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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ドラマの話―「ロボ」にエール

2007-06-02 18:59:25 | テレビ・ラジオ
 今年の私のテーマ
そんなものがあるのかと言う所だが、いやいや、なんとなく、一応、ある。それは、「言葉」と「エール」。好きと思ったもの、大事なものにはエールを送る。もちろん自分自身にも。

ドラマの話なのに、なんでそんな書き出し・・・?

だって、エールを送りたくたってしまったのだもの。


「セクシーボイスアンドロボ」。


今季のドラマは、この作品と「帰ってきた時効警察」、「LIAR GAME」しか見ていない。「風林火山」は別にしてだが。たぶん、他にもいいドラマはたくさんあると思うのだが、近頃疲れてしまっているので、一台しかないテレビのチャンネル権を主張するほどの元気も、観たい番組の情報もない。


 この三作品は、初回の視聴率は「セクシーボイスアンドロボ」が12.5、「帰ってきた時効警察」が12,8、そして「LIAR GAME」は12,3。0.3と言う差を大差ないと言ったら乱暴だとは思うけれど、数字を見た印象では並んでいる感じ。でも、二回目以降が愕然と違う。「LIAR GAME」は、下がってもすぐに元に戻り、平均10.97。「帰ってきた時効警察」は安定して強い11.89。でも、「セクシーボイスアンドロボ」は復活しないで記事になってしまう始末だ。言いたくないけれど平均8.00.


 このドラマのファンは「打ち切り」の四文字に怯えてしまう。


実は・・ワタクシも。

        


だって好きなんですよ、このドラマ。

 私は数字を見るのって結構好きなんです。結構数字から見えてくるものもあるでしょう。だからと言って、分析するのは好きだけれど。それで評価はしないつもりです。まぁ、何事もよければ単純に喜ぶ事が多いのですが。

二回目以降に落ち込んで、なぜ復活しないのか・・・それは、「・・・・」とか「・・・」と言う理由だと思うのですが。なんだ、「・・・・」って。まぁそれなりに。
ただ、「あなたの隣にスパイはいる。」と言うコピーはいただけないでしょう。「スパイ」と言う言葉が人の頭の中に広げる高いイメージと言うものを侮っていて、実際のの格差が大きすぎるので、ガッカリするのです。
本音を言っちゃうと、かっこいい言葉でも、あっていないとマイナスだと言うことですよ。


でも、そんなことを省いちゃうとですね、いいドラマなんですよ。アハハと笑って、ホロリと来る。私は松山ケンイチが好きというより、ロボが好きなんです。心優しいオタクなんです。彼が口を尖らせて「オタクです~」と言うと、なんだか勇気が出てくるのです。いや、ホントです。

そのままの自分でいられることは素晴らしい事なんです。

ずっと昔の4年制大学の女子の就職は、大変でした。短大が主流だったのですよ。その落ちた企業の人事のおっさんが、彼女は気が強そうだったからと、就職課の先生に報告したんですね。その先生はそれを私に伝えたんですよ。私は落ち込みました。その時既に傍らにいた、今のだんなが、そんなこと言われてもじゃあどうすればいいんだと、憤慨してくれました。

今思うと、人事のおっさんも先生と言う名の事務員も「バカヤロー」ってなもんですよ。私は本当の所は気は強くはないんです。非常に気弱です。でも、気は弱くても弱い人かと言うとそうではないと思います。

だんだん腹が立ってきました。その方々の胸倉掴んで、
「気が強いって言うのはね、長所なんだよ、いい、分かった。分かったら『ハイ』と言いなさい。」と言ってやりたくなりました。

ああ、又横道それちゃいましたね。

でも、それではだめなんだと言われて、違うものの皮を被って生きていく、社会の現実にはそんなことばかりですよ。

テレビくらいは、あるがまま、優しい青年と少女のお話をお気楽に見ませんか。

来週は「プッチーニ」の後編。死に逝く患者の最後の願いを聞いてあげる看護婦三人組のお話です。ロボはその中の一人に恋をしてしまいます。
「あなたといると苦しい。」
恋の告白も切なくストレート。どうなってしまうのか・・・
コメント
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