神のなされることは皆その時にかなって美しい。伝道の書三章一一節(口語訳)
人生不可解。そういって自死した青年がいました。人生は複雑でり、混乱しており、人は無意味に苦しんでいるように見えます。
しかし、忘れてはなりません。わたしたちは神の織りなす刺しゅうの裏側を見ているだけなのです。
表にはたえまなく美しい模様が刻まれています。
この表を、わたしたちはいつか見せていただく時が来ます。そのとき、耐え忍んでよかったと、きっと思うのであります。
小島誠志著 「朝の道しるべ 聖句断想 366日」より