きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

1987年 ANZUCHI  当時の記事

2017-03-10 01:51:12 | ジュリー 劇

 

ジュリーライブツアー日程・・本日は届かず

けど、早速アップしてくださってる方もいて ありがたや~と見てまいりました。

前半・後半・・と言いつつ、その間に休みがあるわけではないのね。

なんかめっちゃ忙しいスケジュール。66公演と聞いてはいたけど・・改めてみるとすごく多いし、期間長いわ~っ!

69歳のスケジュールとは思えない働きぶり。ジュリーさま、すごいです。

明日、手元に届いたらしっかり場所を確認して検討しなくてはー。


 

ってことで、とりあえず昨日の続き!

続ANZUCHI祭り~

ジュリ友さまご提供の当時の雑誌記事アップいたします~。

Tさん、ありがとうございますー

 

見開き記事のこちらはザ・テレビジョン1987年10月のもの

きゃー

大きくしますー。

文字が小さめだけど読めますでしょうか?

 

天狗様なジュリーそして目隠しジュリーとあんみつ姫ジュリーまで

どれも妖しく綺麗~

とくに目隠し、超色っぽい

 

さらに・・

こちらは雑誌名は不明だそうです。

「野郎歌舞伎」っぽいけど「男っぽいにおいプンプン」はどうかしらー。

むしろ妖しい匂いが

「作者は信雄の描出に意欲的な熱気を注いでいるため」ってw  そうでしょうともー。

 

さらにもうひとつ。

こちらは写真が大きいです。うれしい~

 

信雄さまファッションショー

「魔性の副主人公」って、これ信雄が主人公ではないの?

で、「中世的な雰囲気を~褒められてよいだろう」とか「歌手を廃業して役者に・・」とかかなり上から目線~の論評にむかっとしますが

まぁ評論家っていうのはそういうものかとあきらめて・・

とにかく、すご~く褒めてるのよね?

「今、歌舞伎界にさえこれだけの妖しい魅力をかもしだせる役者はいない。」

ほほほ そうでしょうとも~。

 

総じてとても好評だし、再演を期待する声が高かったようですが実現ならず・・だったのですねぇ。

キャストが豪華すぎてスケジュールが難しかったのでしょうか。

でも、そのころだからこそ!の最高のキャスティングが実現した一期一会のお芝居だったのかもしれません。

ほかのひとで再演という手もあっただろうけれど・・・う~ん、ほかの役はともかく信雄役は

ジュリー以外でぴったりくる人なんて思い浮かばないものねぇ。

市川さんはジュリーありきで描かれたのでしょうから、これはもうほかの人には無理~。

 

1987年の「ANZUCHI」、ここが「音楽劇」の原点だったのですね。

以後毎年音楽劇を演じていくことになる・・

1988年が「ドン・ジョバンニ」(これも映像がないですよねー。見たいなぁ)

1989年にはACTシリーズ1作目「クルト・ワイル」上演!スーパーオペラ「海光」もこの年に上演されてるし。

その後続々と「漂泊者のアリア」「三文オペラ」「ザ・近松」「異邦人」「フィガロの結婚」。

さらに毎年のACTシリーズが10作まで、そのあとは音楽劇シリーズ・・

そうやってずーっと続いてきた音楽劇が今年の「大悪名」でほんとうに幕を閉じるんですね。

 

あぁ そう考えるとすごい歴史だわー。


 

 

最後に、プリンツに載っていたANZUCHIこぼれ話を付け足しておきます。

>この舞台初日のカーテンコールの最後に登場し、衣装に足を取られてコケてしまったジュリーに

演出家・加藤直がボソッとひとこと「さすがだね・・」。

そうして初日以来毎回それをやらなくてはいけなくなってしまったというエピソードが。

 

よほど魅惑的なコケ方だったのでしょうね



長くなりましたが とりあえず祭り終了~。

 

コメント (4)
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