きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

今朝の新聞から 朝日新聞 天声人語

2017-08-11 20:07:33 | ジュリー関連

涼しい。

きょうの関東は先日までとは打って変わって涼しかったのです。

いやぁ 楽でよかった~、と言いたいところですが・・頭痛が。

朝方目覚める前から「やばい」と思ったら、やっぱり痛いよ~。

急に涼しくなったせいか?低気圧のせいなのか?

いや、眼精疲労か肩こりか?なんか左側が痛いんですよ。顎から痛い。

たぶん昨夜は歯ぎしりがひどかったんだろうなぁ。

あー、鬱陶しい。

 

で、なんだかすっきりしない目覚めのまま、朝刊を取ってきて・・ぼんやり1面眺めてたら

「わっ!」

目が覚めました。

本日の朝日新聞 天声人語

 

まずはどきっ!としてしまいましたよ。

いついかなるときでも、「沢田研二」という文字にはどきっと反応してしまいます。

それはたいてい嬉しい どきっ なんだけど。

「太陽を盗んだ男」はすごい映画です。

ぞっとする物語・・そう言われてしまえばそうなんですが、あれは映画です。

ぞっとさせながらも、それが虚構の世界だから私たちは安心して楽しむことができる。

ジュリーや文太さんの熱演に熱くなれる。長谷川監督の大胆さに感嘆できる。

当時としても題材的には批判されるところも大きかったのでは?と思われますが、あくまで「映画」の話です。

鑑賞された方も「ぞっとした」よりは「どきどきした」のが多かったのではないかな?

でも、ほんとうにぞっとするのは「現実」のほう。

国と国とが、とてつもない力を持った兵器を有しながらこんな威嚇をし合っている・・という事実。

「国と国」も「人と人」、大人と大人のはず。

でも今現実に進行しているこれは、とても大人同士のつきあいとは思えない、これが国際社会の現実に起きていることなの?と思うと心底ぞっとします。

この記事を書かれた記者さんは「太陽を盗んだ男」のファンなのかなと思われますが、

40年近く経って、このような現実の引き合いに出されるとは、印象的な名画ゆえとはいえ、う~ん・・喜べない。

複雑な気持ちになった朝でした。

 

今朝の記事は別として・・8月は、広島・長崎の原爆の日、終戦記念日があり、一年でいちばん戦争にかかわる報道の多い月なのではないか?と思うのですがどうでしょう。

(調べたわけではありません。東京大空襲のあった3月も多いかも)

昨年も書きましたが、私は自分の誕生日が終戦記念日なので子供のころからとくにそのように感じていたのかもしれません。

「楽しい夏休みなのに、なんでこんなこわい番組やるの?」などと思っていたのです。

子供のころは怖くて目を背けていた戦争のことも、大人になるにつれてようやく知っておかなければならないことだと思えて。あれこれ知るほどにその恐ろしさにまた目を背けたくなって。

私は戦争を体験せず、平和が当たり前の世にこの国に産まれて成長しました。実はこれはすごくすごく幸運なことですよね。

この当たり前がずっとずっと続くように願って止みません。

 

なんだかいつものここの雰囲気とは違うこと書いちゃいましたが~。

最後に ジュリー出演の作品についてお知らせを。

ジュリー出演の戦争ドラマというと、大河ドラマ「山河燃ゆ」が思い浮かびますが、1983年にスペシャル枠で放送されたドラマ「恋人よわれに帰れ」という大林宜彦監督の作品がありますよね。

ジュリーは日系アメリカ人兵士。原爆投下された広島に姉を探しに行き、そこで出会った被爆者の女性(大竹しのぶ)と恋に堕ちるというストーリーだったと思います。

日系アメリカ人兵士というとチャーリー田宮とかぶりますが、こちらの役・・ケン・オオタだったかな?は音楽が好きで歌がうまい純粋なやさしい青年といった感じでチャーリーのような悪魔っぽさはなかったなぁ。

片言の日本語がかわいく、酒場でバンドと一緒にあま~い声で歌ってくれたり、ジュリーのチャーミングな魅力たっぷり。

とはいえドラマ自体は真剣に戦争の悲しさ、怖さを描いた悲劇です。

こちら、TVドラマなんですが今回なんと都内映画館で上映されるらしいのです。めずらしいー。

   新文芸坐 「大林宜彦映画祭2017」

   http://www.shin-bungeiza.com/program.html

ずっと下のほうにスクロールしてくださいね。

9月7日、一日だけの上映のようなのですがまだ詳細は不明。

予定が合えばぜひ鑑賞しに行きたいと思います。

 

追加!!

