って見始めた今季の「相棒」でしたが、そう思ってみると、「逃げ水」のラストは、なんかは右京と尊の関係の伏線のような感じが凄くしました。そして1回目の「贖罪」は、お話自体が最終回の伏線になりえるような気がして、記事の中にも「降板」と言う言葉を書き込んだと思います。

でもここまで来たら、あれはやっぱり噂だったんだと思っていたのです。
それなのに、あ〜あ、ちょっとがっかり。後2シーズンぐらいやって貰いたかったです。はっきり言ってラストまでかな・・。

「相棒」が変わって続いていくって言うのが、ちょっと好みじゃないんですね、きっと私。
なぜなら「人材の墓場」と言われていた右京のところに、ようやくついていける「相棒」がやって来たと言うのが薫ちゃんだったんじゃなかったのかと思うのですよね。特命を受け裏がある登場をしたから、尊が居座った理由も説得力があり、そして独特の相棒になっていったんじゃなかったのかとも思うのです。これが三人四人とやってきて相棒になっていたら、普通の刑事ドラマの人事異動じゃない・・・・と思ってしまったりとか・・・・。
と言っても仕方がない。

こうなると、どんな風に退場かも気になりますね。

息子とはその話題で、少々盛り上がりました。

 

姉とは次の「相棒」かな。こっちは、今の段階ではちょっとどうでも良いや。
ただ噂では、噂ですよ、あくまで。水嶋ヒロとか小栗旬とか名前があがっているとか。

これは記者がテキトーに言っただけだと、私は思いますが、・・・・・まあ、それは先の楽しみかも知れませんね。

 

 という訳で、今晩の「相棒」も楽しみです。

HPのブログは→こちら

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思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その2】

2012-02-06 09:12:11 | お出掛け日記

「思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その1】」の続きです。

彫刻の森画像散策、もうしばらくご一緒に如何ですか。

空中にぶら下がっている球体です。

何気に私たちが写っています。

 

 カメラを構えているのが、もちろん私です。二人で行ったのに一緒の写真がなかったので、これが貴重な一枚になりました。

 下の作品も雪が似合いすぎる。

 雪の中のガンツ。

なんとなく ユーモラス。

↓何を撮ってるのって感じですが、向こうに見えるのはやはり子供たちが遊べるコーナー。子供の時に、こんな木で出来た城で遊んでみたかったです。

下のも結構有名な作品ですね。昔どこかの新聞社がCMで使っていたような気がします。

彫刻や彫像が面白いのは、立体的でいろいろな角度から見ることが出来るからだと思います。

 

 遠めに見ていた時には二体かと思ったら、・・・

三人いました。これは「いろいろな角度」を意識している作品のように感じます。

 

で、いきなり鉄女。登山鉄道です。

 

列車を載せちゃうと、「じゃあ、ばいばい」とか書きたくなってしまいますが、ここで終わらせては「彫刻の森」を見たことにも行ったことにもなりません。

 

一番上の画像は「ピカソ館」の前に立っているものですが、今にも動き出しそうな感じが素敵です。「ピカソ館」の感想なども含めて次に続きます。

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「キルトの家・後編」

2012-02-05 08:31:57 | テレビ・ラジオ

「キルトの家」は前編ではこれと言った感想も書かずに、三浦貴大繋がりで触れてみたので、その後編の感想は「見たよ」程度ですが書こうと思っていました。

日常の人間ドラマでありながら、そこにはいくつかの謎が隠されていました。若い駆け落ちカップルの謎は、時々入る写真が水に漂う映像で上澄みだけの予想がついていましたが、それがどのように入り込んでくるんだろうと思っていました。

「今」「今日」を描こうと思ったら、あの日の津波を外して書くことが不自然なのかも知れません。

東京まで行こうと思った二人が、途中で滞在した民宿のみんなや町の様子が良くて、此処は思った以上に居心地が良い、東京まで行かずに此処で暮らそうかと思った矢先に、あの津波に出会うのです。民宿で親切にしてくれた家族はみんないなくなり、昨日まで見ていた美しい町はゴミのようにぐちゃぐちゃになってしまったのです。

