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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

人にはそれぞれの季節がある

2006-12-02 12:31:03 | 家族スナップ
 我が家では、大学に入った年からお小遣いは停止です。バイトなんかをしていなかった頃は、お年玉や誕生日に祖母から貰ったお金や私の仕事を手伝って得たお金で、昼食代なんかに当てていたみたいですが、その頃は仕方がないので、服等は買ってあげていました。

 バイトをしている今は、自分で服など買ってきますが、今時の子供は去年着ていた服なんか見向きもしませんね。男と言えどもかなりの量の服を買ってくるので、どんなものを買ってきたのか興味が湧きますね。

 これは、夏の話です。買ってきた服の中に私は驚きの物を見つけました。タンクトップです。また、もう一枚は半袖のTシャツです。

「こ、これは。。」
「暑いですからね。」と平然と言うラッタ君。

ある日の午後、なにげなく部屋を覗いたら、彼が上は着ていましたが下はパンツ一枚で寝ていました。
やっぱり驚きましたね。意外と毛深い足しているんだな。


半袖のTシャツやむき出しの足を見て、何を驚いているんだろうと思われるでしょうね。



実はこの子は、ある時から半袖やハーフパンツ等を一切着なくなり、親であってもその肌を見せなくなっていました。・・・ほぼ10年。
今などは真夏であっても、長袖の服が売っているので驚きますが、以前は苦労しましたよ。真夏に新しく服が欲しい等と言われて長袖のシャツを探すのは。

 きっと、「なぜ」と思われるでしょうね。知りたいのはそこでしょとも思われるでしょうね。理由は単純で、だけど入り組んでいて、簡単に「こうです」とは書けません。人の心の深さを思えば、当たり前のことかも知れませんが。


 彼の中で一つの季節が過ぎて行ったのかも知れません。本当はへなちょこですが、強気を気取っているラッタ君にとっては過ぎていった季節が、冬なのか春なのかは分からないと思います。でも、この先何回でも人生の季節は巡ってくるでしょう。

そんな時、あなたはね、
「あの時、俺はさぁ、」と過ぎてきた季節の話を自分自身に語ったり、もしかしたら自分の子供なんかに語ろうとしてうるさがられたりなんかして、、、



―冬の寒さに震えたり、夏の暑さに汗しなければ、美しい人生の四季なんかに感動する事なんか出来っこないのかもしれないなぁ。そういう私の生活は、万年ぬるま湯のポケポケ春なのかも知れないのに。。。。(汗、汗、汗)

 
コメント (4)
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