新文芸坐のスケジュール、8月28日に「リボルバー」の上映もあります。

(没後20年藤田敏八という企画のひとつ)

こちらは今年3月に見に行きましたがおもしろかったですー。

まだの方はこの機会にどうぞ!

 

 

コメント (2)
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50周年記念ライブ 習志野 振り返り~5

2017-08-11 00:37:47 | ジュリー ライブ

お盆を迎え、世間は夏休み。

今年春に就職で家を巣立った息子も初の夏季休暇でちょこっと帰宅する予定。

久々に顔を見られるのは嬉しことです。

で、息子が仕事に帰っていったあと、今度は夫が夏休みの予定。なぜずれる~。

どうしても予定かぶさらず・・なので家族がそろうのはお正月までお預けです。

とにかく私の生活もこれからしばらくちょっとした夏休み進行。・・っていうか、ふだんが娘と猫とのんびりやってるので色々家事が増えるなぁ

ちょっとがんばります~。

 

さて!まだやっております ジュリーライブ in習志野

いくらジュリー様も夏休み中とはいえそろそろまとめないとねー、といいつつ

なかなか終われない~ 

 

「41曲目!」

軽快なギターイントロで始まるのは

シーサイドバウンド

ここまでも充分すぎるほど気力体力充実の大運動会だったのに、ここからがさらに加速する!というのが今ツアーのすごさ!

ジュリー様の真骨頂です。

夏モード全開

かわいく跳ねて「ゴーバウンド!」するジュリー様に倣ってもちろん私も「ゴーバウンド

左右には動けないからその場でピョンピョン。

カズさん依知川さんもそろってピョンピョンしてるのがめちゃかわいい。

さらにかわいいモードの

おまえにチェックイン

舞台せましと左右に動いて、あの可憐なくるくるターンも披露

まだまだ夏は止まらない!

サーモスタットな夏

あのズンドコズンドコ(?)っていうイントロでなんだか体が勝手にアツくなる~

間奏でジュリーが綱引きみたいに引き寄せるアクションすると、依知川さんはノリノリでついてくるんだけどカズさんは応じず。

ジュリーが依知川さんにちらっと流し目して「カズ、つれないね」って感じのアイコンタクトで依知川さん苦笑・・みたいな美味しい場面あり(妄想含まれてます)

ジュリーの「ジャーンプジャーンプジャーンプ!」に合わせてジャンプ

私にしたらもう~在庫量超えた運動量全放出です。ジュリーのパワーって無尽蔵ですよねー。

この曲、あとで書いたメモに「カズさん笑う」とあるのだけど、これがいつのどの瞬間だったのかもう思い出せないわー。

さらなるジャングルビートで追い打ちの

晴れのちBLUE BOY

お祭り騒ぎだ~

このとき足元に違和感があって一瞬だけ床を見ると、わわわ!

サブバックに入れておいたフライヤー類が散乱してる!なんでなんで?と思いながらもジュリーから目をはなせず~。アクシデント。

6番目のユウウツ

イントロできゃあぁ~!

そうか。サブバック、椅子下に突っ込んでおいたのですが私が跳ねる振動で出てきてしまったのね。あわわ

でも目線は常にジュリー(はずすなんてできません)、しゃがんで回収するひまなどありません。

「はっ!はっ!はっ!」に腕振り上げて、ラストの「はっ!」もぴったり決まり気持ちいい~。

と、ここでさらにさらなる 愛まで待てない だもの!ジュリー走るし、すごいんだもの!

イントロできゃぁぁあ!

依知川さんがジュリーのところまでさっとはせ参じて、これにジュリーも応じての激しいヘドバン!に会場は きゃぁああぁ~!!の嵐

歌中でもきゃ~~っ!と言ってしまえるノリノリのナンバー。楽しすぎる

Rock`n Roll Marchでは思い切りこぶし振り上げて、一体感が嬉しい

それにしても至近距離で肉眼で見るジュリー、なんてすごいエネルギー量!

生身のジュリーがそこで歌って、跳ねて、走って、汗のしぶきを巻き散らしてきらきらしているのを見るこの快感

この瞬間をしっかり焼き付けておこう!と思いながらもどんどん進行する瞬間の連続に記憶がついていけないのが悲しいよねぇ。

ラストの「ロックンロ~ル))))))) マ~~~~チ!!」

ロール))))のこだまに感動!そしてマ~~チの響きにまた感動!やっぱりジュリーはすごい!

