きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

静かなる岩・東京国際フォーラム 振り返り~2

2024-06-22 00:23:40 | ジュリー ライブ

金曜に関東もようやく梅雨入りしました。

雨降り天気はちょっとユウウツですが、暑い夏がやってくるのに備えて必要な水の貯え。

適度に降って適度に暑く・・と言う感じにいくとよいのだけどなぁ~。

 

さて、振り返り続きです。

一気にいくので長~くなる予想。お時間あるときお読みくだされ。

 

アンコールを待つ手拍子がホールいっぱいに響く響く

間もなくステージに走り出てくるジュリー

情熱の赤い旗を頭上にかかげ、背にはためかせ、ウィニングランさながら!そしてさくるくる~っと回転もなんとも軽やか

舞台中央で何度か旗を高く掲げ!おろし、また掲げ!

そのたびに会場も「きゃ~~!」「わ~~!!」と盛り上がる。

最後にはその旗で頭からすっぽりくるまってしまうというあざと可愛いジュリー様にまた拍手!!このツアーのおきまりになってますね。あぁ楽しい

「ありがとございますー。(盛り上がって)ねるどころじゃなかったね

そりゃもう~!ほっこりどころかアツアツになっておりますので、眠気や疲れなんてどっかに飛んで行ってしまいますとも。

回を重ねるほどにアツく、そして充実していくツアーライブ。それはMCにも言えることで。

この日のライブMCは、東京公演としては久々のロングトークとなりました。

他の会場で話されたことと重複する内容もあったかと思いますが、できるだけ残しておきたいと思います。

 

「まもなく25日で76歳になります。」拍手!!

「去年の25日はスーパーアリーナか。ここより大きい会場。あれは、7000人でやらなくて正解やった。2万人やで?しかもいわくつき席・・姿は見えるんですが音が聴こえにくい席、それでも売れたんだから!びっしりこんや!」

「遠くが見えないから、お客さんが動いてないように見えて。ひょっとしたら書割みたいに絵が置いてあるんじゃないか?なんて。近くの上のほうに手を振るけどあのときはまだメガネもしてなかったから見えん。老眼だから遠く見えそうなもんやけど・・酷使してるからね。何年やってると思います?来年で昭和100年ですよ。50年以上もやってるわけよ。よくこの年まで生き延びてきたなと思うし。」

ほんとに長い年月。平坦ではない道のりをずっと走り続けてきたジュリー、すごいしかしそんな活動を脅かすまさかの事態。

「最近ではコロナの時に、これがもう潮時なのかなーと思った。」

もっと早くに特効薬できてすぐにおさまるかと思ったのに・・と、3年もかかって予想外だったと。

「昔、胃潰瘍で入院したとき、あれは若かったから1カ月歌わない期間があっても声が出たけど。その後これといって長く休んだことがないのよ。
こんな1年2年も歌わないなんて。‥カラオケ行って練習する?そこでうつったらどうすんの。笑い話にならんで。」

と笑わせつつも、

「歌ってなかったら元気溌剌。声もビンビンやで!でもそんな状態でもお客さん前にして歌うことがなかったら・・これだけ休んだらなぁ。これまでご苦労はん、このへんでやめたらどうでっか?というお知らせもきたりしてねぇ。」

関西弁でやわらかに話されていたけど、なんとも切羽詰まった思いにどきっとしました。ずっと続けてきたことが力になっていただけに、それができない不安もあったのですね。

そのさなか、事務所の経営もできなくなっていろいろ変えねばならなくなり、ココロの事務所畳んで、ファンクラブも解散したお話も。

「困ったときにまずなにをやめたらいいかって、ファンクラブ。だからファンクラブはいつでもやめられるように会費とるな、メールアドレスも聞くなと前の社長に言ってあった。
やめても、これからずっと続ける算段したほうがいい。」

ほんとに実直な方なんだと実感。会費無料はありがたくも大変なことだろうと思っていましたが、そういう考えがあってのことだったんですね。

危機に至ってまさにその効果があったわけで、だからいまなおジュリーの活動は続けられ、私たちも(チケット入手がむずかしくなったとはいえ)こうして参加できているのですもの。

前の社長が辞めて行ったあと、最初にしたことが

「ここ(フォーラム)に電話したの。」

仮抑えの日程があったから、それを開催したい・・でもポップス・ロックはダメ!となっていた頃で。しかも着席、無言、マスク着用,私語禁止でしたね。

「それならどうやったらできますか?と聞いたら『歌謡曲』と言ってくれればOKだと。揺らぎもしなかったよ僕は。」

『歌謡曲』っていうのは演歌方面、あるいはほんと昭和歌謡のイメージですものね。ジュリーはポップスでありロックだもの!で、なんとかほかに方法がないかと思い

「クラッシックや伝統芸能はなんでOKなんですか?と聞いたら、お客さんも年齢層高いしって・・・うちも高いやんええとこ目ぇつけたなぁー。」これには大笑い!

