悪名～思い出しつつ③

桜満開～～
夜桜・・なにか妖しげな雰囲気が漂いますね。

お花見は今まさに！といったところですが・・今週末の京都・奈良の花見はちょっと怪しくなりました。
転勤・家探し・引越し・・ばたつきそうな予感です。
あ～、昨年行っておくべきだったか～。
まぁいつか行く機会もあるかな？希望は捨てずに。

と、言いつつ・・・今週末4日金曜の悪名観劇には影響がない模様なのでちょっと安心しております。うん、この予定をキャンセルするつもりはまったくない
だってだって！張り込んだＳ席なのよ～。しかも5列真ん中あたり！
なんか噂によりますと・・猿股丸見えって・・えぇ～っ・・・どんな顔して見てたらいいんでしょ。いやん。
でも超楽しみ～。いや、猿股がじゃなくて・・お芝居が！・・いや、正直に言うと・・生足が　うふ



「わしが助ける」と請け負った朝吉親分。

そこへヤクザ3名がやってきて娘を連れて行こうとして・・「待てや」と止める朝吉さん。
この3名さんは「八尾の朝吉」を知らなかったという・・有名なんだよね？よほど常識知らずな奴らだったんでしょうか。
で、刃物出すけど朝吉さんの懐手のピストル（はったりです）に脅されてなんなく刃物取り上げられ・・まぁあまりに格がちがったというか。この辺のジュリーの啖呵、かっこいい～けどほんとすごいドスの効いたお声で迫力です。腹から声が響いてる～。・・しかしいい声だ～どんな感じのセリフ・・って書きたいんだけど、河内弁がよくわからないのですわ。「いねさらせー！」とか言ってたような。すっかりびびって呆気なく追い払われてしまいます。でもまた後でちょこちょこ出てきますよね。お笑い要員だった
このあと出てくる悪役さんたちももちろん「悪」なのですが、どうもどこか憎めない可愛らしさがあるんですね。イメージしてた極道ものとはそのへんがまったく違いました。よかったけど。

で、晴れて娘を故郷に送り届ける・・となったのですが、その行く先が因島。
かつて琴糸さんという女郎さんを命がけで助けたという、朝吉さんに因縁のある土地だったと。

ここで場面変わって・・因島の浜辺です。
さっそく旅立ち因島でかつての因縁で今は信頼関係にある女親分と再会。人探しを頼まれて・・・。この探し人がなんと元妻・お絹さんとその駆け落ち相手。またまた因縁めいてるわけでして。お絹さんはここで女郎していてシルクハットの親分という人にひかされてお妾になっていたけど、それを長崎のたつぞうという男が連れて逃げた、という入り組んだ事情。しかもお絹さんは女郎のとき「琴糸」と名乗ってたらしいんですね。動揺する朝吉さん。
ここでジュリーのソロ1曲！
かつてのお絹さんとの甘い思い出をかみしめながらの歌。
お姿は角刈り・西郷さん風着流し姿ですが・・・もう～～、声が・・声が・・超甘～～い
カズさんのギターで歌うジュリーの声。いいですよ～。

さらに場面転換。
お絹さんと長崎のたつぞうがひっそり住んでる宝塚あたりのおうち。たつぞうは博打で稼ごうとしてるけどうまくいかないようです。いしのようこさんのソロ歌ありです。う～ん？この方は昔アイドルで歌ってたんですよね？どんな感じだったか全然覚えてないんだけど。お歌はまぁ・・いいです
その地に到着する朝吉さん。タクシーを拾い、乗り込みますが・・・。エアタクシーです。運転手さん空気椅子・・
後部席に乗り込んだ朝吉さん。発車するタクシーは走り去り・・空気椅子のジュリーがポツンと残り。かわいい
こういうのうまいですねー。笑えます

さらに大阪の場面に。
・・・考えてみるとこの舞台、よく場面が切り替わってたような。昨年の探偵はほとんどバーのなか、あとは議員の部屋だっけ？そんなに転換がなかったよねぇ？
街中で「びっくりぜんざい」のお店呼び込みしている清次さん。サンドイッチマンというやつですね。ここに先日の3人組がやって来て・・因縁つけるかと自分たちの親分に怒られてお詫び（？）に来たと。コミカルなやりとりがおもしろかったなぁ。で、ぜんざい屋の女将さんも清次さんも歌います太鼓にのっていい調子の「～音頭」風な曲でした。

その後・・・
賭場で出会う朝吉とたつぞう。男気あふれる朝吉さん・・かっこいいー。

続きます。