ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

麦、帰る→病院へ

2024-06-22 | 桃色の花

ベニバナセンブリ(紅花千振)である。
ヨーロッパ原産のリンドウ科の越年草。
センブリは千回振り出しても苦味があることからで、それの赤花でこんな名が。

大正時代に観賞用として持ち込まれたが、今は関東地方以西で野生化している。
日当たりのいい裸地や草地などに生育する。
よく似た花にハマハナセンブリ(浜花千振)があるが、こちらはロゼットを作らない。

画像は我が家の畑で咲いているもの。
今年、玄関前の鉢植えの一部を畑の北側に地植えしたのだが、その中の一つ。
といっても、私はこれの存在をすっかり失念していた。
今月頭から伸びたした葉茎に、いったい何が生えてきた?と思ったほど。
越年草だから、鉢に種が落ちていたということなんだろうが、たくさん花が咲いてびっくりだ。

センブリと名がついているように、日本のそれと同じ薬効があるそう。
ということは、これも苦味が強い健胃薬になるのか。
どこかの直売所で購入した苗だが、当たりで種子で増えるなんて嬉しいな。
地植えにしたから、来年は更に花数が増えることを期待したい。
花期は6〜7月。
(右背後に咲いているのはコンボルブルス)

今日も晴れて一日いい天気だったが、薄雲が広がる時間帯もあった。
気温は28度まで上がり、陽射しがギラギラで暑かった。

今朝、5時に目が覚めてトイレに起き、麦が帰ってないかと居間を覗いたら、娘がソファで白玉を乗せて寝ていた。
麦はおらず、がっかり。
朝から偏頭痛がしんどかったので、寝床に戻る前に薬を飲んだ。

6時前、娘がバタバタとやってきて「麦が帰ってきた!」と。
すぐに台所へ行ったら、カリカリをぱくついていた。
二日間、どこに行ってたのだろう。
頭を撫でてたら、不機嫌そうに怒られた。

この反応、と思って、体を触ったら悲鳴に近い声を上げる。
左後ろ足のかかとの毛が抜けて皮膚が露出していて、腫れているのが分かった。
触っただけで怒って威嚇の声を上げるので、これはダメだと病院に連れて行くことに。
朝食をとって用意をして、キャリーケースに入れて、7時に家を出た。

15分頃に到着して5番目。
娘を土曜に送って行く時に病院の前を通るが、いつも6、7台、停まっているので順当か。
そこから2時間待ちとなり、麦は抗議の声を延々とあげていたけど無視するしかなかった。

私より前の犬や猫の診察が結構、時間をくって、呼ばれたのが10時前。
やはり咬み傷だったようで、かなり深く咬まれているとのことだった。
膿で腫れ上がっていたので、針を刺して絞り出されたが、同時に出血も。
痛くてギャッギャッと騒ぐ麦であったが、どうにもならない。
点滴をされ、注射を2本打たれ、かかとの部分をぐるぐる巻きにされて終了。

帰宅後、何故か家で休むのを拒み、隠居前の座椅子の上で眠っていた。
その後、姿が見えなくなったなと思ったら、日当りのいい玉砂利の上で寝てたり。

いや、家の中で休んでくれよと連れ戻すが、気がつくと外に行ってしまう。
その方が居心地がいいのだろうと諦めた。

にしても、どん兵衛に続いて麦までも(その前にはクロもだ)。
おのれ、コゲ太め、カリカリを食べさせてもらっている恩も忘れて、何たることだ。
と言っても、こちらが追いかけていって喧嘩をふっかけていることもあるからなあ。
何にせよ、生きて帰ってきてくれただけで良かったと思うしかない。

昼食後、畑のジャガイモを掘り出したが、収穫量はわずかであった。
まあ、一冬越して芽が出てしまった芋を、子供らが適当に埋めたものだったからね。
正規の種芋じゃなかったし、期待はしていなかったからこんなものかと。

ついでに雑草も抜きまくった。
放置で増えたイヌホオズキ、ヒメジョオン、セイタカアワダチソウ。
エノコログサが既に穂をつけていたのには驚いた。
速攻、抜いたけどさ。
イネ科の植物はオヒシバやメヒシバの類なんだろうが、これも穂が出る前に抜かないと。
できるだけ、種子を落とす前に抜く、というのが今夏の目標。
でも、暑さが酷くなると負けちゃうんだよなあ...。


旦那は朝、私と入れ違いで帰ってきたようだ。
9時を過ぎてから、車の調子が悪いとかでバイク屋さんに置いてきたみたい。
しばらく預かりになるので、私は今週、代車生活である。
当初はバイクで帰るって言ってたんだけど、明日から雨だからねえ。
雨天時にバイクに乗るのが苦にはならない人とはいえ、車なしというのは何かあった時に困る。
にしても、そろそろ旦那の車も寿命になりつつありそうで困っている。
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