荒野の泉 カウマン夫人著より
わが道をよぎる思い煩いの流れあり
黒くかつ深くして広し
われその高まりゆく流れを横切るとき
行く手を思えば心にがし
されどわれは微笑み うたいかついわん
われはつねに希望もて主に信頼せんと
あす来るべき悲しみわれ忍ばん
されどきょうはいたずらに悩まじ
あすの橋は危うからんも知れず
われあえて今これを渡らんとせず
われはその橋の揺れ動くを見る
その橋けたは鳴りかつ曲がる
心よ常に望みをもて
汝は歌いかつ信じて言え
あす来るべき悲しみわれ忍ばん
されどきょうはいたずらに悩まじ
マタイによる福音書6:34
だから、明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。」