きりのBurning Spirit

2022年4月17日かすみがうらマラソンで約9年半ぶりのサブ55を達成。今シーズンこそ悲願のベスト更新へ・・・

金沢マラソン2021振り返り

2021-11-03 14:44:11 | 金沢マラソン
金沢マラソンが終わって、本日水曜、ダメージも少し軽くなってきたので、さっそく走ってみるかなと走ってみたら右足太もも裏に張りがあったのと、足首も少し違和感があるので、3K16分でやめておきました。ま、再開はのんびり焦らずで。

さて、振り返りと行きたいところですが、今回は先週の練習模様や大会前のレースプラン記事の書く時間がなく、いきなり大会速報記録となってしまいました。

と言うのは、今回は息子も一緒に行きたいということで、せっかくの息子との二人旅なのでそれを優先、なので道中も自分の時間とはなりませんのでこんな状況でした。

それから、少し前、「都合により夜の練習を飛ばして翌朝に走る」なんて書いたこともありましたが、実は、走ったり、野球中継に取りつかれてたことで、いや、実際かなり好き勝手なことをしてたため、お叱りも受けていたこともあって、自分のやりたいことの優先順位を見直ししなければならないことがありました。

と言うわけで、いきなりぶっちゃけ話となりましたが、また時間が無くなるのでささっとポイントを。

では、まずは大会のラップから。


まず、スタートから結構いいスピードが出てしまいましたが、それを抑えるのが今回難しかった。すぐ後ろにサブ3ペーサー集団がいましたので、一応サブ3を目指すためにも、その前にいたのですが、これが結構ペースが速い。この前にいると落ち着かずマイペースをつかめなかったのと、オーバーペースにもなってしまうので、早々にやりすごしました。

今回は4:13で行こうと思いましたが、4:08になったり4:15オーバになったり、更には過去に無いほど汗をかいてしまい、どうもこれだというペースを見つけられなくて、やっとキロ4:11に落ち着いたのが14キロ位で、今回の心地よいペースをやっと見つけられたという感覚でした。

この調子で、ハーフを越えて、30Kまで行ければいいなぁ~というプランで走ってましたが、そのキロ4:11が順調に続いたので、「やっぱり、金沢マラソンって自分と相性いいかも」と思いながら走ってました。

しかし30Kが目の前に迫るところで、とうとう足に疲労を感じ始め、「ここでとうとう練習不足の現実が来たか」と、腹をくくり始めました。やはり、今回、30K走はおろか、ハーフだって走ってませんでしたから、「所詮、ここが限界か」と自分で決めつけたところがありました。

そして、ゾンビランになって、タイムロスして3:05オーバになるよりは、ペースを落として3:05以内でまとめる方が得策かなと思い、無理してペースを維持しようとしなかったのが29Kから34Kまででした。

しかし、35Kで転機が訪れます。近くを走っていた金沢マラソン2019優勝のサブ3ペーサー、吉田香織さんが「まだまだサブ3行けるよ、頑張って」という掛け声を回りのランナーに声掛けしてくれたことで、目を覚ましてくれた感覚。そこから、自然とフォームが前傾になると、疲労で動けなかった足がウソのように、走れるようになってしまい、そこから怒涛のラストスパートが始まりました。

そのスパートが1キロ、1キロとキロ4分一桁を刻むことで、本当にサブ3行けるかもと、完全に頭が切り替わり必死で走ります。ただ、さすがに38キロ、39キロあたりは相当きつくなり、40キロからはもうきつくて、きつくて。まさにこれがフルマラソンの最後のきつさだなぁ~と思い出しました。

あと2キロ、あと1キロの看板も文字以上に重く感じられ、最後の1キロは本当にきつかった。

そして、競技場に入れば残り150mほどですが、そこで会場のアナウンサーが、「サブ3まであと少し、残り20秒、・・・・15秒・・・」とカウントダウンしているじゃないですか、もう、そこから必死のダッシュ、何とかサブ3までに駆け込みゴールを達成。

改めてラップ表を見てみると、40キロ、41キロのラップは、必死に走っていたもののサブ3タイムを大きく割り込んでいて、本当に間に合ってくれて良かった。でも、まさか本当にサブ3で走り切れるとはと言う感覚。

振り返れば、セカンドベストを叩き出した前回の金沢マラソン2019の時も9月のほぼ毎日のランニングがフルマラソンでも最後までペース維持で走り切る原動力となりましたが、今回もそれが活きました。

これは大会2ヶ月前からの定番メニューにしようと思います。が、なかなか毎日は厳しい。今回、在宅勤務と言う通勤時間ロスが無い環境のおかげだったわけで、これが続くかどうかもありますし。

そして、先ほど、記録証をダウンロードしたところ、公式タイムは2:59:53でスタートロスが16秒なので、ネットタイムは2:59:37秒ということです。

さて、今回はこうしてサブ3返り咲きとなりましたが、次のレース、3月の東京マラソンは、11回目の正直となる初当選、間違いなく私のマラソン人生の中でもハイライトとなること必至のレースです。次は、満を持して、サブ55を狙うべく、スピードアップ、30キロ走の実施と準備をしっかりしたうえで挑みたいと思います。

最後に、こんな緊急事態宣言明けで、コロナ禍の不安がある中、よくぞこれだけの素晴らしい大会を開催してくれたことに感謝したいと思います。

感染対策としては、1週間前からの体温チェック、ランナーなり代わり防止の腕へのタグ付け、消毒薬配備数の多さ、ゴール後のマスク配布と、あちこちにコストがかかってることがうかがえますが、これがアフターコロナでの大会のあるべき姿を立派に示してくれたと思います。

そして、いつもと変わらずの大変多くのボランティアの皆様には、感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。

今回、大規模大会が成功したことで、このまま、感染対策しながらの大会開催が続いてくれたらいいなぁ~と思います。

と言うわけで金沢マラソンへの感謝の気持ちをもって振り返りをしめくくりたいと思います。

今月の走行距離 288キロ

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