カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

Disc-2 #11「Hector Cathedral」

2019年03月17日 | タケちゃん健ちゃん
 Hector'87 History 3/5 のBGMをほぼ原曲のままの構成で演奏しています。この曲はワタシの作品の中では曲調が異色でして、ディミニッシュ・スケールを多用したバロック調になっています。国本作品の中で言えば暗く、厳格、ストイックな方の部類ですよね。 自分の勝手なイメージだと文系というより理系寄り、女性的というよりは男性的…そう考えていったら主旋律担当楽器はチェロがぴったり当てはまるのでした。しかもNJBPにはイケてる男性チェリストがいらっしゃるではありませんか。
《パーソネル》
神野洋平 (Chello) from NJBP (新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団)
滝澤博之 (Drums)
・キノコ国本剛章 (Bass)
マツケん (Keyboard,Mix)
 神野さんは「かんの」と読みます。 昨日開催された「ゲームミュージックSALUTE3」にはNJBPストリング・カルテットの一員としてご出演いただきました。キノコさん、主催者特権をブンブン振りかざしてリハーサルは奏者の至近距離でじっくり聴かせていただいたんですが、奏者の2メートル前で聴く弦楽四重奏はシビレますね。「聴く」というよりは「浴びる」。いや、「パンチをもらう」感じですね。神野さんのボウイングが時に荒々しく「これでもくらえ!」と言わんばかりにノイズを混ぜてくるんですが、このバイブレーションが床を伝わってキノコさんの足を通って、ケツを経由して腹にズシンと届く。いやータマラんです。 ごきげんWCDのレコーディングの際も、低域を強めにボウイングする部分の迫力をできるだけ忠実に収録しようと、がんばったつもりです。お楽しみいただければ幸いです。
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