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トップ画像はお散歩画像。記事にはまったく関係はありません。なんとなく絵がないと寂しいので載せました。
《本日2回目の投稿です。前の記事もよろしくです。》
このポワロシリーズには手を出してはいけないと、うちなる心の声が聞こえるけれど、やっぱり好きなものを「大好き !!」と言っていくのが、このブログなので、そろそろユルユルと書いていこうかなと思いました。
でもこのブログは何でもありのブログでテーマ無しなので、このドラマに力を入れちゃうと、絶対に沈没してしまうと思うので、ミステリーでもある事から、ネタバレANDあらすじ無しで簡単に見たよの記録にさせて頂こうかなと思います。
さて、言い訳的な前置きはさておいて、この「名探偵ポワロ」は一話目からクオリティが高かったですね。
今、NHKBSプレミアムで土曜日夕方から再放送中。はやくも6話目です。
ただ、AXNミステリーで5月17日(日)午後4時から一挙放送が始まりますね。
《ストーリーやミステリー部分のネタバレはしていませんが、細かい所でシーンのネタバレしています。》
今ではジャップ警部もヘイスティングスも、ミスレモンも居て当然のように感じますが、これ、一話目から「居て当然」と言う説得力があったのかと、変な所で妙に感心してしまいました。
「ジャップ警部には、コックを探している事は内緒にして。」とか言い、ポワロとジャップ警部の関係を表していたり、
なかなか閃かないヘイスティングスの答えを待って、ようやく気が付く彼に満足そうな笑みを浮かべ、二人の信頼関係を匂わせるとか、凄く自然なセリフと演出があったように感じます。
何回もこのシリーズを見てしまうと、もう既にその感覚が分からなくなってしまっていたなと思いました。
さて今回の「コックを探せ」The Adventure of Clapham Cook は、ミステリー部分はさておいて、登場人物にかなり面白さがありましたね。
コック依頼にやって来たミセス・トッド。
結構失礼なおばさんで、
「新聞ではそうとう頭が良い方と書いてあったけれど、あれはあなたがお金を払って書かせたの。」なんて言うのですよ。
コック探しを断ると
「伯爵夫人の宝石じゃないと探せないとおっしゃるの ?
腕のいいコックは失うのは宝石を失くすのと匹敵するんですよ。」などと・・・・・。
口では勝てないポワロでしたね。
トッド家の家政婦の女性も素直で良い感じでしたが、他にも癖のある方がいました。ちょい役と言う言い方は失礼ですが、ほんのちょっとの登場でもインパクトが大きい方っていますよね。それは駅の荷物係の人です。
イギリスって、(これは本当に思ってる。)さりげなく差別のある国。
職業に対してとか人種に対してとか。ヘイスティングスなどは露骨に彼に上から目線。だけど丁寧に接するポワロに対して彼は重要なヒントをくれるのでした。
このドラマの一番の良いシーンはラストの1ギニーを送ってきた手紙を額に入れる所だと思います。
で、そうなると1ギニーっていくらぐらいってなるのですよね。
この時代の貨幣価値からして、今と比較するとどうなるのかと思いますが、とりあえず
1ギニーは21シリング
1ポンドは20シリング
1シリングは12ペンス
なんじゃこりゃ?
つまり、1ギニーは1ポンドよりもちょい上と思えば良いのですね。
これ、ちょっとネットで検索したのが、私の混乱のもとになってます。いろいろ出てきちゃって。1ポンドが2万円ぐらいと言うものもあったのですが、これはあながち間違いではないかなと思うのです。私のなんとなくの感覚では、1ペニーは1円ぐらいの感覚で、その感覚で言うと1ギニーは252円。この感覚も古くて今ではもっと少なくて1ポンドは100円くらいな感覚ですってね。でもそれはちょっと置いておいて・・・・。
で、終戦後の100円はどのくらいの価値があったかと言うと、ほぼ15000円ぐらいですって。と言う事はアバウト2万から3万と考えていいのではないでしょうか。
ああ、頭を使ったなあ~。(^_^;)
でも私、この回で一番印象に残ったのが、ナショナルトラスト的な風景。凄いサービス的ロケだなと思いました。
ところがポワロさん、こんな所は人間の住む場所ではないと気に入らない模様。だから住まなくても良いように、こういう風景の絵をリビングに飾るのだと、かなり説得力のある話をしていましたね。
まあ、彼はシティボーイって事で^^
一方ヘイスティングスは緑の多い公園や、自然の風景に感動する人でしたね。
やっぱりいいコンビです^^
第2話の感想は、また気が向いた時に~♪