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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

名探偵ポワロ第1話「コックを探せ」

2020-05-09 18:05:48 | 海外ドラマ

トップ画像はお散歩画像。記事にはまったく関係はありません。なんとなく絵がないと寂しいので載せました。

《本日2回目の投稿です。前の記事もよろしくです。》

このポワロシリーズには手を出してはいけないと、うちなる心の声が聞こえるけれど、やっぱり好きなものを「大好き !!」と言っていくのが、このブログなので、そろそろユルユルと書いていこうかなと思いました。

でもこのブログは何でもありのブログでテーマ無しなので、このドラマに力を入れちゃうと、絶対に沈没してしまうと思うので、ミステリーでもある事から、ネタバレANDあらすじ無しで簡単に見たよの記録にさせて頂こうかなと思います。

さて、言い訳的な前置きはさておいて、この「名探偵ポワロ」は一話目からクオリティが高かったですね。

今、NHKBSプレミアムで土曜日夕方から再放送中。はやくも6話目です。

ただ、AXNミステリーで5月17日(日)午後4時から一挙放送が始まりますね。

《ストーリーやミステリー部分のネタバレはしていませんが、細かい所でシーンのネタバレしています。》

 

今ではジャップ警部もヘイスティングスも、ミスレモンも居て当然のように感じますが、これ、一話目から「居て当然」と言う説得力があったのかと、変な所で妙に感心してしまいました。

「ジャップ警部には、コックを探している事は内緒にして。」とか言い、ポワロとジャップ警部の関係を表していたり、

なかなか閃かないヘイスティングスの答えを待って、ようやく気が付く彼に満足そうな笑みを浮かべ、二人の信頼関係を匂わせるとか、凄く自然なセリフと演出があったように感じます。

何回もこのシリーズを見てしまうと、もう既にその感覚が分からなくなってしまっていたなと思いました。

 

さて今回の「コックを探せ」The Adventure of Clapham Cook は、ミステリー部分はさておいて、登場人物にかなり面白さがありましたね。

コック依頼にやって来たミセス・トッド。

結構失礼なおばさんで、

「新聞ではそうとう頭が良い方と書いてあったけれど、あれはあなたがお金を払って書かせたの。」なんて言うのですよ。

コック探しを断ると

「伯爵夫人の宝石じゃないと探せないとおっしゃるの ?

腕のいいコックは失うのは宝石を失くすのと匹敵するんですよ。」などと・・・・・。

口では勝てないポワロでしたね。

トッド家の家政婦の女性も素直で良い感じでしたが、他にも癖のある方がいました。ちょい役と言う言い方は失礼ですが、ほんのちょっとの登場でもインパクトが大きい方っていますよね。それは駅の荷物係の人です。

 

イギリスって、(これは本当に思ってる。)さりげなく差別のある国。

職業に対してとか人種に対してとか。ヘイスティングスなどは露骨に彼に上から目線。だけど丁寧に接するポワロに対して彼は重要なヒントをくれるのでした。

 

このドラマの一番の良いシーンはラストの1ギニーを送ってきた手紙を額に入れる所だと思います。

で、そうなると1ギニーっていくらぐらいってなるのですよね。

この時代の貨幣価値からして、今と比較するとどうなるのかと思いますが、とりあえず

1ギニーは21シリング

1ポンドは20シリング

1シリングは12ペンス

なんじゃこりゃ?

つまり、1ギニーは1ポンドよりもちょい上と思えば良いのですね。

これ、ちょっとネットで検索したのが、私の混乱のもとになってます。いろいろ出てきちゃって。1ポンドが2万円ぐらいと言うものもあったのですが、これはあながち間違いではないかなと思うのです。私のなんとなくの感覚では、1ペニーは1円ぐらいの感覚で、その感覚で言うと1ギニーは252円。この感覚も古くて今ではもっと少なくて1ポンドは100円くらいな感覚ですってね。でもそれはちょっと置いておいて・・・・。

で、終戦後の100円はどのくらいの価値があったかと言うと、ほぼ15000円ぐらいですって。と言う事はアバウト2万から3万と考えていいのではないでしょうか。

 

ああ、頭を使ったなあ~。(^_^;)

 

でも私、この回で一番印象に残ったのが、ナショナルトラスト的な風景。凄いサービス的ロケだなと思いました。

ところがポワロさん、こんな所は人間の住む場所ではないと気に入らない模様。だから住まなくても良いように、こういう風景の絵をリビングに飾るのだと、かなり説得力のある話をしていましたね。

まあ、彼はシティボーイって事で^^

一方ヘイスティングスは緑の多い公園や、自然の風景に感動する人でしたね。

やっぱりいいコンビです^^

 

第2話の感想は、また気が向いた時に~♪

 

 

 

 

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「3匹のおっさん3」を見ました。

2020-05-09 13:24:11 | 同じ時代の船に乗る

画像は5月1日に写したマンションのオオアマナです。なかなか咲かないなと思っていたら一気に咲き、そしてしばらく通り過ぎる人を楽しませた後、あっという間に枯れてしまいました。

 

 

※       ※       ※

4月20日、俳優の志賀廣太郎さんが誤嚥性肺炎のために亡くなりました。脳梗塞で右半身麻痺などのリハビリに励んでいてナレーションなどで年内復帰を目指していた最中だったと聞きました。享年71歳でした。まだまだお若くて、本当にご無念だったともいます。

その追悼番組として「月プレミアム8」で「3匹のおっさん3」が再放送されました。

私、実はこういうアットホームな番組、意外と昔は好きだったのですよ。サスペンスも温泉女将シリーズとか赤い霊きゅう車シリーズとかお気楽でそしてちょっとホットな感じが良いじゃないですか。

だけど最近はあまり見なくなってしまいました。

「風が吹くと桶屋が儲かる」じゃないですが、ずっと前にソファを捨ててしまったので、寝転がってテレビを見る習慣が無くなって、あまりお気楽にテレビを見ることが無くなってしまったからなんだと思います。それに放送時間に居ない事が多いからと言うのも一番の理由だと思います。

 

この番組を録画すると言ったら、夫殿が「えーっ?」と言ったのですが、露骨にそんなのをと言う意味なのですが、何の事はないのです。自分は以前既にリアルタイムで見ていたからなのですよ。

「私、それを見たことがないので、最後に見てみたいわ。」と言って録画しました。

志賀廣太郎さんの代表作と言うのなら、見ておくべきだと思いました。優しい口調で、若者に理解がある、または信頼のおける、ホッとできるキャラを作り出すのにベストの人で、その反面そんな雰囲気を漂わせているものだから、裏切りの大悪党も演じられる、本当に得難きキャラの俳優さんだったと思います。

 

このドラマの感想自体は、やはり予想通りの温かみのある、ほんのちょっぴりのサスペンスが含まれるホームドラマでした。町内で卓球大会を開くと言うのも良いアイデアですが、それであんなに盛り上がれるのも羨ましいような気がします。豪華賞品に釣られてにしても、今の時代あまりない事のように感じられてしまうのはなぜなのでしょうね。

家族愛がテーマでオールハッピーエンド。子供と一緒に見ていられる良いドラマだったと思います。おっさん3人でいつも夜回りをして街を守ってると言うのも良いですよね。志賀さんの役どころは、メカに強く、それで立ち向かう所。

 

彼が居なくなって、この3匹は解散ですね。

また日本の名優が一人消えてしまいましたね。

 

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