きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

映画館で魔界転生~4

2016-09-09 23:11:59 | ジュリー 映画

本日は宮城県東京エレクトロンホールにてライブのジュリーさま

天候・交通事情は大丈夫だったのでしょうか?

この日をお待ちかね~の皆様、楽しまれますように

 

 

さ~て、だいぶ間が空いてしまいまして。

新宿の「角川映画祭」はとっくに終わってしまったんですが・・

なのでちょっと題名あらため 「映画館で魔界転生」 ってことで進めさせていただきますー。

 

地獄篇第二歌

 

肥後の国熊本・・霧の立ち込める冷たい墓所で唱えられるあやしの呪文

 

低めの声でつぶやかれる呪文。 しかしこれがまたよいお声で震えます・・

キターーッ 超絶美貌の四郎様 降臨

お衣装もあらため ジュサブローさんのお人形としっかりおそろい。艶やかな若衆姿

お顔が美しいのはもちろん、やはり「手」!呪いをかけるこのポーズ、細い指の美しさが際立ちます。

「エロイムエッサイム我は求め訴える くわぁ~~~っ!!」

ちょっとワイルドなお顔も好きよん

呪文により現れた朽ち果てた姿の細川ガラシャ様の霊?

関が原の戦いは1600年なので37年前に亡くなってます。

魔界衆最初の仲間として引き抜くため冥界をさまよっていた霊を呼び出したのね。

 

地獄篇第二歌は生前のガラシャ様エピソードが軸です。

夫を愛しながらも神を敬い、そのことで夫婦仲がうまくいかず・・関が原の折に人質として置かれた屋敷で

自害・・ではなく家臣の手によって介錯され凄惨な最期。

ガラシャさまを「お方様」と敬称で呼ぶ四郎様ですが、彼女の思い残した欲望・・女として愛する人と

ラブラブしたかったという本音をずばずば暴き、そのことでプライドを傷つけられたガラシャ様が怒り

「おのれーその口、引き裂いてくれようか!!」とタマズサが怨霊~のごとく暴れだすと

「鎮まられよ!お方様」と、敬称で呼びつつどすの利いたお声でびしっと命令。

あぁこの「何様・俺様・四郎様」な感じがたまりませんのぉ。

ガラシャ様、この迫力におのれの欲望を認め、この世に残した未練を認めて「口惜しや」と泣き崩れ・・
 
「そなたに(私の願望をかなえることが)できるのか?」とすがられ、意外にあっさりと魔界転生の術~
 
美しい姿に蘇ったガラシャ様、ご満悦
 
 
「そして今ひとつ教えてたもれ。わらわは誠に美しゅう見えるか?」と伏目でたずねるお方様に
 
 
「類まれのうお美しゅうございます」 きりっ

 
あぁ!もう~~ 四郎さまったら!!!
 
類まれなくお美しいのはどこのだれよりご自分ですよー
 
(と、わかっていての台詞だろうか?)
 
ガラシャ様はこれですっかり懐いてしまわれました。
 
さすが四郎様!女を堕とすのは不本意かもしれませんがあっさり攻略。


 
この映画の制作時、40日間四郎様になりきりで撮影されたジュリー。
 
メイクの具合が薄化粧だったりめっちゃ派手になったりシーンによってけっこう差があります。
 
撮影後半になるほどおどろどろしくなったとか。
 
地獄篇第二歌はちょうどいいぐらいの出来上がりでは?
 
どれもお美しいけどねー。
 


次は阿蘇に向かいますー。
 
 
 
 
明日は「夢二」鑑賞に参ります。
 
早く寝なくちゃ~。
コメント (4)
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