と、その感動覚めやらぬうちに響き渡る

「そのキスがほしいぃぃ

きゃぁぁあぁ~~~~っっ!!!

きょういちばんか?という歓声沸騰!なんでこんなにも萌え燃えるんでしょうね?

指を振るジュリーに、あぁもうっ ぞっこん

「てエ~イイェイイェイイェイ」もかっこいいけど

間奏後の「そのキスがほしいぃぃ~!」にはとにかく全女子(男子もか)キャ~~~~~っ!!!!ですよ。

ほんとになんであんなにかっこいいんだ!?

出しすぎてかすれようとも、高音のきゃぁ~~!!を出し尽くす~っ!

ラストのターンも華麗で、もうジュリ~~~!!と身をよじるしかない。

・・・と狂乱の会場にカズさんのギターが響いて

永遠に

せつせつと歌い上げるバラードに息の乱れもなく、深くやさしく強い声。すごいわー。

立ち尽くして息を呑んでただ聴き入ります。

ううう・・ジュリー

 

満場の拍手のなか、穏やかな表情のジュリー。

ありがとう!サンキュー ありがとーね」

手を振って舞台を去る・・そのまま拍手しつつ・・急いでしゃがんで足元の回収作業

と、すぐにスクリーンが下りて渚でシャララ

スクリーンのジュリー、かわいいです。

出かける直前にシャララダンスおさらいしてきたのでせっかくだからと立って踊ってみるも、完璧には踊れず。

しかも周囲はほとんど座ってらっしゃるからちょっと恥ずかしかったわ。

次回はもっとちゃんと踊れるようにしていこう~っと。

 

シャララのラストの華麗なお辞儀ポーズに拍手・拍手・拍手!!

スクリーンの向こうから同じポーズで待機のジュリー登場!

 

「わらかしたった おもろかった?」と第一声。

はい~ そして超かわいかったです

そして立ち位置真ん中だとめっちゃ近い!お顔がよ~く見えちゃう。よ~く見ちゃう吸い込まれそう・・

「ワイルドワンズにも許可もらって・・あんまり映ってないけど。加瀬さんも登場しました。」

会場は全体にはやはり初日ほどの反応なかったんだけど、加瀬さん登場シーンは沸きましたよ。で、加瀬さん話。

「加瀬さんがこの振り付のときね」

と話し始めてすぐ

「あ、ちがうわ。」

となにか否定。話そうと思ったこととなんか違ったらしい。

「最初加瀬さんが自分でやりやすいフリ作って。そんな簡単なことやったらあかん!

まちがってもいいから(むずかしくても)がんばってやるのが大事だからって振り付けの人に頼んだら、えーっていうのできてきて。

でも間違っても愛嬌、と思えるようになった」

と振り付けのお話。

「音楽劇の練習でちょこっとふざけてやったこと(ツイストっぽいの)を南流石さんに『それいきましょう!沢田さん、毎回それできますか?』って。」

と、話してるうちに

「思い出した!」と嬉しそうなジュリー。最初に話そうと思っていたこと思い出せたみたい?

「勝手にしやがれの時、東京音楽学院の部屋借りて振り付けしようと思ってやったら・・全然できなかった。

よっぽど僕にはそういう才能ないんだなって。だから僕のは踊りじゃないのね。

・・・雰囲気?」

これには会場爆笑。

「歌は、ここのところ楽に歌えるようにもなったけど、どっちかというとがんばって歌うほうだから。

ステージでもみなさんには走ってるようには見えないかもしれないけど走ってみたり。

ああいうの、振り付けの人は考えないのよ。

ここでこう(手足のばしたりいろいろやって)やるのが踊りなんやろね。

僕のはなんていうんでしょうね?・・・雰囲気?」

トークも冴えてます!もう笑いすぎちゃう。

「渡り鳥はぐれ鳥のとき・・(とここで一節歌ってくれましたラッキー)いやもう歌詞も忘れちゃったけど、

『一生懸命歌いすぎる。それじゃ見てる人が疲れちゃうって』 そんなん言われてもなぁ。

また年取ってがんばってると「え~っ?69歳に見えなぁい」(なんかギャルっぽい言い方)とかね

また自慢話やw」

とトークも絶好調うう!かわいい~~


ってところですみません、続きますー。

コメント (4)
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