彼らは旅人だったから、そこを立ち去って東京に来ることが出来たのかもしれませんが、心の中には深い傷を追っていたのでした。

「妻が、妻が帰ってこない!」と必要以上に騒いだ空を見て、偏屈な感じの老人・橋場は、彼らの中にある傷を感じるのでした。それによって、若い夫婦が被災したことをみんなが知ることになるのです。

略奪愛で奪った妻だから、帰ってこないことに異常に不安を感じこの男はへたれなんだ程度に、私などは思っていたので、この展開は見事だったと思いました。

そして老人たちの慰め攻撃。

「老人は時々若い人に何かをあげたくなってしまうの、貰って〜」と米を持ってくる美代。
自分の体験談を話し激励しようとする清子。
ビールで励まそうとする高義と道治。拾ってきたモノでオブジェを作って渡す秀一。

なんとなくみんな朴訥としていて温かかったです。

レモンの元夫の件は、新しい女性が出来てあっけなく解決してしまいました。過去のぐちゃぐちゃは深くは描かれませんでした。そのあっけなさにレモンは不満そうでしたが、バーのママに「良かったじゃない。」と慰められ「そうだよね。」と自分に納得させるシーンは女性の複雑な心境を現しているなと思いました。立ち去っていく夫の新しい女性が勝ち誇ったように微笑んだのが印象的でした。

家には決して人を呼ばない一枝。
その謎は、ゴミ部屋だったから・・・・ではありませんでした。

彼女の部屋の一部屋は父親の遺品で埋まっていたのです。二年経っても処分することが出来ずにいた彼女。それは彼女の中に父との事が決着がついていなかったからだったと思います。

彼女の父が残したメモ。大事な言葉でしたが、感想を書く気がなかったので一晩経ったら忘れてしまいました。
「私は一介の老人ではない。桜井恭一郎である。」でしたっけ?

忘れてしまったのですが、このシーン感動しました。これって老人ばかりではないんですよね。おばちゃんにもあることだし、おじさんたちにだってあるし、若い人たちだって同じようなことがある。ひと括りに纏められて、個の部分は軽視されることってたくさんあるじゃないですか。だけど老人は仕事などもリタイアして社会の中心からどんどん外れていき、軽く見られていると感じることが多くなっていくのかも知れません。

だからなのか歳を重ねるその途中の人たちは、やたら「私が、私が」「私って、私って」と言出だすのですよね、きっと。

 

物語の順ではありませんが、一枝と橋場との静かな愛も良かったです。気に入ったものがあったから遺品を貰いに良くと口実をつけて一枝を訪ねていく橋場。そんな橋場の気持ちに、一枝も自分の気持ちに踏ん切りをつけ先に進めそうでした。ほっぺにチューしては可愛かったですね。いくつになってもそう言うことが言えるのって、凄いななんてリアルに考え、ちょっと照れてしまいました。

 

そして老人たちとの別れ。
一人は大阪の息子の家に行くことが決まり、ひとりは老人ホームに入ることが決まる。そしてひとりは横浜の病院に入院することが決まった。その前に怪我をして離れていった人もいて・・・

レモンはそんな状況を受け入れられず、
「まるで津波みたい。あったものがあっという間に消えていく。」と橋場にすがり付いてなくのでした。
橋場は「老人はそんなものだ。」と呟くように言います。

そこにいたのに消えていく・・・・。

橋場の胸からレモンを奪い取るかのように引っ張り、自分の胸で泣かせる空が良かったです。

寂しくても良いシーンでした。

良いシーンといえば、橋場と若い二人との会話も良かったですね。

ずっと自分の人生に不満をもっていて偏屈さを醸し出していた橋場でしたが、二人の「中途半端を貫いた人生でしたね。」という言葉に救われるのでした。「若いやつは凄いな。」と橋場は感嘆するのでしたが、若い二人から見れば、その人生を送ってきた橋場は凄いと思っているわけで、老人の深さ若者の軽さの大切さを感じました。

両方がうまく絡み合って、うまく行くことがたくさんあるのですね。

 

クーポンを使って老人たちを助けようとする自治会の副会長と、まずはみんな仲良くなることが大切で出来るだけ自分たちでやっていくと考える一枝は、お互いにその考えには同調できず違ったやり方をしていますが、実は同じところでは繋がっているのだと思いました。