で、静か~な曲を静か~に聴いていただくなら何の問題もありませんと言われて

「キタキタキタ!バラードだけで構成したら?‥大丈夫です!」

で、バラードと言うタイトルでのライブが実現したわけですね。しかしセトリは・・

「僕のバラードはこういうのですって・・いきなり30TH ANNIVRRSARY CLUB SODA♪ ジャンジャジャーン♪って。楽しかったわあれはー。」大笑い!大拍手!

そうそう、え!?これ、バラード?という曲もいっぱい入っていて・・ジュリー流のバラードセトリでしたね。根腐れPOLITICIANなんかも入ってて、シャウトもたくさん💦

「あのときみなさん座ったままでよう我慢してくれましたねぇ。歳のこともあるからみなさんあのまま座っていくかと思ったけど、ずっとやってきたこと(スタンディング)は、そのままやっていくんだね。」

そうでしたー。立ち上がって叫びたい想いをぎゅっと押し込めて、じりじりしながら座って静かに拍手のみで応える辛さ、忘れかけてたけど思い出したわ。

だから今はめいっぱいスタンディングしたいし叫びたいのよ。

コロナ後、初めてスタンディングと声出し解禁になった新潟のこと、その後このメンバーでやることになって最初は神主さん呼んできて厄払いしつつステージやったことなども話され。

あ!新社長サリーに変わったとき、2023年の6月25日にスーパーアリーナでやりたいということ相談したら『わかった、あたってみるわ』と言ってくれたことも声真似?しながら話してました。

サリー社長頼もしい~。(ジュリーは取り締まられ役だったとか

と・・これまでのことを思い返して話されたところで、衝撃発言が!

「今年1月31日、ここで。忘れもしない。私あの時、熱がすごかったの。熱すごくて点滴打って、体をしずめてじっとしてなさいっていうわけや。それと、多少元気が出て声が出るような注射(?)も打ってもらって、そしたら体の中でこう・・(朦朧としたというアクション)後半、何歌ってるかわかんなくなっちゃった(笑)。まぁ、言い訳がましくなったけど、そんなこともありつつ、立ち直って4月からこうやってきて、7月最後がLineCUBE渋谷。追加公演がまた9月からで、最終が京都。」

えええええーーーっ!やっぱりあの日、そんな体調だったんですね💦普通じゃないとは思ったけれど、そこまで大変な状態だったとは。

この日のライブについてはどっかのしょうもない週刊誌がしょうもない憶測で記事を書いていましたが、これで真相はわかりましたね。

それにしても話の流れと言う感じで実にさらっと話されたけど、ジュリー様も人間。もし拗らせていたらと思うと恐ろしい。

人並はずれた精神力の強さはわかっているけど、どうぞご無理はないように!!と今更ながら願ってしまいます。

で、話はまだまだ続き・・京都会館でファニーズがアマチュアグループコンテストでグランプリをとって、

「そのとき歌った曲は忘れもしないミスタームーンライト、サティスファクション。ほんま、よかったなぁ~。あの日がなければ今日がないんやなって。」

実に感慨深げでじわっときちゃった。

そして今後のことについても・・

「来年は喜寿。喜寿の後3年で傘寿。80まで行けたら、あと5年ぐらい勢いで行ける?」大拍手!!

あの1月30日には「80なんて無理。とりあえず今年いっぱいは」なんておっしゃってましたけど、元気復活!よかったー。

「そのために体のことは自分でちゃんとみないといけない。」とも。

還暦後も70まで頑張って勢いで75まで行けるかも?と話してたということから思い出したのか

「大昔、若いころ大人の記者に取材されて・・立派なこと言わないかんと思って嘘八百、言ってたんだけど・・
60代になったらどうなってると思いますか?って聞かれて、まだロングヘアでコーリューブンゲンを勉強して譜面が読めるようになってると思うって‥全然あかん。」

「当時ロングヘア不潔だとか思われてて、ピシッと抑えるようカメラマンに言われて、チックいっぱい塗られるわけよ。そんな塗らんといて~なって。チック!くさいねん。うちの親父はよく塗ってたんや、丹頂チックですよ。

tて、もう~大笑い!チックって?整髪料だわね?きっと。こういう古めかしいお言葉がときどき出てくるところがちょっとおじいちゃんぽくてめちゃかわいい(今までも除虫菊とか、シミーズとか、メリヤスとかいろいろおっしゃってましたよね)

