森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「ヴェラ~信念の女警部~」にドはまり+

2023-04-07 00:59:57 | 海外ドラマ

〈熱は下がりましたが、気管支あたりが痛くて、夕方過ぎはあまり元気はありません。昼間はなんだか姉妹や友人と長電話。それで呼吸器などに良くない影響を与えているのかなと思っていますが、それを夜に思っても後の祭りですね。とてもコロナには思えません。それなのに発熱外来に行かないとだめなのかと思うと、嫌なので、熱が下がるまで引きこもっているのですが、その生活が徐々に快適になってきてしまっています。・・・・・でも元気になりましたとは言い切れず。m(__)m〉

 

3月にはまっていたドラマのお話をさせてくださいね。

AXNミステリーで3月の初めの4日間、一挙放送したのを録画してゆっくり見ていました。

このサスペンス、タイトルに「女」と付いてるじゃないですか。私、これでなんか避けていたように思うんです。なんとなく「おばちゃんデカ奮戦記」みたいな感じがしちゃうじゃないですか。だけど食わず嫌いはやめて、このサスペンスを見て、本当に良かったです。めちゃくちゃ面白いです。

私はタイトルに「女」をつけてるようじゃだめだよと思うほうなのですが、それなのにこのヴェラが魅力的なのは、女性の持っている細やかな視点から、違和感のある点からバンバンと真実にたどり着いていくところにあるからかもしれません。視点は細やかでも、その発言はストレートで、行動はテキパキ。それなのに優しい。

シーズンの最初のほうに、彼女の学生時代の恩師が出てきますが、若い時にはそのストレートなものの言い方で、だれもから好かれたとは言い難いと、その恩師は彼女に理解を示すのでした。

私があまり得意としない、刑事の家族が事件の関与という話はほとんどありません。それでもヴェラの母がどんなふうに亡くなって、父がどんな人で、また母違いの姉妹がいるらしいということが分かっていきます。

とにかくお話が面白いんですよ。

サスペンス好きな方にはお勧めできます。

そういえば、これ、怪しい人はバンバン引っ張ってきちゃうところも好きです。なんかまどろこっしくなくて良いですよ。あんまり片っ端から怪しくなって片っ端から引っ張ってくるので、意外と終盤まで犯人が分かりづらいのも好きかも。(単に私が鈍いだけかなw)

このドラマは4月に入ってから2話ずつ毎日放送されています。

 

実は私も、うっかりとシーズン5の1,2話を録画に失敗してしまいました。また留守をしていた時に「録画開始します」「録画が終了しました」があんまり出て、夫殿が、なにを私が録画してるんだろうかと見られたらいやだなと余計なことを思って、シーズン8から10までは録画していないんです。またその抜けた分の録画を4月にして5月にはそれを見る楽しみがはあるというものです。3月はヴェラというおばちゃまに朝会うのが楽しみでした。夫が会社に行ったら、録画を見始めちゃって・・・

おいおい、主婦はそれでいいのかって。

いいや、ちっとも良くないんだけれどね、その時、もう中毒になっていたので仕方がないんだ ! 居直り。

物語の感想が皆無ですが、

3月は、シーズン1から7までとそして最後のシーズン11で32話見ました。しかも1話分が意外と長くしっかりと描かれています。(つまりたくさん見すぎて書けないというのが本音w)

で、結局「これ、めっちゃ、美味しいよ~ !!!」しか言わない食レポのような感想になってしまいました(;^_^A

シーズン11だけが6話で、あとは4話ずつです。

 

そして今、この食わず嫌いだったドラマを、やっぱり見てみようと思うきっかけになったYam Yam様のサイトに行ってみたら、なんシーズン12と13の楽しい情報が載っていました。

気になる方は、どうぞそちらのサイトをご訪問ください。→こちらです。

 

そして「+」の部分の話をします。

英国ミステリー「カササギ殺人事件」 〉を3月には、またしっかり見たんです。

それはですね、面白かったという記憶があったからと、そのネタバレなしの感想の中に

>しかし訳の分からない感想を一言書いておくとすると、この作家の仕掛けた罠と言うか真実を知ったら、「どうするのよ、これ!!」って、私も動揺すると思います。

とあったのですが、びっくりしたのは、その「どうするのよ、」のどうするって部分を、自分が忘れてしまっていたんです。

犯人は覚えていたんですよ。

でも見返して、「あー、そうだったなぁ。」と思いましたが、昨年の7月の私は、「致命的だわ。」と感じたのに、今年の3月の私はそうは思いませんでした。(やっぱりネタバレなしなので、この部分、見てない人には何を言ってるのか分からない部分だと思いますが。)

人間というのは、結構下品な生き物だし、アナグラムには弱いところがあるからです。弱いというのは、見つけられないという意味ではなく、見つける喜びに負けるという意味です。作者は殺されて、そのアナグラムの下品さに花を添えたようなものですね。

ただし探偵が草刈正雄さんのようなハンサムじゃ〈なぜ草刈正雄?〉、嫌ですが^^

 

もう一つ「+」のお話。

wowowで「パムの秘密」を見ました。

 

レニー・ゼルウィガーが主演だからです。解説を読むと、主演のみならず製作総指揮を務めたのですって。実話をもとにした戦慄サスペンス。

いや、本当に怖かったです。レニー・ゼルウィガーが本当に醜い。あの「ジュディ 虹の彼方に」で主演女優賞を取った人とは思えないし、「ブリジット・ジョーンズの日記」のキュートさもない・・・・。あっ、もちろん演技で。

女優さんは、本当にすごいと思えた作品です。

『2011年12月27日、ミズーリ州トロイの町でベッツィ・ファリアが殺害された。がん患者のベッツィは、化学療法を受けた後で母ジャネットの家で娘マライアらと穏やかに過ごしていたところを、世話好きの親友パムにほぼ強引に自宅に戻された。その後、友人宅から帰った夫ラスが自宅の床で亡くなっているベッツィを発見。取り乱しながらもすぐに通報すると、駆け付けた刑事は他殺と判断、ラスを犯人として連行する。』

 

これを見たとき、「実話をベースにして」という部分で1995年に劇場公開された「シリアルママ」という映画を思い出しました。

「シリアルママ」には彼女なりの社会正義があったけれど、こちらは欲のお化け。

古い映画だけれど、記憶の中のその映画のほうが面白く感じました。こちらのドラマは、面白いとは感じる必要のないドラマだと思うし、なんて表現して良いのか分かりません。

ただ日本にも言葉巧みに人を操り、友人(とは言えないと思うが)の子供を餓死させてしまう人もいる。世の中には、そういうモンスターがいるんだと知っておくことは悪いことではないのかもしれませんね。

 

 


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