カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

キノコ曲演奏動画・探索の旅⑦

2021年10月23日 | ファミコンBGM
もしもビクトリーランが FC 版で発売されたら、こんなサウンドになる?(セッティング・エンディング)

   ~~~シリーズ物です。最初から読む~~~ 
 ペクチンさん、という方の作品をご紹介します。PCエンジンのソフト「ビクトリーラン」BGMを打ち込んで自動演奏させてますが、音色が原曲と違いますね。ファミコン音源(PSG)を鳴らしているようです。なかなか独特な切り口でハッとします。
しかも注意深く聞くと微妙に原曲からアレンジされていることがわかります。この違い、なんだかわかりますか?シンキングターイム・スタート! … … … 考え中 … … … 考え中 … … … 考え中 … … … ハイ。そこまで。え?わからない?んー。しょうがない。ヒントを出しましょう。「PCエンジン」と「ファミコン」の仕様の違いに関係あります。仕様だけにしょうがない、なんてね。いひひ。あれ?もう帰る?いやいやそんな事言わないでクイズに答えてってくださいよ。ね?気を取り直して。え?わかった?はいそれでは答えをどうぞ。
その通り!「PCエンジンは4和音+2ノイズ(もしくは6和音)鳴らせるけど、ファミコンは3和音+1ノイズしか鳴らせないから、音数を減らすアレンジが必要になる」でした。お見事!
というワケで実は「4音の曲を3音に削る」アレンジは相当難しい部分があるんですが、ペクチンさんの作品を聞くと「とても自然な感じ」にすんなりと耳に入ってきます。そして私がよく使うインチキ手法「人間の耳の錯覚を利用する」さくせんも取り入れていらっしゃる。感服いたしました。
とても楽しませていただきました。ペクチンさん、意欲的な作品ありがとうございました。
  ~~~ その⑧へ続く ~~~
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