で、「すぐ話がそれてしまうんですけど。何の話をしてたんかな?」って絶妙な間で。もう~!こういう脱線話が出るのもめっちゃ久しぶりです。特に東京では。

「体の話や!」と思い出し、声を出すには耳!音程をちゃんとキャッチできる耳じゃないといけないと。

「これが大変なの。イヤホン使わない。耳にホジホジしていれるようなのは絶対だめですよ。ちゃんとしたヘッドホンしないと。」

演奏するとき全員がイヤホンしてやるのが普通になってる現状について、

「変な音入れないようにしーって始めから静かにやらなきゃいけない。そんなことして楽しいのかな?・・まぁ、人は人やんなぁ。」

こういう言い回しがやわらか関西弁で絶妙でチャーミングでしたわ

それと、なによりもちゃんと歩ける足!」

さらにもうひとつ

「昔、大人たちの前で『ひとりでも聴いてくれる人がいれば僕は歌い続けます』と言ったことあるんです(で、やっぱり少し拍手が)・・でも本心じゃなかった。

僕は、きょうみたいに満員の人達の前で歌い続けたい!これが一番肝心なことだと思うんですよ。」大拍手!!!

すると、

と言うことはね、今拍手していただいたみなさんに責任をとっていただきたい。僕が元気な間はいつまでも自分の足で会場まで来ていただける元気をキープしていただけるかどうか!

このお願いをするために長々話してきました。どうかみなさんいつまでもお元気でいらしてください!お元気でいらしてください!お元気でいらしてください!」

もう~~!ほんっと人たらしだことそんな殺し文句言われた日には、責任とります!ずっとずっととらせてください!としか言えませぬー

いつまでもいつまでも、ついていきますとも~!会場は大歓声と拍手!!みんな責任取る気満々ですわ。

メンバー呼びこんで、ペットボトルのお水をごきゅごきゅ飲んで「水、おいしふふふ」なんて、すっかり可愛いジュリーに蕩けて油断させたところで

「ようございますか?おまけです~~!」と始まる

そのキスが欲しいぃ♪

きゃーーーーーーーーーーーっ

歌うジュリーのあまりの二枚目ぶりにまたまたやられるというこの快感!

間奏後の「そのキスが欲しい~」には絶叫ーーー!!!ホールの空気一気にアップ!!

そして最強チャーミングな 気になるお前♪

ジュリーの元気からパワーをもらってめいっぱい猫パンチ運動!「きっと!いつかは~」からの拳振り上げもびしっと!力が入ってしまう。

メンバーのかっこいいソロ、そこに絡みに行くジュリーが可愛くて色っぽくて大好物

ぞんな跳ねまわり駆け回り、のあとのさよならを待たせて♪

息をみだすことなく、なんてしっとりと情感たっぷりに歌われるんでしょう。あまりに鮮やか、これぞプロ!

艶やかなお声と「あぁ」の吐息にやられてしまう幸せ

そしてとうとうラストの LUCKY/一生懸命♪

ジュリーとファンの相思相愛の歌 

アツいライブのおしまいにこの曲がくる今回のセトリ、ほっこりお別れできるのが嬉しいです。

なかなかに長い曲だから、腕回しも、We Love Liveも何度もできて満足度高く(腕の疲労度もなかなか。最後までがんばる達成感もいっぱい)、それでも毎回もっともっと!と思ってしまう自分のジュリー欲の深さにちょい呆れつつ。

曲が終わると、大拍手と「ジュリーー!」と叫ぶ歓声がに包まれる会場。ジュリーは右に左にきょろきょろきょろきょろをめいっぱい!大きくて広いフォーラムのホールAを見渡します。

そしてメンバーの名前を丁寧にコールしてラストは静かに「ジジィでした」と自分をコール。

この瞬間、「ジュリーーーーーーーーー!!」と一斉に5000人がラブコールすごいよねぇ。

去り際下手でひょこっともう一度お顔をのぞかせるサービスも忘れないジュリーに、

ありがとう~!!きょうも幸せいっぱい!大好きー!の想いを込めて、再び「ジュリ~~~~!!」

2階からめいっぱい愛を叫んだ東京国際フォーラムホールAの夜でした。

色っぽいアフターマス♪の歌声に後ろ髪ひかれつつ外に出ると、すでに雨もあがっておりました。

 

 

ふ~、終了です。長々失礼、

いよいよツアーも終盤。残り少なになってきたけど、次は30日の相模原に参加です。

そしてその前に、あと数日でジュリー様生誕祭も

まだまだワクワクの続く6月です。

梅雨にも負けず、体調キープして行かねば!

 

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