うまくいかない部分を嘆く二人は、お互いに「まだ始めたばかりじゃない」と励ましあうのでした。

ルールを作って老人と向き合追うとしている副会長の米川。一枝と米川はまるで夢と現実のようですが、二人がこの団地にいること自体が、すべて御伽噺の夢のような話のような気がしてしまいました。

そう感じてしまったことが、悲しい現実なのかも知れませんね。

 

という訳で「キルトの家」は静かな良い作品でした。

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思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その1】

2012-02-05 00:15:21 | お出掛け日記

1月のある朝、ふと何処でも良いからどこかに行きたくなってしまいました。

だけど、何処に行こうかな・・・・

そうだ、せっかくだから2月1日に行こうと思いました。だってその日は、人生から「新しい歳」をプレゼントしていただける日なんですから。

という訳で、寒波襲来の極寒の中、物好きにも出かけてまいりました。

 

箱根登山鉄道に乗って、フフフフフーン♪

空は晴れて、山も綺麗です。

 

冬枯れの山。

だけど、山は既に眠っては居ません。

もうすぐ目覚めるぞ・・・
そんな息吹をなんとなく感じる山々。

 

 

 下の画像は、私たちが乗っていた登山列車が通ってきた鉄橋です。

 

箱根登山鉄道は先頭車両と後尾車両との高低差が3メートルあるところもあって、乗っているだけでワクワクできる列車です。
カーブも楽しいのです。

 

 スイッチバックを3回繰り返し登って行きます。

 

 大平台の猫。そこで粘っていれば、駅長さんに成れるかも。

そして着きました。

「彫刻の森美術館」です。

こんな彫像がお出迎えしてくれます。

 一番上の彫像は、ずっと昔からあるもので、まるで空を飛んでいるような感じが素敵で、まるでここの美術館のシンボルのようなものだと思います。そしてここの前で写真を撮ることは、自分の中のお約束でした。

「彫刻の森美術館」に来たのは二回目です。前回ははるか昔のまだ学生だった頃。姉のお盆休みの時に、家にいるのも詰まらないと急に午後から出かけたのでした。お盆の頃では登山列車もギュウギュウ混んでいて、余り楽しいものではなかったという印象でしたが、登っていく感じが面白く、又いつか乗りたいなと思っていたのです。イメージでは黄昏に近いような時間の夏の日、買ったばかりのタンクトップとお気に入りのスカートでこの像の前で撮った写真が好きでした。

あの時と今、変わってしまったのは容姿ばかりでしょうか。それとも買ったばかりのスカートを履いてウキウキと写真を撮っている私の内面は、余り変わっていないのでしょうか。

 

 以下には同じ場所で撮ったものが二枚。後から撮った二枚目の方が水に映った姿も綺麗なので、本当だったら下の一枚だけでも良いと思うのですが載せようと思ったその時、ふと最初に写したものは微笑んでいるように見えるのに、角度を微妙に変えて写したものはすましている様に見えることに気がつきました。

 同じ作品なのに不思議です。でもそれは現実の顔も同じですよね。微妙な角度で綺麗に見えたり浮腫んで見えたりしますよね。

 微笑む彼女の横には、こんなものが。
今回のお連れさんと早速やってみました。
これって、まだ恋人未満の友人カップルにはチャンスかも・・・・・。

下のは「シャボン玉の城」。中を昇っていけるみたいなんです。遊べるのは小学生までですが、子供が喜びそうなゾーンだと思いました。

誰ですか、こんな所を濡れた足で歩いたのは?

足跡を辿って降りていくと、ツリ橋が。

高いところは苦手なはずなのに、しっかりと安定した橋だったので、他に誰もいないことをいいことに、真ん中でジャンプして橋を揺らして楽しんでいました。人間なんて、やっぱり中身は変わらないのよね、たぶん。

 

橋から下を覗くと・・・・

 

作品は、なんか怖いなあという前衛的なものから、見て単純に分かりやすい作品まで多数あります。

 

 

下のは画像が千切れているのではなく、雪なのです。

 向こうに見えるのは登山列車。下の作品は雪が本当に似合っているなと思いました。楽しげです。

彫刻たちは不思議です。人の形を成していなくても、ちゃんと何を伝えようとしているのか伝わってくるところが凄いですね。

 

 

「思い立ったらお出掛け【箱根・彫刻の森美術館その2】」に続きます。

 

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