カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

CD「カトケン」の感想文にカンゲキ

2021年03月20日 | カトちゃん&ケンちゃん
 FacdBookに掲載された「みずかげれおな」さんのCD感想文に大感動しました。ご本人の許可をいただきましたので天才もとい転載させていただきます。

> 早いもので、志村けんさんが突然旅立ってしまってから、もうすぐ1年になろうとしています。あまりに突然のお別れで、まだぽっかりと心に穴が空いたままですが、志村けんさん、そして懐かしいあの時代、あの番組を偲びつつ、このCDに耳を傾けてみました。
TBSの「8時だよ!全員集合 」の後番組として始まった「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」。その中のワンコーナーの探偵物語をモチーフにしたテレビゲームが、昔PCエンジンというゲーム機で出ていたのは1987年のこと。
こちらのCDはその音楽がオリジナル版とアレンジ版ともに収録されています。
「空」のアレンジが多数収録されているのは、天国の志村けんさんを追悼する気持ちが込められているように思います。
音楽を手掛けた国本剛章さんは、ファミコンの迷宮組曲や、チャレンジャーなどハドソンのゲーム音楽の名曲を数々手掛けてきました。
コミカルなフレーズと、ダンディなフレーズとのバランスの良さはカトケンのイメージにピッタリ。アレンジ版によく耳を傾けると、ドリフターズ時代からの音楽ネタにも気がつきます。
2曲目のアレンジを聴くと、「地下2」のベースに「ズンドコ節」のフレーズが盛り込まれているのがわかりやすかったり
4曲目 Ken Only knows では「空」のステージ曲に「変なおじさん」(元メロディは沖縄の「ハイサイおじさん」?)のフレーズが絡ませてあったりと。
作曲者やアレンジャーさんのドリフ愛や志村けんさんへの愛を音色からも感じとることができます。
ジャケットカバーには小さく国本さんの似顔絵部分もありますが、よくみるとその手には「だいじょうぶだぁ」の三連太鼓が。
あまりの懐かしさに別の意味でもつい目頭が熱くなってしまいましたが、ブックレットの終わりに収められた「志村けんの木」の元で佇む国本さんのスナップ写真をみて二度泣き。
ゲーム音楽ファンならずとも、ぜひこの機会に聴いて頂いたい作品です。

 ここまでCDを聞きこんでくださる方がいらっしゃるなんて、本当にうれしいです。収録された音源制作者の皆さんともこの感想文を共有したいです。「みずかげれおな」さん、ありがとうございました♪
コメント
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